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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

いよいよ2024ドラフトです

2024-07-14 12:13:07 | ドラフト

ドラフトが始まります。

みなさんお気に入りの選手はいますか?

これまで当ブログではドラフトについていくつか記事を書いていますので過去分を読んでいない方はどうぞご覧ください。

今回はドラフト直前。最終的に誰が良いの?ってことで見ていこうと思います。

前回の記事でランキング形式でやってますので同じようにランキングでいきます。

 

1. JJ Wetherholt, 2B/3B/SS

2. Charlie Condon, OF/3B

3. Travis Bazzana, 2B

4. Chase Burns, RHP

5. Jac Caglianone, 1B

6. Bryce Rainer, SS

7. Konnor Griffin, CF/SS

8. Hagen Smith, LHP

9. Braden Montgomery, RF

10. Nick Kurtz, 1B

11. James Tibbs, LF/RF/1B

12. Theo Gillen, SS

13. Carson Benge, RF

14. Christian Moore, 2B

15. Trey Yesavage, RHP

16. Seaver King, 2B/SS/3B/CF

17. Jurrangelo Cijntje, RHP/LHP

18. Cam Smith, 3B

19. Brody Brecht, RHP

20. Kash Mayfield, LHP

21. William Schmidt, RHP

22. Cam Caminiti, LHP

23. Carter Johnson, SS

24. Wyatt Sanford, SS

25. Slade Caldwell, CF

26. Vance Honeycutt, CF

27. Tyson Lewis, SS

28. Tommy White, 1B

29. Ryan Sloan, RHP

30. Braylon Doughty, RHP

31. Kellon Lindsey, SS

32. Ryan Waldschmidt, LF

33. Luke Dickerson, SS

34. Kaelen Culpepper, SS

35. Caleb Lomavita, C

 

 

マリナーズの指名順は15番目です。

 

今更ですがマリナーズに足りないポジションを考えると

まずは強打のOF(CFである必要はないけどRFを守れる肩があるとうれしい)

Harry Ford以外にめぼしいプロスペクトのいないC

コンバートは考えなくて良い、将来的にSSを守れる選手

レギュラー候補が不透明な3B

などが考えられると思います。SSやCFで打力がある選手はどのチームも欲しいはずでマリナーズも毎年このポジションの選手は補充しておきたいはずです。SSのトッププロスペクトであるColt Emerson, Cole Young, Celesten, Peeteなどが将来的にどのポジションを守ることになるのか、トレードはあるのか、どこかから優秀なレギュラーを獲得するのかなどによって2B, 3B, SSはどうなるのかわかりませんけど、SSを守れる選手もしくは内野を守れる強打の選手は常に欲しいところでしょう。

Cについては今年は1巡上位指名の予想される選手はいないので2巡以降でもしくは来年でも良いかと思います。3Bも初めから3Bの選手である必要はなく強打のSSをコンバートということも考えられます。

 

 

このランキングでトップ10の選手はおそらく先に指名されると思うので、予想としては11位のTibbs以降の残っている選手で最上位の選手を指名してもらえたら私としてはうれしいなあと。

Tibbsはとにかく打撃を評価しての指名となります。6' 0"とサイズは大きくないんですが大学3年間で成績を向上させ続け、今季は三振数を四球数が大きく上回り、三振率も低め、28HRを打ったパワーもあります。

私のお気に入りであるGillenはSSですが、故障歴もあって将来的なポジションは不透明。CFやLF、2Bなどが考えられています。つまり将来SSを守れなさそうということですね。それでも2B/CF/LFで打力があれば欲しいということでかなり上にランキングしてます。

BengeとMooreを含めたこの4人のうち誰かを指名してくれればと思ってます。

 

 

最後に、両投両打のCijntjeのランキングを大きく上げました。5' 11"しかないというサイズが大きな懸念点でそれが私の中で順位を上げなかった原因なんですが耐久性は問題ないと思って上げます。(根拠はありません)

