森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

楽しきかなハープ調整の道具達

2010-05-29 22:21:29 | 道具
文字ばかり書いていたら疲れました。。
調整の前に、楽しい道具を紹介します。


お気に入りの道具を玄人っぽくロールケースに入れています。カックいいでしょ?気分が盛り上がるだけでもモチベーションがあがります(購入までに半年以上迷いました)。slip-on(snaponじゃないよ)の製品です茶色に見えますがナチュラル。最初はアイボリーみたいな色が2ヶ月もせずにここまで色気付きました(ぽっ)。先々楽しみです。

広げるとこんな感じです。

前に紹介したPBの精密ドライバPozi#1,プラス#1,マイナス#1等が入ってます(うふふ)。


これらが私がGap調整に使っている道具達です。

1.ThicknessGauage
 隙間を計るための道具ですね。ホームセンタで400円位でした。私の買ったもので一番薄いのは0.04mmでした。色々なサイズのものが入っています。もう少し高いのであれば、ネジを外してバラで使えるようなものがあります(STAHLWILLEとか使ってみたいねぇい)。
 薄い物はエンボスし過ぎた時にスリットとリードの間に差し込んでゴシゴシすると、リードに触れてしまった箇所をならしたりに使います(もう少し先の話だなぁ)

0.04mmはこんな風に使っています(overblow.comのTinusさんのビデオを見て成る程と思いました)ちなみにエンボス中なのでリードがあり得ないほどにスロットにめり込んでいますね。マイガー!。

 厚い物は下にあるヘラの代用に使えます(LeeOscarのキットには0.203mm(0.008inch)が入っていました)。

2.スパナ
 【MS2-032】 KTC コンビネーションレンチ 3.2mm
 【S2-05507】 KTC 両口スパナ 5.5x7mm
 3.2mmはHohnerのリードレンチとしても使えますが、主にリードをマッサージする時に使用しています。
以前紹介したKinya PollardさんのThe Tao of Harmonica Customizingで紹介されていた「Brass flat strip .064 x ½" x 6"」の棒の代わりです。両口のものは異なるアールが得られるのでリードを反らせる時に使い分けています。また、エンボス時にも音叉と使い分けています。

 「KTC」車好きにきくと「ブランド品だねぇ」と一言。確かにちょっとお高めなので別にKTCでなくても良いのですがメッキが綺麗なのでリードを相手にこするには良いです。

リンク先には私の長ったらしいレビューがありますが、気に入らなければ見なければ見ない方が良いです。また単にこのお店が好きなだけなんでアフェリエイトとかは関係ないです(別に個人でやっているんだからアフェリエイトとかでも良いんですがね。なんとなく)。

3.ヘラ(スクレイパー、ケレン)
 近所のホームセンタで400円ぐらいで購入。塗装を剥がすスクレイパー等の所にありました。
 厚さがテーパーになっていて計ってみたところ先端部が0.02Xmmでブレード自体は0.25mmでした(Kinyaさんのところでは0.002inch=0.05mmとかかれていたのでまぁ似たようなもんでしょう)。
 私がGap調整を行う際は、必ずこのヘラがリードとスリットの間に入るようにしています。#10の穴ではもう少し薄くても良いかなと思います(先端部を研げばよいんですが面倒なのでやっていません)。
なおKinyaさんはGapを0.05mmまでにしろとは言っていません。あくまでもGapやチューニング時にリードを保持するために使用するとしか書いていませんので念のために。。

 先に説明したThicknessGaugeでも代用できますが、柄が付いているので作業がし易いのでこちらを使用しています。

4.ReedLifter
 写真はSuzukiのものです。ツールキット単体ではなく豪華なSUZUKI 10HC-12(10Holesケース)を買ったら付いていました(というかこのReedLifterが欲しかったので買ったという話も)。
 LeeOscarのReadLifterは先が尖っているのですが、Suzukiのはそのままリードをナデナデできるようになっているのでかなりお気に入りです。

Suzukiばっかり贔屓でだしてLeeOscarの写真もだせよっ!すみません写真撮り忘れました。。

LeeOscarのは先が尖っているだけにクロマチックの調整をする時にバルブをかき分けてスロット内に入れるのが楽だったりするのでどちらも手放せません。
どちらもカギ状では無い方はヘラになっています。plinking(リードを「べいーん」と弾いてリードを落ち着かせる作業)などでも使えます。LeeOscarのものは楔状になっているので効率よくGapを上げるのにも良いですね。

