こころにうつりゆくよしなしごとを

あやしうこそものぐるおしけれ。

あそんだぞ・・・

2010-02-28 20:53:19 | 音楽
今日は昼からサントリーホールへ樫本大進(Vn.)のバッハ。
ベルリン・フィルのコンサートマスターに内定した、まだ30そこそこの
新進気鋭のバイオリニストです。

自分は、無伴奏パルティータ第2番(いわゆる「シャコンヌ」付き)が
大好きです。
今回のプログラムは、昼の部・夜の部でバッハの無伴奏ソナタと
パルティータ全曲演奏。
大好きな2番だけ聴ければいいかな?と思ったのですが、
ジャパンアーツの先行は通し券だったので(違ったかな)、B席7500円の
通し券を購入しました。

13時開演の第一部は、ソナタ第1番、パルティータ第1番、ソナタ第2番。
席はステージ上手のすぐ上ですから、横ですが、演者にすごく近い。

無伴奏ですから、ほんとにバイオリニストだけで、あの広いステージに
譜面台がぽつんと置いてあるだけ

普通は、バイオリンは単音を弾くものですが、無伴奏なのでときに2音、
装飾音を使って3声みたいに聞こえるところもある。
それも、フーガを使っていてむつかしそう。。
超絶技巧。。。。

神尾真由子さんとはまた違ったアクションでしたが、パルティータ第1番の
4曲目の細かい音符の中のシンコペーションなど、足をぐっと踏んで
力を入れているのがわかりました。
あの譜面なんて、モテットIの"Alles, was"みたいな「模様」なんでしょうね
きっと


14時45分くらいに昼の部が終了して、夜の部開演は18時。
帰宅できないことはないのですが、いっぺん帰っちゃうとまた出てくるの
面倒だし、時間も中途半端だし、と思って、軽く食事をして

汐留WINS

いやここまで来るなら家に帰るのとあんまり違わないかもですが
汐留といいつつ、新橋からも汐留からもちょっと歩くorz
中山記念のパドックから、中山と阪神の12Rまでスクリーンで観戦しました。
馬券買わずに、トイレだけ借りて

直線入ると「よしっ、そのまま!」
「あ~それは来ないでいい!」
「菊沢、行けっ!」
と声が飛びます

12レース終わったので、そういえばスタバの「さくらスチーマー」って
まだ飲んでみてなかったなと思い、赤坂AT&T近くのお店へ。
・・・もういいです


サントリーホールに戻り、夜の部。
今度の席は2階の一番後ろの方でした。

パルティータ第2番。
久しぶりに「終わらないでほしい、いつまでも聞いていたい」
と思いましたね
涙、出ました。
名曲、名演でした。


ロビーに私服警官みたいな人が数人おり、菊の紋のバッジを付けていたので、
「皇族がどなたかいらっしゃるのかしら」
と思っていたら、休憩後のソナタ3番の前に、上手の2階席
(そのへんに関係者とかが集まっているようだった)に
皇后陛下がご到着
御在位二十年記念式典で演奏したお礼でしょうか。
テレビカメラもご着席の様子を撮影してました。
遠目でよくわかりませんでしたが、お着物で上品なおばあさんという感じでした。
ちょとびっくり


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