こころにうつりゆくよしなしごとを

あやしうこそものぐるおしけれ。

カビ

2021-12-21 12:54:23 | 体調
左目は、上まぶたがふくれているため、まつげが内反していて眼球表面に接触しているせいか
その後もずっと白目が赤くて痛くて、でも眼科も皮膚科も診察が2か月後で、
皮膚科の先生に相談しようと電話したけどつかまらずに看護師さん経由で「ヒアレイン点眼して痛み止めのんで様子見て」と指示をもらい
(痛み止めの目薬ってないので、内服の鎮痛剤しかない)

だんだん充血がひどくなってきたなあ、日光がまぶしいなあ、痛いなあ、と思っていて
左目眼帯でバイトに行ってコンピュータに入力していたら、右目に光が走る。
投薬カウンターは(歩道があるけど)通りに面していてそこを走るクルマのライトかな?と思ったけど、1時間くらいで10回ほどあったのであまり気持ちよくなく、
左目はそんなだから右目に何かあったら困るので、
月曜に近所の眼科へ。
私は知らなかったけどメディアにも出ていて有名な先生らしい。

右目は飛蚊症もあり心配だったのだけど、「心配する飛蚊症じゃないです。回数が増えたり大きくなったりしたらまた来てください。
それより左目のほうが心配です。感染性の角膜炎だと思うので、抗生物質の点眼薬を出しておきます。
診てもらっている先生がいるならそちらで診てもらったほうがいいでしょう」

がんセンターに電話してわけを話して1週間後に眼科の診察を予約。
やはり細菌性角膜炎とのことで、抗生物質の点眼薬3種類を1日5回。
2日後に再診、「悪くなってはいない」とのことで、点眼薬を1時間おきと指示。
1時間おきって、ほんとに何もできないんですよ。しかも1種類は冷所保存なので家から出られない、出るときはクーラーバッグに保冷剤詰めて持参。
さらに2日後、「よくならないので結膜下に抗生物質を注射します」と言われたが、麻酔の点眼しても痛いの痛くないの(痛いんです)で、結局注射できず。

この前後から痛みがひどく、目自体のたぶん傷になってるんだろうな、という痛みと、眼の奥の痛みと、眼の奥から貫通するような左後頭部の痛みと、で、
アセトアミノフェンをのむしかないとわかっていても、痛みで寝られなかったり目が覚めたりすると夜中に有料の質問サイトに質問してみたり
東京都の救急相談センターに電話してみたり(ごめんなさい)
おまけに頭痛から吐き気までするんだが、吐き気で夜中に目が覚めても、食道癌の内視鏡処置して狭窄したくらいだから吐けず(苦笑

アセトアミノフェンは4000mg/dayまでOKだけど、先生方みなさん口をそろえて「4000まではダメ」とおっしゃるけど、結局毎日3000~4000くらいのんでいて、
皇漢堂のアセトアミノフェン20錠入りが2日もたないのよw
バイト含め仕事全部断って(請けていたものとオンラインの講義のみ)、タイマーかけて寝ながら3種類を1時間おきに点眼で、ほぼ入院状態。
しかも、左眼はかなり視力が低下していてぼんやりとしか見えないから、点眼液が出てくる出口がわからず
落ちてこないな?と思うと瞼に点眼していたりorz
だいたいが、バイト先まで歩けないの、つらくてorz
だからおくすりもらうのにバスに乗って行って(情けない・・・

さらに翌週も改善せず、再度結膜下注射を試みて、ゲンタマイシンは注射できたのかな?
しかし痛くてもう1種類はできず。
その日は数年ぶりにキーシンのリサイタルのチケットを取っていたのだが、あまりの痛さに動けずB席15,000円が紙くずに(;_;)
翌日は施設にいる父親に母親の面会を予約しており、翌々日は両親の後見人申立面接で裁判所から呼び出されていて
連日泣きながら眼帯で実家のある街に向かうなど(号泣)

がんセンターの先生に診てもらってちょうど2週間後に「大学病院の角膜専門外来に紹介します」
その週の金曜日に予約がとれて、「原因菌を突き止めるのに、培養と、PCRをします」
眼の病気って、ほぼ目薬しか治療法がない上に、眼にはそんなに大量に薬を入れられないし、副作用の問題もあるし、で
治療には時間がかかるのだけど、さすがに4週間抗菌薬点眼で改善なしはちょっとね(苦笑
がんセンターでも、原因菌確認のための検体は採取したっぽいのだけど、抗生物質の点眼薬入れてるから数が少なくてわからなかったのかも
それでPCRなんだけど、ただこれ保険診療じゃなくて臨床研究なのでこれだけ自費で、同意書に署名して費用払ってPCR検体採取。
「火曜に結果が出るので、水曜日に来てください。
抗生物質の点眼薬3種類は1時間おき、眼軟膏は1日6回」
頭痛も、角膜炎の痛みだとは思うけど、他の病気かもしれないから一度診てもらったほうがいいと言われ
その足で頭痛外来を探して。
やはりアセトアミノフェン4000まではダメと言われたけど、エペリゾンとカロナール500を処方してもらい、
MRIも予約して翌日夜に八重洲まで。
もう歩くのもつらい、MRI撮影中もつらいのつらくないの(つらいんです)

水曜に受診すると「細菌と真菌の混合感染でした」

かび!

「真菌に対する治療をします。細菌の点眼薬は2種類にしていいです。1時間ごとに続けてください。
真菌の点眼薬は市販がないので薬剤部で作ってもらうので明日取りに来てください。これを1時間おき、1日8回以上。
抗生物質の眼軟膏を1日6回と、抗真菌薬の眼軟膏を1日1回」

ネット見てみると、カンジダは角膜にも常在してるんだってさ。
それが出てくるというのは、ステロイドを長期間使ったとか、よっぽど免疫力が落ちていたか。
前の月に酷い蕁麻疹が出て、プレドニゾロンを2週間ほどのんだけど、それだけが原因とは思えない。
週1回の実家の往復はほとんど寝ているんだけど、移動のときの居眠りって寝たことにならないのね、きっと。
疲労困憊して足引きずって帰ってくるもの(-_-)
かなり、体力的にも無理が祟っていたようで。

翌日、自家製の抗真菌薬の点眼剤を取りに行く。
5mlを5本!ていうことは、少なくとも1か月はかかるということかorz
「真菌の点眼薬は、しみます。痛いです。
がんばって、点眼してください」

自家製の容器なので、容器だけ自費で支払い。
容器が少し硬くて、指で押すのに少し力がいる。口も小さいみたいで少量しか出ない、1時間おきに点眼しても目に見えて減らない。
こんなので5本使い終わるころには絶対年が明ける(;_;)

と思っていたけど、抗真菌薬の点眼を始めて翌日くらいから鎮痛剤が必要な回数が減ってきて、
抗真菌薬の点眼薬も、6日くらいで1本なくなり、1週間後の診察では「眼の濁りが減ってきているから、がんばって続けてください」
確かに、鏡でみると、黒目のところが白くなっていた面積が少なくなったような気がする。奥行というか深さはわからないけどw

そのまま、週1で診察を受けて1か月、歳が明けます😢

2021年

2021-12-17 21:18:55 | Weblog
今年の漢字は、オリンピックで「金」でしたが

あたしゃ「」だな。

再発基底細胞癌切除術(入院)
基底細胞癌放射線治療
食道癌内視鏡的粘膜下層剥離術(入院)
食道狭窄拡張術
がん保険の手術給付金4回!
入院3回!
蕁麻疹1か月
真菌性角膜炎2か月プラスアルファ(まだ終わってない)

笑える