ワイフにねだってかってもらった千円くらいのウサ懐中時計と一緒に並べてみました。時計はほんわか可愛いのに意味も無くスペイシーなデザインがアメリカンなライトであります。もしこライトの違和感に気が付かれた方はご自分が認めなくても十分な「ライト好き」だと思われます。
週末は真冬の様な寒さに逆戻りでした。金曜日午後から何だかいやーなカンジに逆戻りしつつありましたので週末はアパートで大人しくしておりました森のなかまであります。いかがお過ごしでしたでしょうか。
以前
NSDL570GSというLEDに交換したライトを紹介しましたが、俄然気に入っております。蛍光灯のヒモにぶら下げてペンダントライトのように使うと古き良き「
昭和」の雰囲気が楽しめます。
数を増やしたいところなのですがハンダを除去して基盤を外すのが面倒であります。手元にある5mm砲弾型LEDを使用したライトを見ては「簡単に交換できないかな?」と本来の目的とは違う愛で方をしております(笑)
本日紹介する
INOVA MicrolightはCR2016というコイン電池を2枚使ったとても軽い5mm砲弾型LEDを使用したライトであります。中を見た時は「ハンダ付けされてそうだなぁ」と思い大人しく蓋を閉じていたのですが
ネットをみると何やら簡単に交換出来るそうです。
実は
Photon freedomのLED交換を調べていたら偶然みつけてしまいました。
これは!熱い情熱がなくても簡単に出来そうではありませんか!
ということでやってみました。普通に改造をなされている方にとっては箸にも棒にもかからないような内容であります。また例によって絵的にはとても地味でありますし、写真もなんでありますのでご了承下さい。
作業はすぐにおわってしまいますので、一応簡単にではありますがMicrolightのおさらいです。
ボタンを押す回数でHigh,Low,点滅、さらにモールスモードを持つ多機能っぷりであります。
Lowは1ルーメン22時間、Highは6ルーメン10時間を謳っています。
吊り金具をのぞいた電池込みの重量は7グラム。予備電池一組も3グラムと超軽量装備であります。
白の他にも赤青緑UV等のバリエーションがあります。
最近は
douguyaさんでも取扱うようになりました。
送料無料まであと少しという時にこういった手頃で実用的なアイテムがあるとつい手が伸びてしまうものですよね。レジ前の月餅やおまんじゅうのようなアイテムであります(笑)
電池交換の時のように裏蓋をあけたら青枠部のLEDと接合部分に精密ドライバー等を差し込みクイッとLEDを取り外します。
LEDの差し込み口はこんなふうになっていました。コネクタが使われているんですね。
こんなコネクタを付けると部品代高くなるのに何でなんだろうと思ったのですが、Microlightは多色展開しています。ドライブユニット、LEDを分ける事で引き合い対応できますし、より効率の良い安価なLEDに切り替える事もできるようコネクタ式になっているのではないかと思われます。
おそらく無いかと思いますが、万一コネクタでなくハンダ付け仕様になっていてグリグリやって壊れてしまっても森のなかまは何もできませんので、各自の責任でお願いします。
外したLEDをあてがってみます。「これくらい足が入るんだなぁ」程度に思ってみます。新しく付けるLEDの足の長さのイメージをしておいて下さい。
上が
アノード(LEDの足が長いほう)、下が
カソードになります。試験点灯して間違えたら直にスイッチをオフにしましょう。といってもスイッチの効きが分からないかと思いますので直ぐにコイン電池を外すのが一番かと思います。
予めLEDの足を切っておきコネクタに差します。アノード側は少し長めにしておくと取り付けの時に間違いが少ないです。もう少し前に出っ張る予定でしたがちょうどLEDのストッパーがあたるところに収まりました。
後は蓋を元に戻せば完成です。半田コテや特殊な工具もいらないので本当にあっという間に完成です。
しかも、ハンダ付けしないので元のLEDはもちろん、いろんなLEDに取替えられるのはなかなか楽しいではありませんか。
さて、新品の電池を入れて試してみましょう。
以前QuiqLiteで「アレ?」と思った事もありますので一応照射の写真を撮る時は新しいものに心がけているつもりであります。
電池を下ろしたのですが電圧を測ってみると2.74V付近でした。10個で730円、国産を謳っているものでしたがこのくらいでしょうか。
2013/05/07訂正
テスターで計り直したところ3.07Vありました。この時使用したバッテリーチェッカーが低めの値に出るようです(過負荷を与えるタイプのチェッカーだからなのでしょうか)。失礼しました。
上が購入時の赤色LEDです。左からLow, Highとなります。LowはPWMなのでチラチラとしますがランタイムを稼ぐに有効な手段です。けっこう狭角なのでそれなりに光が飛びます。
下がNSDL570GSです。超広角なのでLowでは真っ暗なように見えます。とてもエッチな暗さであります(笑)。雰囲気のある暗さです。
Highは2.78Vを割った「
燈」よりは明るいぐらいです(笑)が6帖の部屋全体を薄らと照らす事ができました。小さなテント内でしたら結構実用的な明るさではないでしょうか。
ちなみに抵抗器もいれないで同じ電池でダイレクトドライブすると以下の様になりました。
左が電池1枚。右が電池2枚です。かなり明るいです。MicrolightはHighでも何らかの制御を行っているようですね。
LEDの寿命や連続使用を考えなければこの方法も十分アリですよね。
NSDL570GS(リンク先はPDF) は決して遠くを照らすのには適していませんが電球色で色むらの無い超広角光は小さい空間を綺麗に照らしてくれます。Microlightをお持ちの方は是非楽しんで頂ければと思います。
それでは!