先発投手としてはやはりサイズは大きな要素になると思っていて、NYYに移ったMarcus Stromanは5' 7"しかなく、今永が5' 10"でこのような身長の低い先発投手は成功する人数が少ないイメージがどうしてもあります。私のイメージとしては先発投手なら6' 2"くらいは欲しいと思っていてこの条件をクリアしないとなかなか評価しにくい、リリーバーになってしまうんじゃないかと思えてしまうんですよね。

ちなみにマリナーズの先発投手の身長は、

6' 6" Gilbert

6' 4" Kirby, Hancock

6' 2" Castillo, Miller, Woo

やはり6' 2"くらいが一つの目安になる気がします。

他の投手では先発としては定着できなかった長期離脱中のブルペンエースBrashが6' 1"。AAAでは序盤好成績を残していたJonathan Diazが6' 0"と先発投手の中に入れば小柄です。ちなみにマリナーズの投手の中で一番小さいのはSpeierで5' 11"なのでちょうどCijntjeと同じですね。

そんなサイズを除けば魅力的な95mph前後の4シームファストボールを投げているCijntjeは最速で99mph。球速は少し劣りますが、ボールの質・数値的にはMLBの投手ではCHWのMichael Kopechに近いというデータです。

サイズ的には申し分なく、さらにCijntjeよりも球速が出るBrechtですがボールの回転数は平凡。どちらが欲しいかというのは難しいですが最終的にCijntjeを上にしましたがこの辺は好みでマリナーズが育てられる投手を指名してほしいなあと思います。

昨年ドラフトのEvansのように下位指名でも好投手を発掘できそうなマリナーズなので3~10巡くらいで大学生の先発投手を複数指名してくるのではと思っています。故障明けの投手だったり、今季成績を落としたけど実力はあるはずの投手、見逃されている実力ある投手などどこかから見つけてきてくれると思ってます。なので上位は野手を指名するという流れです。

 

ということで最終的には1巡15位指名は大学生投手はないんじゃないかと思ってるんですが、各所Mock Draftでは投手指名の予想も多く、大学生投手も入っていますね。高校生投手は難しいのでなんとも言いにくいけどいっても良いのかもという気持ちもあります。でもやっぱり野手かなあ。現状のマリナーズに足りないのは圧倒的に打力のある野手ですからね。

もうしばらく誰を指名するのか楽しみにしておきましょう。

 

あとは全体1位で誰が指名されるのか。

Bazzana, Wetherholtのどちらかが有力なようですね。打撃の実績ならCondonが一番になるはずですが。

誰を指名するかは契約金の問題も絡んできていると思われます。おそらく故障して欠場期間のあったWetherholtの評価が少し低くなっているはずで契約金も少し低く抑えられるのではないかと思います。CLEが全体1位で誰を指名したとしてもスロット($10,570,600)よりは低い金額での契約になるのでしょうが、指名候補の中でWeetherholtが一番節約できて、36位、48位、それ以降の指名でかなりの資金をつぎ込めるようにすることが可能になります。上位指名を持つチームは基本的にこのような戦略をとれる選択肢があるわけですね。ちなみにCLEが使える金額(ボーナスプール)は$18,334,000、マリナーズはおよそ半分の$9,543,300になっていて、一番少ないHOUは$5,914,700しかありません。

マリナーズの15位指名のスロットは$4,880,900となっています。

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2024ドラフト前のまとめ

2024-07-06 18:33:52 | ドラフト

ドラフトまで1週間ほどとなりました。

いくつかドラフトに関連する記事を書いてきましたが、結局誰を欲しいのか。いろいろ書いても面倒なのでマリナーズが1巡で指名してほしい選手を順番にあげていきます。当然上位10名くらいは先に指名され残ってないはずです。

 

