またもやEigerでありますが、ライトがお好きであればお付合い下さいませ。
人によっては3連休でしたがいかがお過ごしでしたでしょうか。
ワイフは例によってお仕事がありましたので森のなかまは一人、男の子の冒険をしてこようかと思ったのですが、急な雨があったりとインドア好青年を決め込み「森のなかまスタジオ」を組み立てるのでありました。
冒頭の写真でもお分かりのように「ライト」であります。しかも、今回のトピックは「電池」であります!
ライト自体がマニアックな上に、更に話題が「電池」となればもう何です(笑)。
かといって、それほど突っ込んでいません!!(笑)
いつも通り「こんな世界があるんだなぁ」程度にご覧下さいませ。
マニアックなリチウムイオン充電池。。ペタリンしたシールが最初からデザインされているように馴染んだのがチョットうれしい(笑)。。
灰色の電池が単3電池とほぼ同じサイズで3.6V 900,Ahの「14500」というリチウムイオン充電池です。プロテクトなし「あり」です。
水色の「パンダ」と「うさぎ」さんのシールが張ってあるのが単4電池と同じサイズで3.6V 500mAhの「10440」というリチウムイオン充電池電池です。プロテクトあり「なし」です。
そして白と緑でペンちゃん親子のシールが張ってあるのがCR123A互換のLFP123Aというリチウムイオン充電池です。
「10440」の数字は直径「10mm」長さ「44mm」と外寸を表す数字となっています。「14500」も同様です。分かってしまえば何なのですが、分からないと何ですよね(結局何が言いたい?)。
10440, 14500は普通の単3単4機器に入れる事ができますが、電圧が違いますので対応していない機器に入れれば間違いなく機器を壊してしまうでしょう。
「ところでさ、なんで可愛いシールはってんの?」
おっしゃる通り。。。40を過ぎたおじさんが何を馬鹿な事をとお思いかと思います。ごもっともで。。ご指摘通り90%以上は「張ったら楽しいだろうなぁ」と思っただけなのですが。。
面倒なので詳細はWikiを見て頂くとして(笑)。。今はそれほど影響はありませんが充電池にはメモリ効果(ニッカドやニッケル水素)やら過放電、過充電等の問題があり、個体を把握しておくのは結構重要であります。
また2本以上を直列に繋いで使用する場合は電池のコンディションの悪い方に引っ張られたり、必要以上に一方が頑張り過ぎて過放電してしまったりと大変です。
特にリチウムイオン電池は特定の電圧を割り込むと充電が出来なくなったり、低電圧での使用は発火、爆発に繋がる事があります。
ケータイやパソコンでは機器が電圧を監視していますので特に危険はありませんが、今回購入した10440のようにプロテクト機構が入っていないものは使用者自身が電圧を監視しないといけません。
なので、個体を識別し、電圧を管理することが必要になります。これが出来ないようであればリチウム充電池には手を出さない方が良いです。いや。。出してはいけません。
。。。。ってあれ?。。家にテスターが無いです。。。これはマズいです。。非常にマズいです。。
ということで急遽ネットを検索したところ、送料込みで700円程度でデジタル式テスターが買えてしまいました。どうかしています。
こういった可愛いシールを見つけるとどうも見過ごせないようです。店頭であれこれ迷えばよいのですが、シャイな40代以上の男子はネットでゆっくり購入することもできますよ。
「ワンポイントシール マインドウェイブ通販サイト」
こういう楽しいものを女子中高生だけのものにしておくのは勿体ないです(笑)。
夢見る中高年男子よ。。さぁ、我々も楽しむんだっ!
