冗談みたいなアイテムですがシリアスに有用なアイテムなのであります。でも、やっぱりこの見た目はシュールです。。そしてお気に入りです(笑)
粉雪だったこと、誰も外に出ていなかったこともあってか思った以上に雪解けは早かったようです。
しかし、中途半端に残って凍結する事を考えるとやはり雪かきしておくかと通路と通勤に使っている非常階段を3階分やっつけると暑い!汗ダクダクであります。
しばらくTシャツ1枚でウロウロしてしまいました。ヤングでホットであります。いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はライトそのものではなく、ライトを使う上であると華麗なるライトライフがモアデリシャス(古)になるという、いわゆるオプションアイテムの紹介であります。
カイデックスという素材を使ったライト用アイテムを多数リリースしているSKM工房の「
拡散光抑制用 LEDライトフード」です。
いったいどれが「拡散光抑制用 LEDライトフード」なのか分からない写真ですが(笑)
G1を繋いでいる黒い「
のり巻き」みたいのです。
名前も長くて、ちょっと事務的なのでここは一つ私的なリスペクトも込めて「カイダック巻き」と呼ばさせて頂きます。
ちなみに、この連結ですが一つのカイダック巻きを複数のライトで共有する時にこのように受け渡すと装着が簡単です。
カイダックの板がクルクルとまきまきしているのを拡げて、ライトのヘッドに被せます。6P系1.25インチと、Exective系1インチの2種類があります。今回は6P系用を購入しましたが適度なテンションで押さえるので多少径の融通が利くのがウレシイです。
ヘッドが延長され、パッと見には「樹脂製の
狛犬か?」と自分に言い聞かせてみるのもむなしいですが(笑)なかなか新鮮な見た目になります。小ちゃいG1が増々愛おしくなります。
ついでなので、こんな組み合わせも。。なんだかシッポを振り上げてこれから一発かましそうな
スカンクを思わせる姿も個人的には気に入っています(笑)
さて、装着例ばかりですがカイダック巻きはヘッドに装着することで周辺光をバッサリとカットするアイテムであります。
YSC SLCモジュールまんま、カイダック巻きあり
周辺光がカットされているのが分かるかと思います。集光はしませんので中心光の明るさはそのままです。宴会の後の泥酔中に他の人は起こさず、特定の誰かだけを起こす時には良いでしょう(笑)
闇夜に紛れて粛々と任務を遂行するには
GERBER RECON等のストイックな製品もあります。ただRECONで行動するのはかなり確固たる哲学と信念が必要です(笑)もし、暗がりで照射範囲を絞った使い方をされたいのでしたら小出力でフラットな配光の光源を選ぶと良いかもしれません。
H2T 燈Pモジュールまんま、カイダック巻きあり
元祖Stylus+NSDL570GSのスリーブと同じ効果が得られます。
いずれにせよ、暗闇で照射範囲を絞った使い方というと、人を欺くのが目的だったり、人への配慮といった思いやりが目的だったりします。こういった用途を必要とするユーザはそれほど多くはないのかもしれません。なので失礼な言い方かもしれませんが、あまりマークされていないアイテムかもしれません。。
しかーし、「他者を念頭におく」といったストイックで献身的な社会性は日頃の生活でいささかお疲れの方も多いかと思います。。。ここは
利己的な遺伝子に従い小っちゃいながらも。。
「私」を主語にした欲求を満たしてしまおう!
ではありませんか(笑)
ライトを立てて天井バウンスで間接照明を楽しむかたは結構いらっしゃるかと思います。とっても実用的で何本もライトを購入してしまうにはとても都合の良い、人にも自分にも説明し易い利用形態ですよね(笑)
ただ周辺光が出るライトですと写真の黄色い線の内側に入ると結構眩しいのであります。光源を中心に円錐状に広がる光のコーンは低い位置にライトを置く程「眩しいゾーン」は広がります。
カイダック巻きは周辺光をカットするので、眩しい光のコーンを鋭角になり「眩しいゾーン」は狭くなります。
「私は」眩しくなーい!
大風呂敷を拡げておいて。。まぁ、たったこれだけの事なのですが(笑)。。
おかげでライトを立てられる場所とギラッと眩しくてイラっとしないで行動出来る範囲がグーンと広がります。
この利用法の場合はフラットな配光な光源よりも、スポットが出易すい光源、より明るい光源がゴキゲンなのであります。
この使い方を覚えてからテーブルに高出力ライトをドーンと立てても眩しくなく風呂上がりのライトタイムもバリエーションが豊かになりワイフも。。。
眩しくなくて明るいね!
であります(笑)
ちなみに、フォーカスレンズでビームを鋭角にするライトでも同じ効果が得られそうな気もしますが。。。光源自体は隠れないので眩しいのであります。そういう意味では
ビーム角よりも点光源を遮蔽できることがメリットなのかもしれません。
えーと、もちろんトイレットベーパーやラップの芯、はたまた黒い紙を丸めて輪ゴムで押さえても同じ効果が得られます(白い紙だとランタンになりますが眩しいですよぉ)が、完成度の高さ、使い易さではカイダック巻きはなかなかの出来であります。もう数個欲しくなってしまいました。ロングカイダック巻きとかあったらウレシイなぁ。
それほど高価なものではありませんので、天井バウンスを使うのが多い方は何かのお買い物ついでに購入してみてはいかがでしょうか。
ちょっと脱線しますが、最近お気に入りのアイテム達です。
SC52の時にも紹介したものばかりですが、一番後ろで立っている
拡散ヘッドEと
HOODEの組み合わせはポケットに入るミニマムなランタンとしてゴキゲンであります。
廃盤のE1系は入手が困難ですので
sunwayman S10R 拡散玉Eと
HOODPの組み合わせななかもオススメですあります。S10Rもカッコイイでしょ♪
さてカイダック巻きに戻りますが、本来はExective用を購入すればよいのですが今すぐ無理矢理Exective系に付けてみたい衝動にかられました。こちらは
F04をかませて付けてみましたが「いま二つ」なバランスです。もう少し突き抜けたものが欲しくなります。
というわけで、こちらになります。野性味溢れる漢の道具。。。というわけもなく(笑)むしろ間の抜けた唐突さがシュールな中にも、やっぱり
E1はE1だなぁと思う自分がいます。
拡散玉Eと組み合わせると漏れ出る光りがライト自体を光らせます。これに関しては実用性は殆どありません。楽しめる人が楽しむ世界でしょうか(笑)
複雑な機構もなくシンプルなオプションアイテムでありますが、まだまだ色んな使い方がありそうな予感がするカイダック巻きです。ゴキゲンな使い方がありましたら教えて頂けたら幸いであります。
それでは!