作ろうと思えば作れるしろものですが、なかなか良く出来ているものなのでハーモニカメーカに少しでも潤ってもらうためにも余裕があれば両方購入できるとよいですね(消耗品ではありませんがバラ売りしてくれれば数本欲しいところです)。
ちなみにSUZUKI 10HC-12は定価9,450円(高価ですね)。一方Suzuki ハーモニカ修理工具セットは3,675円で差額が5775円。まぁ、ケース付属のツールはLifter、ヤスリ1本、プラスドライバだけですが。。

とは言えバラ売りされていないので購入にはキツイ時もあるでしょう。その時はゼムクリップやヘアピンをL字に曲げて代用すれば良いでしょう。ヘアピンは先端が丸くてリードに傷をつけ難いのでよく使っていました(スリットとリードの間に挟んでしまう厄介ですが)。

5.音叉(Folk)
 Gap調整では使いませんが(スパナが無い時はこれで代用していました)エンボスの時に使用します。チューニング用には殆ど使いません。もっぱら電子チューナ(今は安くて良い物がいっぱいありますね)です。

さて道具の紹介でしたが、いずれも代用品や、より良いものがあるかと思います。私も常に何かないか探しています。
こんなものがあるよと教えて頂けたら幸いです。

最後に。。最近赤丸急上昇で大人気(私的に)のグッズです。

いでよっ!でんでんくーん!

呼ばれて出ましたじゃじゃじゃ~ん(古)

マイティブライト/譜面台ライト Xtraflex Duet 2
マイティブライト/譜面台ライト Xtraflex用オプション Light Cradle (ライトクレードル)

YamahaTradingが取り扱う譜面台ライトです。最新式のLED4灯モデルです。
譜面に挟めるようにクリップがついていますが、専用のクレドール(別売)に合体することで、卓上用に早変わり(無くても卓上使用できますが安定が悪いのです)。

ハープの調整作業は結構細かいのです。また私は台所のテーブルで作業するので思ったような配光にならず結構つらいので手頃な灯をさがしていたのでした。
そんなの、読書灯でよいんでないの?と思われるでしょう。
実際使ってみると電源コードを取り回したりしないといけませんし、何よりもブラスが光を反射して眩しいし、狭いテーブルの上で結構じゃまなのです。

一時期LED懐中電灯を適当なフレキシブルホルダ(「せぼね君」というものとか)につけて使っていたのですが、懐中電灯の配光は拡散光のモデルでも真ん中が遠くを照らすようにホットスポットというものがあるようで使い勝手が今ひとつでした(また最近はルーメン(明るさ)競争ばかりで気が変になりそうなくらい明るい。手元作業用として5-10ルーメンのラインナップも充実して欲しいよな)。

ところが、この「でんでん」くん(なんとなくでんでん虫ににていることからかみさん命名)、非常にフラットな配光でムラがありません。
触覚は自由に動くフレキシブルですので、あっちにホイっ、こっちにホイっと思うままです。

二つの触覚の頭にClickスイッチがあり、それぞれ1Clickで2灯、もう一回Clickで1光、もう一回で消灯となります(ちょっと面倒)。

肝心の明るさですが眩しすぎず丁度良いです(減光できるますしね)。
単4電池4本で20時間以上なのでEneloopを使えば気にせずガンガン使用できます(アダプタ用の穴はありますがアダプタは国内では取り扱っていないようです。私的にはコードレスで使いたいので全く問題ないですしEneloopという強い味方がいますんで)。

僅かに青い白いCoolWhiteですが、できればもう少し色温度が低いと良いのですが一頃のLEDのように「いやぁー真っ青でんな」ということはありません。

取り回し、お値段、ライフタイムを考えると結構バランスの取れたものかと思われます。

ちなみにクレドールは本体購入後、楽天の「あなたへのおすすめ商品」で知りました(こんなサービスがある事自体しらんかったです)。小額品なので宅配便はなんだよなぁとお店に問い合わせたら「メール便できますよぉ~」という返事。
嬉しくなっちゃいますね。

これを使うようになってから多少目の疲れが減ったようです。

しかし、お気に入りや、好きなモノについて書くのは楽しいですね。

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