失礼しました。。では続けます。。
「Eiger High-CRI」に10440を入れてみます。
左から1AAA, 2AAA, 10440です。
ほぼ2AAAか、ちょっと明るいぐらいなのですが1AAAサイズからこの光が叩きだされるのは驚きであります。
「このライト凄く見易いね」と夜道でワイフが言います。
「さすが、ライトマニアの妻だねぇ」
「明るいところと暗いところのつなぎ目がなくて見易い」
拡散光なのですがパワフルなのか足下だけではなく屋外での中距離にも効果的です。これはとても良いです。
「あれ、何で消すの?点けてよぉ。。」
「ちょっと特殊でね。。ライトが熱くなるのよ。。」
そう。。欠点は非常に熱くなることです。単4電池でドライブするような小さいなライトをこれだけの明るさでドライブするので盛大に熱がでます。
1分も点けていると触れない程ではありませんが「ああつっ!」と感じます。
でも、この明るさと見易さは電池にシールを貼って、電圧を測ってでも使いたくなる魅力があります。
こちらは「El Captian QTC」です。14500を入れます。
左から1AA, 14500です。
渋いライトからあっというまに第一線ライトに化けてしまいました。感覚的には200ルーメンは出ているでしょうか。
これだけ明るいとQTCの存在がいい具合に効いてきます。心無しかQTCの調光もし易い時が多いように感じます。
もちろん、最大出力だとそれなりに熱くなりますが出力を絞ると熱もさほど出ず守備範囲が広い使い易いライトであります。
趣味的なライトが一気にバリ実用的になってしまい驚きであります。
思うにモーメンタリースイッチを点けたEigerは遠方投射に優れたターボヘッドを備えた「Peak LED Solutions Eiger Ultra QTC」のヘッドを付け、High-CRIのヘッドをQTC付のボディと組み合わせると夢のようなライトが2本出来上がるのではないかと思います。
こういった組み合わせを妄想できる(楽しめる)のもEigerの面白さであります。
「Surefire Z2 + YSC Amber」にLFP123Aをいれてみます。なんと、この充電池はSurefire社が自社のライトに使用を認めている充電池なんです。
なお、フィラメントバルブのライトには使用できません。
専用のチャージャー(日本国内ではPSEマーク付のACアダプターとセットで販売されます)。詳しい使用形態、ランタイムについては以下の記事が参考になるかと思います。
「LFP123AでFuryのランタイム測定」
「SUREFIRE M6LT に SF2R(LFP123A) を入れて使ってみた場合」
「SUREFIRE (シュアファイア) SF2R-KIT-01 国内仕様 充電器・充電池セット」
ランタイムこそ使い捨て電池の50%になりますが、長時間点灯を前提としないタクティカルライトで使用時間が予め分かっている場合はうってつけではないでしょうか。
地味な存在ではありますが、この充電池の登場で使ってみたいライトが俄然増えてしまい困っています。。。。使いたい放題のL4 LUMAMAX(廃盤)とか想像するだけでメラメラしてきます(笑)
さて、今一度Eigerに話を戻します。
以前「Qちゃん」の紹介で「接点不良?」と「スカウトコイル巻き」について書きましたが、後日談を書いて終わりにしたいと思います。
PEAKのモーメンタリースイッチをお使いの方であれば既に御存知かと思いますが、御存知無いようでしたら勿体ないので紹介しておきます。
「Peak LED Solutions モメンタリースイッチ クリーニング」
「やる」「やらない」は別にして知っていた方が良いです。もちろん森のなかまはクリーニングしました(笑)。とても助かりました。douguyaの店長さんに感謝であります。そしてPEAK神様にも感謝であります。
なお、エネループで接触不良を感じるような場合(ブラス製のモーメンタリースイッチ装備時?)でも10440だと「問答無用!」といった感じに何事もなく爆光を吐き出します。こういった違いが素直にでるところもPEAKの面白さの一つだと思っています。
スカウトコイル巻きですが、こんな感じで巻いています。以前は凧糸を使いましたが今回は0.5mmの「ろう引き糸」を使ってみました。
小さいけれどクリックすると大きくなります。最後に下の紐をグイッと引っ張ると輪っかが縮まって糸を固定します。考えた人はもの凄く人類に貢献されていると思います。
見てくれは何ですが、スイッチを付けてしまうとストラップを付けられない泣き所をお手軽に解消してくれます。
ヘッド側にも巻いてみたところ注射器持ちがし易くなりモーメンタリースイッチとの相性も良いのではないかと思います。暫くこのスタイルで使ってみたいと思います。。。。ますますターボヘッド付けてみたいですね(笑)
森のなかまは「結び」というのが苦手で「かた結び」「二重結び」「蝶結び」くらいしか知りません。なので随分前にこういった本を買ってみました。「善養寺ススム著 ロープワークの基本」
目次には用途別の絵が書かれていて、呆然と眺めていても自分が使いたいロープワークを見つけられます。
また、結びの解説図は分かり易いように色分けされて解説されています。可愛らしい挿絵が引き立つだけではなくカラー印刷のメリットが発揮されています。
ページの掲載に問題あるようでしたらご連絡下さい。速やかに削除いたします。
世の中的には一般的ではない制約の多い電池を使った話題でしたが如何でしたでしょうか。
小型でハイパワーというのは短時間で熱くなる欠点もあります。
モーメンタリースイッチ装備のEigerでは不用意に長時間点灯しないようにOリングが見えるくらいヘッドのネジを緩めてロックアウトしたり、シースに入れたりとチョット面倒だったりもします。
でも、長時間使いたい時には普通の電池に取替えれば良いわけですし、守るべき事は守り丁寧に取り扱えば良いわけです。道具とはそいういうものだと思います。
ただ、小さなお子さんの前に無造作に置いて目を離すような事だけは避けて下さいね。
それでは!
