Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

音楽が盛んである楽しさ

2004年11月09日 01時14分38秒 | 音楽
記念すべき50個目の記事は音楽の話題で。

日曜日は文化祭に出ていましたが、私の町は音楽を楽しまれている方が多いのではないかと感じました。
人口は4万6千人あまりと決して多くない(だから合併!?)のですが、オケは無いにしても、弦楽合奏団があり、アマチュアの吹奏楽団は町に2つあり、合唱団も女声合唱と混声合唱とあるようですし、大正琴のサークルも2つあります。
その他、プロの音楽家もいらっしゃいますし、文化祭では必ずと言ってもいいほど、ソロ演奏をするプロの卵がいます(しかも毎回面子が違う!)。

さらには、「サークルあんだんて」という団体があり、プロの演奏家を呼んで演奏会が行われています。
この間の演奏会はヴァイオリニストの天満敦子さんでした。
過去にはカウンターテナーの米良美一氏や胡弓の許可氏、新日本フィルの方々などがいらっしゃっています。

ここ数年、特にこの町は音楽が盛んになったような気がします。
現在の町長さんも音楽が好きなようですし、過去にはオーストラリアの高校生ブラスバンドとの交流を行ったこともあります。
そのときの縁で、オーストラリアにあるキャムデンという町とは姉妹都市交流を行い、お互いに派遣事業が行われています。
私の家でも妹がオーストラリアに行き、そこでお世話になった子をこちらでホームステイで受け入れたことがあります。

話がそれました。
町に音楽があふれているというのは、非常に心地良いことだと思います。
ここであふれているというのは、放送で音楽が流れているということではなく、「やりたいと思えばどんなジャンルでも取り組める環境にある」ということです。

文化祭で様々なジャンルの音楽を見ると、非常に勉強になります。
大正琴も素晴らしいと思いますし、高齢の女性で構成された女声合唱もしっかりしていると思います。
私の所属する弦楽合奏団もジュニアストリングスなので子供が中心ですが、演奏も含めて多くのことを子供から学んでいます(コントラバスはプロの先生がいらっしゃいますが)。

来年の合併に伴って、多くのことが変化しようとしています。
吸収合併なので、母体となる柏市のルールに従うことになります。
今は一つの町ですが、合併すると一地域に過ぎないところになってしまいます。
柏市のルールになった時に、今まで培われてきたこれらの文化が崩れないようになることを祈っています。

来週演奏会のある栃木でも、栃木市の文化祭で演奏してきます。
初めての地ではありますが、今から非常に楽しみです。

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