この方が、しっくりきます。
ヤスリ続きですみません。気に入ってしまったので仕方ありません。
前回、吉田ヤスリさんの爪やすりを紹介したのですが、書き終えてショップを見てみると、裏面が仕上用の目になっているものが出ていたので、抗えませんでした。
このヤスリが出る前に、Aqua Mintさんというショップさんでも出しているのは知っていたのですが、「押しても引いても削れる」と敢え謳っているところに、「押し引きOKの代わりに、何を捨てたんだろう?」という興味がありました。
上が前回紹介した標準サイズのものです。ショートサイズは先突タイプのみのようです。
左が今回購入したもので、単目で仕上げに使います。こちらの面は、押し切りのみで、引いても、ほとんど削れません。
爪表面に浮き出た縦筋なんかも、キャッチして確り削れますし、仕上がりはとても滑らかです。なんで最初からこれにしてなかったんだろう?と思うくらいです。
こちらは、削りメインの荒目の面です。これまでのように3本、目が入っているのですが、右側のこれまでのものは、複数の目が作り出す、シマシマ模様のパターンが見えるのですが、左側にはそれがありません。
色々試行錯誤をされたんだと思います。
確かに、押しても引いても削れます。とはいえ、ヤスリを往復させながら爪を削ると、返すときに爪に負担を与えるので「爪が割れるのでヤスリを使い始めた」方は、これまで通り、一方向で削られるかと思います。
「じゃぁ、意味なくなくない?」
爪のサイドを削る際、ヤスリの押し引きを意識せずに、持ち方を変えずに削れてしまうのが、最大の美点かと思います。とても快適です。
また、心なしか、切削力が強いような気がしています。ショートサイズでも、足の親指の爪とか、ザックザックと削れました。荒削り用に振った目の入れ方になっているのではないかと思います。
荒削り、仕上げ用、それぞれに特化したことで「使い方にちょっとしたコツと習熟が必要」だったハードルが低くなったかと思います。初めて使う方とかには、こちらを薦めるかと思います。
ただ、これまでのヤスリには、いいところ無いの?かというと、使い方に習熟すれば、力加減を変えれば、使用面を意識にせず、パパッとこなせてしまうところは捨て難いなぁと思います。この辺りは、好みの問題なので、なんとも言えません。
もし、個人的な趣味を叶えてくれるのであれば、慣れ親しんだ、これまでのヤスリと、仕上げ用の目のものが、今の自分にはあってるのかな?と思う程度です(多分Aqua Mintさんのが、それに当たるかと思います 商品ページに「使いやすい削り方でご使用ください」とあるので、押し、引きで削れるようです)。
いずれにしても、初めて爪やすりを使おうとおもうのだけれど、「吉田ヤスリさんのものだったら」、どれが良い?と尋ねられたら、押し引きで削れ、仕上げ面をもつ、このタイプをお勧めします。まぁ、個人的には、押し切りのみは「爪に接触したまま引いても削らない=爪にショックを与えない」ところが気に入っていますが。。
YOSHIDA YASURI1200ショート(85mm厚さ1mm先突)
YOSHIDA YASURI1200ロング(140mm厚さ1mm先丸)
というわけで、とってもゴキゲンな爪ヤスリなのですが、一つだけ。。不満というわけではないのですが、今ひとつソリが合わないところがあります。
このケースです。スモークタイプでホログラムが入って、ヤスリを入れると、見た目もよいのですが、森のなかまの希望としては大きすぎます。
フラットタイプの爪やすりには、大抵ビニール製のミニマムな鞘(さや)のようなケースが付いてきます。安っぽいとか言われますが、ポーチとかに放り込んで、他のものをヤスって傷つけなければ良いと思うタイプなので、個人差はありますが、付属のものは、ちょっと立派すぎます。
作るか。。。
ヤスリが入っていた、ブリスターを切り出して、マイクロコードでぐるぐる巻きにして鞘を試作してみました。コードがずれないように両面テープを貼るなどの小細工をしています。そしてコードが足りていないですが。。この状態からヤスリが。。。
相手はヤスリなので、鞘が面接触していると、食い込んで抜けませんでした
緩めにすると、コードの目が揃わないなと、色々問題があることに気づきます。仕方ないなぁ。。
というわけで、しばらく悩んで「折り紙による楊枝入れ」を思いつき、ネットで検索します。色々な折りがあり、とても面白いです。