人によっては3連休でしたがいかがお過ごしでしたでしょうか。
ワイフは例によってお仕事がありましたので森のなかまは一人、男の子の冒険をしてこようかと思ったのですが、急な雨があったりとインドア好青年を決め込み「森のなかまスタジオ」を組み立てるのでありました。
冒頭の写真でもお分かりのように「ライト」であります。しかも、今回のトピックは「電池」であります!
ライト自体がマニアックな上に、更に話題が「電池」となればもう何です(笑)。
かといって、それほど突っ込んでいません!!(笑)
いつも通り「こんな世界があるんだなぁ」程度にご覧下さいませ。
マニアックなリチウムイオン充電池。。ペタリンしたシールが最初からデザインされているように馴染んだのがチョットうれしい(笑)。。
灰色の電池が単3電池とほぼ同じサイズで3.6V 900,Ahの「14500」というリチウムイオン充電池です。プロテクト
水色の「パンダ」と「うさぎ」さんのシールが張ってあるのが単4電池と同じサイズで3.6V 500mAhの「10440」というリチウムイオン充電池電池です。プロテクト
そして白と緑でペンちゃん親子のシールが張ってあるのがCR123A互換のLFP123Aというリチウムイオン充電池です。
「10440」の数字は直径「10mm」長さ「44mm」と外寸を表す数字となっています。「14500」も同様です。分かってしまえば何なのですが、分からないと何ですよね(結局何が言いたい?)。
10440, 14500は普通の単3単4機器に入れる事ができますが、電圧が違いますので対応していない機器に入れれば間違いなく機器を壊してしまうでしょう。
「ところでさ、なんで可愛いシールはってんの?」
おっしゃる通り。。。40を過ぎたおじさんが何を馬鹿な事をとお思いかと思います。ごもっともで。。ご指摘通り90%以上は「張ったら楽しいだろうなぁ」と思っただけなのですが。。
面倒なので詳細はWikiを見て頂くとして(笑)。。今はそれほど影響はありませんが充電池にはメモリ効果(ニッカドやニッケル水素)やら過放電、過充電等の問題があり、個体を把握しておくのは結構重要であります。
また2本以上を直列に繋いで使用する場合は電池のコンディションの悪い方に引っ張られたり、必要以上に一方が頑張り過ぎて過放電してしまったりと大変です。
特にリチウムイオン電池は特定の電圧を割り込むと充電が出来なくなったり、低電圧での使用は発火、爆発に繋がる事があります。
ケータイやパソコンでは機器が電圧を監視していますので特に危険はありませんが、今回購入した10440のようにプロテクト機構が入っていないものは使用者自身が電圧を監視しないといけません。
なので、個体を識別し、電圧を管理することが必要になります。これが出来ないようであればリチウム充電池には手を出さない方が良いです。いや。。出してはいけません。
。。。。ってあれ?。。家にテスターが無いです。。。これはマズいです。。非常にマズいです。。
ということで急遽ネットを検索したところ、送料込みで700円程度でデジタル式テスターが買えてしまいました。どうかしています。
こういった可愛いシールを見つけるとどうも見過ごせないようです。店頭であれこれ迷えばよいのですが、シャイな40代以上の男子はネットでゆっくり購入することもできますよ。
「ワンポイントシール マインドウェイブ通販サイト」
こういう楽しいものを女子中高生だけのものにしておくのは勿体ないです(笑)。
夢見る中高年男子よ。。さぁ、我々も楽しむんだっ!