1. Travis Bazzana, 2B

2. Charlie Condon, OF/3B

3. JJ Wetherholt, 2B/3B/SS

4. Chase Burns, RHP

5. Jac Caglianone, 1B

6. Bryce Rainer, SS

7. Konnor Griffin, CF/SS

8. Braden Montgomery, RF

9. Nick Kurtz, 1B

10. Hagen Smith, LHP

11. James Tibbs, LF/RF/1B

12. Carson Benge, RF

13. Trey Yesavage, RHP

14. Theo Gillen, SS

15. Cam Smith, 3B

16. Seaver King, 2B/SS/3B/CF

17. Christian Moore, 2B

18. Brody Brecht, RHP

19. Kash Mayfield, LHP

20. William Schmidt, RHP

21. Cam Caminiti, LHP

22. Tommy White, 1B

23. Carter Johnson, SS

24. Wyatt Sanford, SS

25. Slade Caldwell, CF

26. Vance Honeycutt, CF

27. Braylon Doughty, RHP

28. Ryan Sloan, RHP

29. Tyson Lewis, SS

30. Kellon Lindsey, SS

31. Jurrangelo Cijntje, RHP/LHP

32. Kaelen Culpepper, SS

33. Luke Dickerson, SS

34. Billy Amick, 3B/1B

35. Caleb Lomavita, C

 

いろいろ考えてるとリスクがあるのは理解しているつもりですが高校生投手もありなんじゃないのかなと思えてしまいこのようなかたちになりました。逆に最近のマリナーズのトレンドである高校生野手が上位に少ないことになってしまいました。予想というよりも完全に個人的趣味になってる気もしますが欲しい順番なのでね。どうしても将来像が見えやすい大学生が上位というかマリナーズの指名順である15番目前後に多いことになりました。

BengeとGillenが私のお気に入りであることはこれまでの記事を読んでいただいてる方にはわかると思います。Bengeは成績はそれほどでもありませんが潜在的なパワーが平均以上あると思いますし、今季終盤は結果も出ていたと思います。将来的にRFを守り続ける肩と守備力があることで私の今ドラフト本命になっています。Gillenは攻撃型の高校生野手だと思っています。ポジションがどこになるのかはやや不透明ですが重要なポジションを守れる運動能力はあるはずです。

私の中で上がっているのはTibbsです(周りの評価と同じくらいまで上がってきたという感じでしょうか)。打てないマリナーズなので将来的には守備ポジションの懸念があるのは承知でTibbsが残ってればいくべきなのかもしれません。LFで使えればいいんですけどね。最悪1Bに移ったとしても大学で見せた打撃力があれば生き残っていけると思いますし大学3年間で三振率を激減させながら本塁打を増やし、四球を増やした実力は本物でしょう。これからも成長を期待します。ちなみに今季三振率は11.6%でした。Whiteも同じような意味で選択肢に入るのかもしれません。大学1年目から結果を残し続けてきました。3年間であまり成績が伸びていないのは気になりますが安定してハイレベルな成績を残している実力派です。

通常で考えれば1巡はKingのようにSSをやれるから他のポジションも守れる身体能力のあるタイプを指名するのが当然だと思います。ここ数年のマリナーズ上位指名もSSやCFを指名してるし、CのHarry Fordもコンバートできるほどの能力はありますからね。ウェイクフォレストにきて1年目の今季期待通りの成績とはいえなかったのかもしれませんからその点で指名順は少し下がってしまった予想が増えてきてますが少なくともマリナーズの問題である三振数を減らしてくれそうな選手です。四球も少ないですが。。。

Smithはオールラウンドな3Bとしてマリナーズの前に指名されている可能性も高そうです。昨ドラフトのWilliamsonもがんばっていますが、もし残っていれば選択肢に入ってくるのかもしれません。今季三振率は14.9%。

Mooreはもしかしたらと思ってます。今季三振率を14.2%まで下げ打率を上げて30HR超のパワー。CWS決勝では本塁打は1本でしたが優勝しました。1巡候補の1人として取り上げた時よりはありかもと思ってます。