シンプルな折り、簡単に縦横比の変更が可能で、ペタンと潰せてフラットになるものを探していましたが、昨晩みつけました。
「折り紙で作る楊枝入れ」
トップは「Japan Silhouette」さんです
15cm正方形折り紙を四等分したものだと、これくらいのサイズになりました。
ヤスリ面が飛び出てしまうので、全長を延長する必要がありそうです。
4cm x 19cmで作ったのがこちらになります。
展開すると、たったこれだけです。
Aの三角を、Bの面の裏側に差し込んで固定するたけのものです。折り込まれた紙によって、筒にテンションがかかり、鞘に入れたものを固定するというシンプルかつ合理的なものです。
邪道ですが、この部分は、両面テープを使って固定しました。
使用したのは「うめずみ」という折り紙です。以前、おりがみ会館に行った時に「色がいいなぁ」と購入したものです。渋めな色が多く、表面にはちょっとしたドレープがあります。別に包装紙でも構わないので、好きなもので折ればよいかと思います。
試作から、紙の重なり具合をみて、4cmを, 12mm, 14mm, 14mmに三分割しました。森のなかまが持ちそうにないものくらいに、アダルティに落ち着いた雰囲気になります。
1cmx19cmの紙を歪みなく折るのは難しいです。おりがみ会館で見つけた、竹ベラで、予めスジ目をつけて、定規で持ち上げて折り込みました。
折り紙は、きっちり折る、やんわり折った方が良いところとかが、あるようで、シンプルなものほど奥が深いようです。
付属のものより大分小さくなりました。紙なので、濡れた手で触ればフニャってしまいますし、擦れて穴が開くこともあるでしょう。そしたら、また折れば良いです。
とはいえ、携帯しやすいようにストラップホールのある革製のミニマムなものが出たら欲しいなぁと思うのであります。
一生使えるヤスリが三本になってしまいました(笑)
酔狂と思われるかもしれませんが、一度このヤスリを使って、気に入られた方は、結構複数本をお持ちになられる方が多いようです。
何はともあれ、ミニマムなケースが見つかり、ヤスリ面を露出したまま放置せずにできるようになり、気分はとってもスッキリです。
もし、この手のケースで良い情報をお持ちの方、教えて頂ければ幸いです。
それでは!
ヤスリ続きですみません。気に入ってしまったので仕方ありません。
前回、吉田ヤスリさんの爪やすりを紹介したのですが、書き終えてショップを見てみると、裏面が仕上用の目になっているものが出ていたので、抗えませんでした。
このヤスリが出る前に、Aqua Mintさんというショップさんでも出しているのは知っていたのですが、「押しても引いても削れる」と敢え謳っているところに、「押し引きOKの代わりに、何を捨てたんだろう?」という興味がありました。
上が前回紹介した標準サイズのものです。ショートサイズは先突タイプのみのようです。
左が今回購入したもので、単目で仕上げに使います。こちらの面は、押し切りのみで、引いても、ほとんど削れません。
爪表面に浮き出た縦筋なんかも、キャッチして確り削れますし、仕上がりはとても滑らかです。なんで最初からこれにしてなかったんだろう?と思うくらいです。
こちらは、削りメインの荒目の面です。これまでのように3本、目が入っているのですが、右側のこれまでのものは、複数の目が作り出す、シマシマ模様のパターンが見えるのですが、左側にはそれがありません。
色々試行錯誤をされたんだと思います。
確かに、押しても引いても削れます。とはいえ、ヤスリを往復させながら爪を削ると、返すときに爪に負担を与えるので「爪が割れるのでヤスリを使い始めた」方は、これまで通り、一方向で削られるかと思います。
「じゃぁ、意味なくなくない?」
爪のサイドを削る際、ヤスリの押し引きを意識せずに、持ち方を変えずに削れてしまうのが、最大の美点かと思います。とても快適です。
また、心なしか、切削力が強いような気がしています。ショートサイズでも、足の親指の爪とか、ザックザックと削れました。荒削り用に振った目の入れ方になっているのではないかと思います。
荒削り、仕上げ用、それぞれに特化したことで「使い方にちょっとしたコツと習熟が必要」だったハードルが低くなったかと思います。初めて使う方とかには、こちらを薦めるかと思います。
ただ、これまでのヤスリには、いいところ無いの?かというと、使い方に習熟すれば、力加減を変えれば、使用面を意識にせず、パパッとこなせてしまうところは捨て難いなぁと思います。この辺りは、好みの問題なので、なんとも言えません。