失礼しました。。では続けます。。
「Eiger High-CRI」に10440を入れてみます。
左から1AAA, 2AAA, 10440です。
ほぼ2AAAか、ちょっと明るいぐらいなのですが1AAAサイズからこの光が叩きだされるのは驚きであります。
「このライト凄く見易いね」と夜道でワイフが言います。
「さすが、ライトマニアの妻だねぇ」
「明るいところと暗いところのつなぎ目がなくて見易い」
拡散光なのですがパワフルなのか足下だけではなく屋外での中距離にも効果的です。これはとても良いです。
「あれ、何で消すの?点けてよぉ。。」
「ちょっと特殊でね。。ライトが熱くなるのよ。。」
そう。。欠点は非常に熱くなることです。単4電池でドライブするような小さいなライトをこれだけの明るさでドライブするので盛大に熱がでます。
1分も点けていると触れない程ではありませんが「ああつっ!」と感じます。
でも、この明るさと見易さは電池にシールを貼って、電圧を測ってでも使いたくなる魅力があります。
こちらは「El Captian QTC」です。14500を入れます。
左から1AA, 14500です。
渋いライトからあっというまに第一線ライトに化けてしまいました。感覚的には200ルーメンは出ているでしょうか。
これだけ明るいとQTCの存在がいい具合に効いてきます。心無しかQTCの調光もし易い時が多いように感じます。
もちろん、最大出力だとそれなりに熱くなりますが出力を絞ると熱もさほど出ず守備範囲が広い使い易いライトであります。
趣味的なライトが一気にバリ実用的になってしまい驚きであります。
思うにモーメンタリースイッチを点けたEigerは遠方投射に優れたターボヘッドを備えた「Peak LED Solutions Eiger Ultra QTC」のヘッドを付け、High-CRIのヘッドをQTC付のボディと組み合わせると夢のようなライトが2本出来上がるのではないかと思います。
こういった組み合わせを妄想できる(楽しめる)のもEigerの面白さであります。
「Surefire Z2 + YSC Amber」にLFP123Aをいれてみます。なんと、この充電池はSurefire社が自社のライトに使用を認めている充電池なんです。
なお、フィラメントバルブのライトには使用できません。
専用のチャージャー(日本国内ではPSEマーク付のACアダプターとセットで販売されます)。詳しい使用形態、ランタイムについては以下の記事が参考になるかと思います。
「LFP123AでFuryのランタイム測定」
「SUREFIRE M6LT に SF2R(LFP123A) を入れて使ってみた場合」
「SUREFIRE (シュアファイア) SF2R-KIT-01 国内仕様 充電器・充電池セット」
ランタイムこそ使い捨て電池の50%になりますが、長時間点灯を前提としないタクティカルライトで使用時間が予め分かっている場合はうってつけではないでしょうか。
地味な存在ではありますが、この充電池の登場で使ってみたいライトが俄然増えてしまい困っています。。。。使いたい放題のL4 LUMAMAX(廃盤)とか想像するだけでメラメラしてきます(笑)
さて、今一度Eigerに話を戻します。
以前「Qちゃん」の紹介で「接点不良?」と「スカウトコイル巻き」について書きましたが、後日談を書いて終わりにしたいと思います。
PEAKのモーメンタリースイッチをお使いの方であれば既に御存知かと思いますが、御存知無いようでしたら勿体ないので紹介しておきます。
「Peak LED Solutions モメンタリースイッチ クリーニング」
「やる」「やらない」は別にして知っていた方が良いです。もちろん森のなかまはクリーニングしました(笑)。とても助かりました。douguyaの店長さんに感謝であります。そしてPEAK神様にも感謝であります。
なお、エネループで接触不良を感じるような場合(ブラス製のモーメンタリースイッチ装備時?)でも10440だと「問答無用!」といった感じに何事もなく爆光を吐き出します。こういった違いが素直にでるところもPEAKの面白さの一つだと思っています。
スカウトコイル巻きですが、こんな感じで巻いています。以前は凧糸を使いましたが今回は0.5mmの「ろう引き糸」を使ってみました。
小さいけれどクリックすると大きくなります。最後に下の紐をグイッと引っ張ると輪っかが縮まって糸を固定します。考えた人はもの凄く人類に貢献されていると思います。
見てくれは何ですが、スイッチを付けてしまうとストラップを付けられない泣き所をお手軽に解消してくれます。
ヘッド側にも巻いてみたところ注射器持ちがし易くなりモーメンタリースイッチとの相性も良いのではないかと思います。暫くこのスタイルで使ってみたいと思います。。。。ますますターボヘッド付けてみたいですね(笑)
森のなかまは「結び」というのが苦手で「かた結び」「二重結び」「蝶結び」くらいしか知りません。なので随分前にこういった本を買ってみました。「善養寺ススム著 ロープワークの基本」
目次には用途別の絵が書かれていて、呆然と眺めていても自分が使いたいロープワークを見つけられます。
また、結びの解説図は分かり易いように色分けされて解説されています。可愛らしい挿絵が引き立つだけではなくカラー印刷のメリットが発揮されています。
ページの掲載に問題あるようでしたらご連絡下さい。速やかに削除いたします。
世の中的には一般的ではない制約の多い電池を使った話題でしたが如何でしたでしょうか。
小型でハイパワーというのは短時間で熱くなる欠点もあります。
モーメンタリースイッチ装備のEigerでは不用意に長時間点灯しないようにOリングが見えるくらいヘッドのネジを緩めてロックアウトしたり、シースに入れたりとチョット面倒だったりもします。
でも、長時間使いたい時には普通の電池に取替えれば良いわけですし、守るべき事は守り丁寧に取り扱えば良いわけです。道具とはそいういうものだと思います。
ただ、小さなお子さんの前に無造作に置いて目を離すような事だけは避けて下さいね。
それでは!
もう。8年くらい前のもんです。怪しいところは最新の情報で補ってください♪