高校生投手ではCaminitiの評価が高いですが、個人的にはSchmidtとMayfieldがトップ2でその後ろにCaminitiがいて、DoughtyとSloanがその後ろという感じで見てます。まあCaminiti若いですからね。

大学生のSSとCが今ドラフトはやや寂しい状況ですが、その中で№1SSのCulpepperとCではLomavita, Malcolm Moore, Walker Janekなどがおそらく残っている状況になるはずなのでそこを選択するのもなくはないのかと思ったりもしますが可能性は高くないはずです。ちなみに3年前の2021年ドラフトでこの世代のSSとCは誰が高校生で指名されていたか振り返ると全体4位でBOSがMarcelo Mayerを、6位でARIがJordan Lawlarを指名しています。他にはColson MontgomeryやJackson MerrillがSSとしてこの年に指名されています。CではマリナーズのHarry Fordがトップ指名でした。

35人には入れませんがRyan Waldschmidtも可能性はあるのかもしれません。春以降に急上昇して1巡指名は確実視されてる気がします。

 

 

2巡以降の候補については前回あげています。

 

 

 

そういえばBaseball Americaで特集されてましたが大学でも三振はMLBと同じように増え続けている傾向があるようです。それでも20%を超える選手は厳しい見方が増えていく傾向があり、15%くらいにおさまっている選手が理想的。2012年以降のドラフト1巡で指名された大学生野手106人のうち大学通算の三振率が20%を超えているのはたったの13人です。

今年の1巡指名候補の大学生野手で大学通算三振率が高いのは

Dakota Jordan 27.4%

Vance Honeycutt 26.2%

Braden Montgomery 22.3%

Cam Smith 20.7%

Christian Moore 20.5%

といったように今年は例年以上に三振の多い打者たちが上位指名されそうな予想になっています。

数字はBAの記事から引用してるので当時の数字ではありますが大きく変わってはないはずです。

Honeycuttは三振率さえ20%を下回れば相当上位で指名されるはずです。CWSでの彼の活躍を見るとスター性があるというかここ一番では打ってくれそうな選手なんですよね。マリナーズで言うと完全にJulio Rodriguezのような存在だと思います。どこが指名してMLBまで上がってこれるのか、どのくらい活躍するのか楽しみにしています。でも、三振数ばかりが話題に上がるマリナーズは指名しないでしょう。指名したらしたで夢のある話だとは思いますけど三振する姿しか見えてきません。

Smithは上で紹介している通り今季の三振率は15%を下回っています。昨年が28.7%もあったので通算だと20%を超えてしまいました。Mooreも同じように今季は15%を下回っていますが通算になるとこの数字になります。

一方、リストの中では最も高い順位で指名される予想のMontgomeryは1年時から26.6→20.6→20.0と下がって来ていますが20%ほどあるのも事実。良い打者だとは思いますが懸念点です。万が一マリナーズの指名まで残っているようなことがあれば指名するのかおもしろいところですね。

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2024ドラフト候補(2巡以降)

2024-06-30 21:00:09 | ドラフト

2巡以降はどうなるか予想すること自体が意味ないですけど、個人的に気になる選手をあげておきます。完全にメモ程度の内容です。(2024.7.4更新)

 

【2巡55位指名候補】

Ryan Waldschmidt, OF

Luke Dickerson, 2B/SS/OF

Trey Snyder, SS

Dylan Dreiling, OF

Will Taylor, OF

Ethan Anderson, C/1B

Mike Sirota, CF

Payton Green, SS

PJ Morlando, 1B/LF

Ryan Johnson, RHP

Ryan Forcucci, RHP

Luke Holman, RHP

Payton Tolle, RHP

Chris Levonas, RHP

David Shields, LHP

 

 

 

