Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

ずたぼろ で、メンデルスゾーン

2005年02月02日 23時07分45秒 | Weblog
・・・左手薬指に引き続き、右手人差し指も負傷。料理ではないのですが、これも不注意です。
鈍感さに磨きがかかっておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

こうなるとキーボードが叩けるとかそういう問題は抜きにして。
どちらも快方に向かっているので、土曜日のGP(ゲネプロ)には間に合いそうです。

そんな私は昨日、今日と実にイタい日々を送っていました。
ただこんな時にこそと思い、いくつかの音楽を聴いています。


まず聴いたのはメンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」
元々メンデルスゾーンは17曲の交響曲を書いていますが、最初の12曲は習作扱い。
13曲目の曲を交響曲第1番としています。ここまでは普通の話。

そこからが私も最近知ったのですが、交響曲の番号が実は「出版した順」なんです。
トリビア?
並べるとこんな感じになります(カッコ内は作曲された年 出典:ウィキペディア「メンデルスゾーンの作品一覧」

交響曲第1番 ハ短調 Op.11(1824年)
交響曲第2番 変ロ長調「賛歌」Op.52(1840年)
交響曲第3番 イ短調「スコットランド」Op.56(1842年)
交響曲第4番 イ長調「イタリア」Op.90(1833年)
交響曲第5番 ニ短調「宗教改革」Op.107(1830年)

メンデルスゾーンは1809年生まれ(誕生日は明日2月3日。おめでとう、メンデルスゾーン!!!)なので、最初の交響曲は15歳の時の作品。
これはアマオケで演奏しているのを一回聴いたことがありますが、若々しいのと弦楽器の使い方が特徴的だったという印象が残っています。

そして宗教改革。何かバッハとかそういう音楽の影響を受けたような曲だという印象がありましたが、その印象もある意味当たりかも。
この曲が作曲される前の年にメンデルスゾーンはバッハのマタイ受難曲の復活演奏をしているのです。その時のメンデルスゾーン、わずか20歳。すごい!!

その後に聴いたメンデルスゾーンの交響曲第2番は、長すぎて途中でダウンしました。
残念。


今聞いているのはアイヴスの交響曲第3番「キャンプの集い」です。
アイヴスについては友人からおそわったのですが、これがまた面白い曲を書いているわけです。
この交響曲は3楽章構成で非常に聴きやすい曲です。
交響曲第4番はその逆に少し驚きましたが(途中「えええ・・・」と何度思ったか)
アイヴスの曲は聴いてて明るくなる曲が多いと思います。