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時計バンド再び

2022-05-05 20:27:56 | 工作
こんなかんじに落ち着きました。

ワイフが実家に帰ったので、しばらくお留守番をしていました。放し飼いにされた、森のなかま。さぁ、おさんぽと、工作です。


前回編んだ時計バンドで、不満だったところをなんとかしてみようと、二つ目を編みました。力の入れ具合で、テーパーしていくのが面白くて、たのしめました。


色々とあって、編み目がとんでいます。。小豆色、紺色、オフホワイトの1.5mmの蝋引き糸を使いました。ちょっとかさつくので、仕上げにラナパーを染み込ませました。

飛んでしまった編み目もそうですが、芯紐とした小豆色と、編み紐の紺色の明るさが、同じくらいで、小豆色が埋もれてしまいました。配色や力の入れ具合もありますが、1.5mmの太さだと3色は中途半端なようです。


貧乏性なこともありますが、材料節約ということもあり、同じ材質の0.8mmで右側のサンプルを編んでみて、様子をみて、(面倒なこともありますが)2色にしてみました。


芯紐の紺色と、編み紐のオフホワイトのコントラストが出たかと思います。


2色にしたことで、裏表の差があまりなくなったようです。ひとしきり満足します(笑)

が、別な配色も試してみたくなります。折よく、探し物をしていたところ、カラビナ時計に切り替えてから、使わなくなっていた、ワイフの時計が出てきました。

仕事でぶっつけても、と、ダイバーウォッチタイプのQ&Q。ちょっとゴツい感じでなのと、手持ちの色の関係で、2.4mmのタクティカルコードを使ってみます。

ここから、色々試行錯誤が始まります。


試作を2つ行って、なんとか満足できるものが、できました。


アムールトラというか、ぶんぶんミツバチ配色です。


並列平結び8本も、さほど難しくはなくなってきたのですが、結構硬めのタクティカルコードでキレイに編むとなると、色々と気を回さないといけなく、基本を見直す良いきっかけになりました。


裏側です。今回も、並列平結びから、二重平結びへの遷移が課題でした。Aの紐は一見、カラビナを固定する「ひばり結び」になっているように見えて、プランプランです。ここで、長さを調整します。
プランプランしているBの紐は、これ以降、網には使用しませんので、切断して、焼き止めしました。


Aがプランプラン。Bは右側の白いコードが裏から表に出てくるので、裏側に押さえ込み、Cは白いコードが裏方向に垂れ下がるのを掬い上げるように、向きを相殺させるよう、締め上げます。逆の結びだとコードが暴れてしまいます。

慣れている方だと、当たり前のようなことかと思いますが、森のなかまのような素人にとっては、こんなところを気づかなかったり、なるほど。。と思うわけです。こんなところに感心するのは、初心者ならではの喜びなのかもしれません。


白い紐は蓄光でして。。。光らせてみたところ、こんな感じになりました。何かの紋章のようで、面白い柄になりました。


これでメシが喰えるわけではないのですが、自分なりにあれこれ試行錯誤して完成品を作る。。仕事では「車輪の再発明 」はアカンですが、これは趣味なのであります。
何かに役立つわけではないですが、こういう時間がとれるというのは、とてもシアワセなことなんだと思います。あぁ。。できれば。。もっと続いて。。。

それでは!
コメント (2)
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