【3巡以降指名候補】

Chase Harlan, 3B/OF

Dasan Hill, LHP

Cade Obermuller, LHP

Kyle DeBarge, SS

Ryan Prager, LHP

Michael Massey, RHP

Daniel Eagen, RHP

Griff O'Ferrall, SS

Bryce Cunningham, RHP

Bryce Meccage, RHP

Gage Jump, LHP

Manny Marin, SS

Jalin Flores, SS

Ben Hess, RHP

Joel Dragoo, OF

Corey Collins, 1B

Aiden May, RHP

Chris Cortez, RHP

Brandon Neely, RHP

Jackson Jelkin, RHP

Matt Ager, RHP

Jared Spencer, LHP

Josh Randall, RHP

Tyson Neighbors, RHP

Jakob Wright, LHP

Daniel Avitia, RHP

Griffin Herring, LHP

Derek Vartanian, RHP

Nate Dohm, RHP

Brady Tygart, RHP

Tristan Smith, LHP

Evan Aschenbeck, LHP

 

 

以上になります。たくさんあげましたが1, 2人でも指名されればいいなあ。

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2024ドラフト候補(1巡投手)

2024-06-15 09:37:24 | ドラフト

投手は大学生、高校生まとめて見ます。

ドラフトでは過去3年高校生野手を1巡では指名しているマリナーズですがその前の3年は連続で大学生投手を指名しています。2018: Gilbert、2019: Kirby、2020: Hancock。

今年の大学生投手は評価の高い投手が少なく、Chase Burns, Hagen Smithの2人はマリナーズの前に指名され、Yesavageもおそらく指名されているはずなので可能性としてはBrechtが残っていれば彼を指名するかどうかという選択肢しか無いのではと考えています。

高校生は良くわからないというのが正直なところですが評価の高い投手を数名載せてます。マリナーズのローテは埋まっている状況で故障者が出なければ今後数年間は問題ない状況なので上位指名するのであれば大学生投手ではなく、優秀な高校生投手を時間をかけて育てるのも選択肢になるのかもしれません(最近のドラフトでは高校生投手を数名上位指名していますが(Morales, W Ford, Izzi)今のところ結果が出ているとは言えない状況。…でしたがMoralesがブレイクの兆しをみせ、IzziやGoughも一皮むければなあというところなのかもしれません)。

 

 

【大学生投手】

Brody Brecht  RHP、6-4、2002/9/27、University of Iowa

四球の多さに苦しんでいましたが、シーズン後半はまずまず安定した投球ができるようになりました。能力が高いのは間違いなく、マリナーズの投手育成能力でエース候補として育成できると判断できるなら1巡で彼を指名するのもありなのかもしれません。

 

 

Trey Yesavage  RHP、6-4、2003/7/28、East Carolina University

確実に成長している好投手で将来ローテに入ってくるのは確実な安全な指名になると思います。おそらくマリナーズの前に指名されていると思われます。

 

 

Burns, Smith, Yesavage, Brechtの次に指名されそうな大学生投手はJonathan Santucci, Luke Holman, Ryan Johnson, Payton Tolle, Ben Hess, Drew Beam, Jurrangelo Cijntje, Ryan Forcucciあたりかと思いますが1巡15位というよりは1巡後半以降での指名が見込まれる投手たちになります。

 

 

 

 

 

【高校生投手】

Cam Caminiti  LHP、6-2、2006/8/8、commit: LSU

ドラフト時点でまだ17歳という若さ。最速98mphでスライダーとチェンジアップは使えるしカーブも良くなる可能性。コントールに苦しんでいるわけでもなさそうなので期待通りに育てばオールスターに出場できるような投手になると予想されています。

 

 

William Schmidt  RHP、6-4、2005/10/4、commit: LSU

球速は100mphに迫り、さらに伸びる可能性もありそう。カーブは回転数も高く非常に評価が高いです。チェンジアップを投げますが、カーブ以外の変化球がさらに武器になるかがプロレベルではキーになるのかもしれません。才能は今ドラフトでもトップクラスという評価。Adam Wainwrightと比較されるような投手です。

 

 

Kash Mayfield  LHP、6-4、2005/2/8、commit: Oklahoma State

非常にスムーズな投球動作で球速は97mphまで出ます。変化球も成長が見られスラーブが良くなって、チェンジアップもまずまず。ストライクを取ることに苦労している様子もなく19歳にはなっていますが評価は高いです。

