森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

くしゃくしゃコンパクトなキズミホルダー

2023-04-30 20:21:07 | 道具
秘密諜報部員新型兵装資材科の人が使ってそう。。。

追記:
アイルーペはものすごく特殊なルーペです。近くが見えないなどであれば、シニアグラス(老眼鏡)や、手芸やPC作業を行うのであれば、リーディンググラス、ハズキルーペ(一番低倍率を愛用しています)を使うのが良いと思います。

ルーペの基礎的な知識については、メーカーのホームページやパンフレットを見るのが良いかと思います。エッシェンバッハのカタログ(PDF)とかみているだけで楽しいです。

また、最近、随分参考にさせて頂いたページを紹介させて頂きます。

見えにくいなら、工夫しちゃおう

ロービジョンの方が運営されているページなのですが、「あぁ、なるほど」と思うところがたくさんあります。森のなかまも、色々工夫をしてみたいと思うのであります。では!


人並みに近くが見えない、小ちゃいものが見えなくなってきています。見なければ良いのですが、見たいからには仕方がありません。

時計屋組み立ての技能者が使うイメージがある、目にパコッと嵌(は)めるルーペ。キズミ、アイルーペなどというもそうです。嵌めると言っても、顔の筋肉でヨイョと抑え込むようなものです。うまく嵌められそうにないので、これまで敬遠していました。

何気なくネットをプラプラみていると、エッシェンバッハのものが、やたらに軽く、鏡筒も短く、視野が広いらしいので、試しに5倍のものを購入したところ、ホントにやたらに軽い。。しかも5倍なのに思っていたほど歪みも少なく、視野も広い。そして、あっさりパカッと嵌りました。

ちなみに、エッシェンバッハのものは、偉く高価です。1/5くらいの価格で良いものもあるようですが、やたら軽いやつで、使いこなせないなら、諦めもつくだろうと奮発しました。


体から発する蒸気で雲りにくいように、穴が空いています。空いていないものは自分で穴を開けたりすることが、割と普通に行われるようなので、手間が省けるというわけです。


GR3xの鏡筒にペコんと置いてみます。


GR3xのマクロで寄れるところまで寄ってみて、カメラ内のクロッピングを最大にすると、これくらいに写ります。
先日、電池とベルトを交換して、風防をシャカシャカ磨いたSwatchです。クロノの文字盤がオフセットしているのが面白いです。


5倍ルーペをつけるとこれくらいになります。カメラ内のマクロモードではピントはあわず、ノーマルに戻して、被写体に3ー5センチくらいまで寄って、初めてピントが合います。光軸もずれるで、画質も甘くなりますので、写真用途であれば、カメラ用のクローズアップレンズを使うべきですが、なかなかびっくりです。

肉眼だとクッキリ。しかも、ハンズフリーで見られるので。。。

あれもできるし、これもできる

などと中学2年生の夏休みのような気分になります。


こちら、どうやって使うものかわからなかったので、一緒に購入してみたホルダーです。キズミホルダー、アイルーペホルダーというそうです。ピアノ線のような硬さで、バネのように復元力があります。

ルーペをはめて、バンドを拡げて、目のあたりにペコッとすると、力を入れずにずーっと嵌めていられます。これは、とても便利で、快適です。
個人差はあるかと思いますが、慣れていない素人ゆえ、軽いはずのエッシェンバッハでも、1分以上使うなら、是非とも用意したいところです。

一緒に購入しておいて良かった。と思います。が。。。
結構お値段もしますし、ルーペ自体の脱着が結構手間なのと、何気に置き場に困ります。

なんだか、楽しい課題を見つけたようです。寝る前の数分を数回重ねて、脳内で試作品を作ってみて、こんなふうにしてみました。


フィッシャーマンズノット(テグス結び)をするだけです。左上の方は、長さの調整ができるように、平結びでスライダーを作っていますが、結びの微調整をしなが結べば、もっとシンプルになります。


スライドする部分にルーペを入れて、紐を引っ張るだけです。眼帯と同じように目にあてれば、ルーペが固定されます。

首から下げられたら便利だなぁと思ったのですが、摩擦だけで止まっているので、プラーンとさせると、軽いはずのエッシェンバッハでも、コロコロと落ちてしまいました。ヒモにゴム管を被せるなどの工夫をしたり、専用のマウントを作れば改善されるのかもしれません。


ワイヤーのホルダーは、不要な時にスッとどかせるところが便利なんだと思います。こちらの紐式の美徳といえば、なんといってもタイトルの通り、コンパクトにまとめられるところでしょうか。金属のパーツをつかっていないので、レンズと一緒にしまっても、あまり気を使う必要がないのも良いかもしれません。

今回、紐には2.4mmのタクティカルコードを90センチ。中の芯を抜いたものを使用しました。スライダーように、お尻を延長したので90センチだと、もう少し余裕を見た方がよかったかもしれません。1m単位に切り売りしてくれるところがあるので、色んなカラーを試してみたい方は、こちらで探してみてください

ちなみに、一度だけリアルに試作を行いました。その時は4mmのパラコードを使いましたが、特に問題はありませんでした。パラコードである必要もありません。お好みでどうぞ。


ホルダーとは関係ないのですが、こんなふうに5倍、3倍を直列にすると更に大きく見ることができました。順番を逆にするとピントが合いにくくなります。理屈は、寝る前に考えましょう。。。

随分、勿体をつけたような紹介で、拍子抜けするような内容で申し訳ありません。当たり前のようにやられている方には「いまさら」感があるかと思いますが、意外にシンプルな方法にたどり着けたのと、単に嬉しかったので引っ張ってしまいました。

それでは!

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