もし、個人的な趣味を叶えてくれるのであれば、慣れ親しんだ、これまでのヤスリと、仕上げ用の目のものが、今の自分にはあってるのかな?と思う程度です(
いずれにしても、初めて爪やすりを使おうとおもうのだけれど、「吉田ヤスリさんのものだったら」、どれが良い?と尋ねられたら、押し引きで削れ、仕上げ面をもつ、このタイプをお勧めします。まぁ、個人的には、押し切りのみは「爪に接触したまま引いても削らない=爪にショックを与えない」ところが気に入っていますが。。
YOSHIDA YASURI1200ショート(85mm厚さ1mm先突)
YOSHIDA YASURI1200ロング(140mm厚さ1mm先丸)
というわけで、とってもゴキゲンな爪ヤスリなのですが、一つだけ。。不満というわけではないのですが、今ひとつソリが合わないところがあります。
このケースです。スモークタイプでホログラムが入って、ヤスリを入れると、見た目もよいのですが、森のなかまの希望としては大きすぎます。
フラットタイプの爪やすりには、大抵ビニール製のミニマムな鞘(さや)のようなケースが付いてきます。安っぽいとか言われますが、ポーチとかに放り込んで、他のものをヤスって傷つけなければ良いと思うタイプなので、個人差はありますが、付属のものは、ちょっと立派すぎます。
作るか。。。
ヤスリが入っていた、ブリスターを切り出して、マイクロコードでぐるぐる巻きにして鞘を試作してみました。コードがずれないように両面テープを貼るなどの小細工をしています。そしてコードが足りていないですが。。この状態からヤスリが。。。
抜けない(笑)
相手はヤスリなので、鞘が面接触していると、食い込んで抜けませんでした
緩めにすると、コードの目が揃わないなと、色々問題があることに気づきます。仕方ないなぁ。。
というわけで、しばらく悩んで「折り紙による楊枝入れ」を思いつき、ネットで検索します。色々な折りがあり、とても面白いです。
シンプルな折り、簡単に縦横比の変更が可能で、ペタンと潰せてフラットになるものを探していましたが、昨晩みつけました。
「折り紙で作る楊枝入れ」
トップは「Japan Silhouette」さんです
15cm正方形折り紙を四等分したものだと、これくらいのサイズになりました。
ヤスリ面が飛び出てしまうので、全長を延長する必要がありそうです。
4cm x 19cmで作ったのがこちらになります。
展開すると、たったこれだけです。
Aの三角を、Bの面の裏側に差し込んで固定するたけのものです。折り込まれた紙によって、筒にテンションがかかり、鞘に入れたものを固定するというシンプルかつ合理的なものです。
邪道ですが、この部分は、両面テープを使って固定しました。
使用したのは「うめずみ」という折り紙です。以前、おりがみ会館に行った時に「色がいいなぁ」と購入したものです。渋めな色が多く、表面にはちょっとしたドレープがあります。別に包装紙でも構わないので、好きなもので折ればよいかと思います。
試作から、紙の重なり具合をみて、4cmを, 12mm, 14mm, 14mmに三分割しました。森のなかまが持ちそうにないものくらいに、アダルティに落ち着いた雰囲気になります。
1cmx19cmの紙を歪みなく折るのは難しいです。おりがみ会館で見つけた、竹ベラで、予めスジ目をつけて、定規で持ち上げて折り込みました。
折り紙は、きっちり折る、やんわり折った方が良いところとかが、あるようで、シンプルなものほど奥が深いようです。
付属のものより大分小さくなりました。紙なので、濡れた手で触ればフニャってしまいますし、擦れて穴が開くこともあるでしょう。そしたら、また折れば良いです。
とはいえ、携帯しやすいようにストラップホールのある革製のミニマムなものが出たら欲しいなぁと思うのであります。
一生使えるヤスリが三本になってしまいました(笑)
酔狂と思われるかもしれませんが、一度このヤスリを使って、気に入られた方は、結構複数本をお持ちになられる方が多いようです。
何はともあれ、ミニマムなケースが見つかり、ヤスリ面を露出したまま放置せずにできるようになり、気分はとってもスッキリです。
もし、この手のケースで良い情報をお持ちの方、教えて頂ければ幸いです。
それでは!
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