 

 

Braylon Doughty  RHP、6-1、2005/12/7、commit: Oklahoma State

最速97mphで、カーブは3000回転以上を記録する高い能力があります。ストライクを取れずに崩れることもなさそうです。身長は先発投手としてはやや小柄ですが運動能力は高いです。

 

 

Ryan Sloan  RHP、6-5、2006/1/29、commit: Wake Forest

今春も球速は伸び最速99mphに達する速球に加えスライダー完成度は高く効果的。左打者に投げるチェンジアップも平均以上。今ドラフトクラスでトップクラスの高校生投手です。体が大きいのも先発投手として評価を高める要因になります。

 

 

Levi Sterling  RHP、6-5、2006/9/2、commit: Texas

SSとしてもプレイしている二刀流アスリート。9月まで18歳にならないドラフトにかかる選手の中で非常に若い投手。すごく自然なフォームで球速は最速95mph。身長は高く細身である点からまだ球速は大きく上がる可能性がありそう。運動能力の高さから再現性やコントロールは将来的に問題はないとの評価。

 

 

Chris Levonas  RHP、6-2、2006/2/11、commit: Wake Forest 

最速97mph。高回転のスライダーを投げておりMatt Brashと比較されることも。カーブも回転数はありまずまず。チェンジアップも将来的には平均レベルには達する予測。細身であり今後体が出来てくる過程でさらに大きな飛躍も考えられます。コントロールに問題がありましたが今春は改善傾向で評価が上がっています。

 

 

David Shields  LHP、6-2、2006/9/9、commit: Miami

Sterlingと同じくドラフトにかかる中では非常に若い投手。アメフトをやめて今ドラフトで上位指名を狙っています。身体能力は高く今後の成長が期待される投手です。最速94mph。

 

 

 

これまでを考えると高校生投手を1巡指名する可能性が高いとは思っていませんが評価している投手がいれば指名してもいいのかもしれません。(マリナーズが1巡で高校生投手を指名したのは2010年のTaijuan Walkerが最後です。)

 

 

ということで3回に分けて1巡15位指名候補を広く見てみました。

今年も高校生野手になるのか、それとも大学生野手?投手?

ドラフトまでもう少しあるので時間が作れれば2巡以降の候補も簡単に見ていければと思ってます。

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2024ドラフト候補(1巡高校生野手)

2024-06-08 09:35:58 | ドラフト

前回に続きマリナーズのドラフト1巡候補を見ていきましょう。今回は高校生野手です。近年のマリナーズは1巡で高校生野手の指名が続いているのはご存じの通りで、まだMLBには到達していませんがプロスペクトとしては一定以上の評価を得ています。今回もその流れでいくのであればということで選手を見ていきましょう。

学校名は進学予定の大学名を載せてます。

 

 

【1巡15位指名候補(高校生)】

Bryce Rainer  SS/RHP、6-3、右投左打、2005/7/3、commit: Texas

マリナーズの過去3年のドラフトに習って高校生野手を候補にするならまず上がってくる名前が彼でしょう。全般的に評価は高くマリナーズの指名より前に消えている可能性が高そうです。身体能力は高くサイズもあり肩も強いので将来的には3Bでしょうか。打撃能力も高くパワーもあり将来のオールスター候補。投手としても評価される選手です。

 
 
 
 
Konnor Griffin  CF/SS、6-4、右投右打、2006/4/24、commit: LSU

Rainerとどちらが先に指名されるか。今ドラフト高校生野手のトップ2なのでマリナーズの順番までに指名されてしまう可能性が高そうです。身体能力が高く、サイズも大きいスター候補。18歳になって間もない高校生の中でも若い選手になります。昨ドラフトのFarmelo, Smithの両OFが順調とはいえCF候補が増えるのは悪くありませんからもし残っていて指名できるチャンスがあるならいくのではないかと思います。

