なんだか縦横無尽に繰り広げられる飛行機雲を思わせる様な梅でした。
暖かいを通りこして暑いくらいの日差しが降り注ぐなか、
去年に引き続き大倉山梅園に行ってきました。いかがお過ごしでしょうか。
入り口付近から見る梅園の全景です。実は着いたときは身動きがとれないくらいだったので帰りがけに撮りました(笑)。
丁度「
大倉山観梅会」でした。ステージが作られていたりしました。こういう梅祭に遭遇したのは初めての事で面白かったです。
見ての通り「たこやき」であります。ワイフが「買い食いしたい!買い食いしたい!買い食いしたい!」の連呼だったのであります(笑)
それにしても、大きな「たこやき」でした。先にならんでいたおばあちゃん曰く。。
「ここの、たこやきは、おおきいし、ウマいんだよ」
確かに大きくて美味しかったであります。
食べたり、飲んだり、寝たり、寝たり、寝たり。。私もそうですが写真を撮られている方でごった返しであります。
日にあたってキラキラと輝く梅です。遠くなのでネームプレートはわかりませんでしたが、花粉で頭ぼーっ。防塵眼鏡は曇るであまり気が回っていません(笑)
みんな同じ方向を向いています。しだれ梅は人気者です。ワイフは甘酒を買いにいきます(笑)
後ろに松があったので頭の部分で切り取ってみました。
白に淡紅がまざっていて面白いなぁと思いプレートを見ると「
思いのまま」とありました。
最初は何で句の一部が書かれているのかと思ったのですが、じつは品種名なんですね。
この日は頭がボーッとすることが予想されたのでレンズの付け替えをしなくて良いように高倍率ズームレンズを付けっぱなしにすることにしました。いつもだと寄ってばかりの画になりがちなので適度に引きながら、撮らせてもらえそうなところを探すと賑やかな所がガランと空いていたりしました。
自慢出来るのは撮れたかな?楽しいよねー。
花びらは落ちてしまいましたが、紅色のガクが可愛らしいです。「
野梅(やばい)」ではありますが細かな品種まではわからないです。
まっかっかーなのは「
鹿児島紅(かごしまべに)」
どこを撮っても背景にうっすらと白いポツポツが入ってくるので楽しいです。
大輪で見て驚くことから「
見驚(けんきょう)」と呼ばれるそうですが、大輪らしからぬ愛らしい姿と色合いがステキな梅でした。
観梅会にあたった事もありとても賑やかな梅園でありました。ひっそり、しっとりも良いですが花の下に集いたいのは誰しも同じですよね。
「ご主人様を助けて下さい」と懇願するような犬くん。。哀しい事があったわけではありません。
直前までご主人様と一緒に寝ていたんですから。
やっぱりバックにモコモコを撮りたくなります。単焦点だともっとモコモコ、プクプク感があるのですが高倍率ズームの便利さとのトレードオフでもあります。
桜にも通じるプクプク感は葉っぱ出ていないところによるものなのでしょうか。プレートには「白玉梅」とありました。
こちらは緑色のガクが透き通るような薄化粧のお嬢さんのような「
緑萼梅(リョクガクバイ)」です。ちなみに森のなかまは薄化粧も厚化粧どちらもオーケイであります(笑)
ここでワイフは「大判焼き、大判焼き、大判焼き」の連呼であります。連呼を停止するスイッチはありませんので一つ買い求めます。
「大判焼きなのに反応がクールすぎやしない?」
「そうだね。。」と私。。鼻がジュジュヌ~ルだったのか記憶があまりありません。
一口貰いましたカスタード美味しかったです。。
去年は見送った
大倉山記念館に立ち寄ります。
去年紹介できなかった天井です。地元の方は一見の価値はあるかと思います。
古い建物はこうした自然光が似合います。所々に照明もついていますが闇を消し去ってしまう様なものではありません。なんとなく落ち着きます。
喫煙場所は皆無でしたので駅前のドトールに駆け込みます。
時間も珍しく早いのでここで作戦を練ります。これも去年と同じです。
人通りを沢山あるいた事もありお散歩コースとまでは行かなかったのですがゆるりゆるりとお散歩を楽しみました。
「明日の朝、熊猫飯店の麻婆豆腐食べたくない?」とワイフ
まったくもって夫婦であります(笑)。
前回のように「辛さ控えめ」でお土産にしてもらいました。タンメンの定食がとても美味しかったのであります。
隣のテーブルに中華街に慣れている様な雰囲気の男性が一人座りました。
「じゃぁっ、この四川麻婆豆腐定食」
定食の実力を知りたい森のなかまは(笑)ちょっと様子を伺ってしまいました。
食べ始めてから暫くすると呆然としはじます。視線は虚空に向けられます。
まだ途中だというのに杏仁を一口に運びます。
手が止まり、水をおかわりします。
汗をふきながら、杏仁は最後にまで残す決心をされたようです。そして。。
「かれぇー」と押し殺すかのような声は微かに震えているのでありました。分かります。。
豆腐とご飯は完食されたもののひき肉が残されます。
後で店員の方にききましたが四川麻婆豆腐定食の辛さは我々が最初に食べたのと同じだそうです。。
よくやった。。と声をかけてあげたかったです。
自信が無い時や初めてのお店では何でもお店の人と相談するのが良いのだと肝に銘じる森のなかま夫婦なのでありました。
ちなみに、お土産は抜群のうまさでありました。
レジを済ませていると「
媽祖廟」に奇妙で大きな影が蠢くのが見えました。
どうやら3/20に行われる「
媽祖祭」の出し物の練習のようです。
「
未来少年コナン」に出てきそうな頭の部分が操縦席のような作業ロボットを思いだします。
なんだか楽しみですね。
それでは!