わたしね。しってるのよ。
フェルトで出来たちょっと不思議な
レンチドール(トップは「
お人形絵本」さん)。
横浜人形の家の常設展示2階のトピックコーナーではレンチドールたちが展示されています。
ハーレクインは文庫の名前ではなく道化の意味だそうです。紫色の衣装をつけた二人。腰かけているのは女性だと思います。
レンチドールをよく見てみると、みな視線がどちらかに向いています。彼女はものすごい左を向いていて怖いくらいでした。なんとなく気になって視線の先に回り込んで撮ったのが冒頭の写真です。
心惹かれながら写真を整理していると頭のなかで何かが鳴っていますがよくわかりませんでした。
深刻そうな面持ちの男性。
今日帰りがけに何故か
ジュリエット・グレコの「
L'embellie」を聴いてみました。森のなかまが感じたのはこれだったのかな?と思いました。
美しい前奏から始まるL'embellie。邦題は夕凪か黄昏。。そういったタイトルだったと思います。歌詞は知らなかったのですが
検索したらネットにフランス語でありました。
機械翻訳してみると「なるほど」と思いました。
女性の体に起きた事を歌った内容のようですが、必ずしも体に起きたことだけではないと思います。
タイトルを直訳すれば「わたしを美しくするもの」らしいです。男性は明日どう生きるかを考えているようですが、彼女は心も満たされた記憶から何が自分を幸せにしてくれるのかをしっているようです。
レンチドールのトピックコーナーは9月から行われているそうで最終日がいつかはわかりません。確信している彼女を見てみたい方は彼女の視線の先に立ってみて下さい。
それでは!