 

 

Slade Caldwell  CF、5-9、左投左打、2006/6/18、commit: Mississippi

 サイズが小さいことが評価基準からいけば不利になってしまうわけですが身体能力は抜群で将来的にもCFとしてMLBまで上がってくると見込まれていて1巡指名が予想されています。小柄な選手という事で昨季NLのROYであるCorbin CarrollやポジションはSSですがNYMのトッププロスペクトJett Williamsなどと比較されるエネルギッシュな選手です。さすがに昨季のCarrollほどHRを打てる可能性は高くないのでしょうけどバットスピードはあり、スカウティングリポートではストライクゾーンを把握して規律がありボールを見極められるといったようなことが書いてあります。記事投稿時まだ17歳でありドラフトされる選手の中でもかなり若い選手です。

 

 

Theodore Gillen  SS、6-3、右投左打、2005/9/12、commit: Texas

前回一押しとして紹介した高校生SS。以前手術を受けた肩の状態は気になるところ。その肩は平均以下という事で将来的にはポジションを2BやCF/LFに移ると思われますが打撃に魅力を感じる選手です。パワーを生かす打撃が出来れば長打も打てる攻撃的な打者になると思っています。

 

 

Wyatt Sanford  SS、6-1、右投左打、2005/11/24、commit: Texas A&M

今後の成長が期待される選手でパワーが平均以下ではあるもののスイングはきれいでコンタクト率は高いです。守備面は優秀で将来的にもSSを守れると思われます。

 

 

Carter Johnson  SS、6-2、右投左打、2006/2/22、commit: Alabama

今ドラフトクラスの高校生ではトップクラスのピュアヒッターであり打撃能力はかなり高いです。将来的に体が出来てくればパワーと引き換えに俊敏さが落ちると予想され2Bや3Bに移る可能性がありそうですが守備力自体はSSでも行けるとの評価。サイズはJohnsonの方が大きいですが打撃能力はCole Youngと比較できそうな選手に思えます。

 

 

Kellon Lindsey  SS/CF、6-0、右投右打、2005/9/21、commit: Florida

まず非常に足が速いというのが特徴になります。アメフトをやめて野球1本に絞ったようで、スピードを生かしてCFをやるのかSSとしてやっていくのかというところです。打撃力を開花させることが出来るか、経験はまだこれからというところでしょう。Trea Turnerと比較される選手です。

 

 

Tyson Lewis  SS、6-2、右投左打、2006/1/10、commit: Arkansas

先日2024ネブラスカ州最優秀選手賞に選出されました。スピードがあり、筋肉をつけパワーも付いてきているオールラウンドな選手。増量したこともありSSから2Bや3Bへ移る予想もあります。身体能力は高いものの空振りがあるのは懸念点かもしれません。

 

 

Caleb Bonemer  SS、6-1、右投右打、2005/10/5、commit: Virginia

昨夏評価をあげた選手。バットスピードがあり長打を打てる。守備力はSSとしてもやっていけるとの評価はあるものの体格から3Bになるのではとの予想。

 

 

PJ Morlando  OF/1B、6-3、右投左打、2005/5/16、commit: South Carolina

速いバットスピード、コンタクト能力、パワー、規律などで高校生の中でも上位の打撃能力を見せる選手。四球を選びながら30HRのシーズンも可能という評価もあったわけですが今春評価が下降。ポジションがLFもしくは1Bになると見込まれるので打撃面で間違いなく通用するという確信がなければリスクは高いと思われます。なので1巡指名からも漏れるのではという予想も出ています。

 

 

 

今ドラフトクラスの高校生野手はRainer, Griffinが2トップでそこから少し離れてCaldwellがいてその後にSSの数名がいるという感じに見えます。その数名のSSたちは1巡後半~2巡前半に指名が予想されています。マリナーズの15位指名で高校生野手にいくならSSの中からお気に入りを指名するかCaldwellにするかという選択になるのではないでしょうか。

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