森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

The Lion and Gazelle MAGLITE社のロゴ

2011-04-10 11:12:59 | デフォ


あの日から4週間が経ちました。

木曜日の深夜には再び震度6強の地震がありました。
部屋のものが落ちなかった事からあの時よりは小さいとは思いつつもワイフと部屋の隅で過ぎ去るのを待ちました。

NHK仙台局からの映像をみていると変電所、又は送電線が切れたと思われる閃光があがると、町の灯りがブロック毎に落ちていくのが見えました。

経済活動再開に向け動き始めていた矢先の東北地方の停電。
関係者にとっては落胆とやりきれない気持ちだったと思います。

しかし、こんな状況でも前に進もうとする企業。
大手製造業は数ヶ月で震災前のレベルまでに復帰しようとロードマップを掲げています。
頭を抱えてしまいそうな難しい状況ですが、なんとかモノを作り、サービスを生み、それを購入してもらおうと企業は躍起になっています。

一方では。。

出荷解除になっても購入されない商品。
自粛から廃業を余儀なくされるサービス業。
特定地域の人への差別的な行為。

企業が頑張っているのに、我々がこんな状況ではあまり良くないですね。

森のなかまも、物を作って仕事をしていますが、家に帰れば誰かから何かを買う人になります。

作ってくれる人、商いしてくれる人がいるから、我々は物を買える。
買わなければ作ってくれる人、商いしてくれる人もいなくなってしまいます。

自分では菜の花、ほうれん草、キャベツは作れませんし、季節の切り花だって栽培できませんもんね。

なんだか森のなかまらしからぬ、ブログっぽいブログになってしまいました(笑)。。

さて冒頭の写真ですがMAGLITE社のロゴです。
私が製品を買えなかった頃には無かったようですが、最近の製品にはこのマークが入っています。

最初は本社がある州の形を表しているのかなと思いました。でも白抜きされている箇所があるので恐らく違うのでしょう。

そうこうすると、プレデターの頭を横から見たような感じにも見えるし、Star Wars低国軍のTroopersにも見えます。
でも企業ロゴにそのイメージを採用するのかな?アメリカだったらあるかな(笑)。。

ワイフに「何に見える?」と見せたところ。。。
「ウーパールーパがエビ反りしてシッポが前にクネンと前に来ている」
この人と結婚してよかったと思う時です(笑)。

今回は手こずりましたがネットで同じような事を考えている人を見つけました。

What is the Maglite logo?

そこから、灯台下暗し、MAGLITE社の会社案内にそれらしきが出ているとの事。。

The Lion & Gazelle

アフリカの諺を引用しているのでありました。
例によって英語なのですが、諺ならネットに邦訳が沢山あります。数あるなかから解釈がないものを選んでみました。

心に残る名言集

有名な諺らしく、多くの方が翻訳、引用されていました。

リンク先をクリックしないと話が進まないので、概説を。。

一番早いライオンよりも速く走らなければ食べられてしまうガゼル。
一番遅いガゼルよりも早く走らなければ飢え死にしてしまうライオン。
どちらも、早く走らなければ生きていけない。
だから、ライオンに生まれようが、ガゼルに生まれようが朝になったら昨日より早く走れなければ生きていけない事に変わりはない。

という事から、捕食者の頂点でもあるライオンでもなく、捕食者から逃げ切るガゼルでもない「二つが合わさったもの」がMAGLITE社のロゴだろうと思われます。

「我々はある時はガゼルでもありライオンでもあり、そしてある時はガゼルでもライオンでもない」

なかなか謎めいたロゴと凄い諺を会社案内に掲げていると思います。

若い頃だと、こういうスローガンを見ると「競争の象徴。企業とは立ち止まる事ができない拡大指向だけの。。」という考えになってしまったものです(笑)。

実際ガムシャラに走るだけでは良くない時だってあります。
お腹がいっぱいの時、周囲に危険が無い時は立ち止まってゆっくりと力を温存した方がよいでしょう。
ただ走り続けるのでは到達しないような何かを見いだす事だってあります。

でも、本当にお腹が空いる時、身に危険が迫っている時に立ち止まるのは生きるのを止めることなのだと思います。

立ち止まっていればライオンに食べられてしまうガゼルになるか、ガゼルに逃げられてしまうライオンになってしまうのです。

消費者としての我々が、企業や生産者だけにガゼルとライオンの両方の役割を任せる事はできないのだと思います。

ちょっと疲れているんだったら休みましょう。
でも、どのみち一緒に走るしかないんです。走れなくなるまで止まっていてはいけません。

我々は少し長く立ち止まり過ぎているようですが、今なら昔のように走れるのだと思います。

MAGLITE社のロゴについて調べていたらこんな事を考えていました。

P.S.

久しぶりにフラッシュライトを2本紹介しようと写真のリサイズまでしていたのですが、書き出したらこんなかんじになってしまいました。
少し気が滅入っているのかもしれません。
申し訳ない。

MAGLITE繋がりということで、最近見つけたMAGLITE社の面白いビデオを紹介したいと思います。

the dark side, Mag-lite

地上から月を見上げると、月面を歩く宇宙飛行士のものと思われるフラッシュライトの軌跡浮かび上がります。。

配光を見るとスポットやワイドに切り替えていたりと芸が細かい(笑)。同社の配光はダークリングといって暗い輪ができてしまうところまで、しっかり表現しているのは意外でしたが、こんなに誇大広告をシレっとまとめてくるのは素晴らしいと思いました。

誇大なところは置いておいて(笑)、こういう明るさは見習わないといけないですね。

それでは。
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