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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

2024ドラフト候補(1巡大学生野手)

2024-05-26 19:34:24 | ドラフト

少し間があきましたがドラフト候補者を引き続き見ていきます。

1巡候補の中で大学生の野手を見ていきます。

マリナーズの現状を踏まえてやはり1巡では打てる大学生野手を指名するべきであるという考えなんですが、それは昨年もそうでした。それなのに高校生野手を3人1巡指名したのが2023ドラフトです。なので大学生野手を指名して欲しいけど、過去数年の流れも汲んで次回は高校生野手も見てみる予定です。

そろそろエース候補になれそうな投手を指名するのもありかもと思っていましたが、シーズン初めからのマリナーズを見ているとどうしても野手が必要だという状況ですしね。5月は投手も苦しんでますが…。3巡か4巡くらいで先発投手も1人欲しい気はしますけど、Bryce MillerやWoo、Logan Evansのような投手を見つけられるマリナーズなので1巡や2巡で投手を優先的に指名する必要はないと思います。特別魅力がある投手が残ってるのであればいくかもしれませんけど。

今回もたくさんの選手を候補としてあげていますが最終的にはもう少し絞って記事にしたいと思ってます。いったん幅広く見ておこうと思います。

 

 

【1巡15位指名候補(大学生)】

JJ Wetherholt  2B/3B/SS、5-10、右投左打、2002/9/10、West Virginia University

残ってないと思いますが、もし残ってればという選手の中では彼を指名すべきだと思います。それだけ今ドラフトクラスの中では打撃力は傑出した選手であると思いますし、マリナーズが欲しい打てる選手になってくれるはずです。今季は故障もあり満足なプレイが出来ていない面があると思いますが、能力でいえばトップ5に入るべき選手です。

 

 

Carson Benge  RF、6-1、右投左打、2003/1/20、Oklahoma State University

ずっと有力候補にあげていたBenge。終盤はリリーフだけでなく先発としてもマウンドに上がっていたBengeですが、もちろん野手としての指名です。今季後半からHRが増え始め、4月後半以降はドラフト最上位指名候補たちと同じように毎試合のようにHRを打てるようになったのでランキングも上がったかもしれませんがマリナーズの15番目までには指名されないと思いたいです。選球眼もあり、三振もそこまで多くないOF、守備面も問題なしということで早めにメジャーまで到達できる可能性があると思います。

 

 

Nick Kurtz  1B、6-5、左投左打、2003/3/12、Wake Forest University

彼も先に指名されて残ってないと思いますがWake ForestのキャプテンであるKurtzを指名できるチャンスがあれば1Bとはいえ絶対的な打撃力を評価して指名すべきだと思います。今季も1試合3HR、10試合のスパンで14HRを記録するなど爆発力は今ドラフトクラスで#1といえる選手です。Wake Forestでは1年目からレギュラーとして活躍し、今季は三振の約2倍の四球を選び出塁率はACCでトップになるなど将来の主軸になれる選手だと思います。

 

 

Seaver King  2B/SS/3B/CF、6-0、右投右打、2003/4/25、Wake Forest University

最近の情報だとマリナーズの指名まで残っている可能性があるかもしれません。身体能力は高く、スピード、守備ポジションと守備力を考えればドラフトで上位指名されるべき選手。BB<Kなのは少しマイナスかもしれませんが数字以上の規律とセンスがありなんでも出来そうな選手に見えます。今季は3Bでの出場が一番多く、次がCFです。打球速度は十分に早く打球角度がもう少しつけば長打も増えると思われます。

 

 

James Tibbs  RF/LF/1B、6-0、左投左打、2002/10/1、Florida State University

昨季もよく打っていましたが、今季はさらに打ちまくりACC Player of the yearを受賞しました。毎年成績は向上していることからも打撃重視の指名をするなら彼は有力候補になるはずです。先に指名されてしまう可能性もありますが。

 

 

Cam Smith  3B、6-3、右投右打、2003/2/22、Florida State University

3Bとしてはパワー面でやや迫力に欠ける成績が残っていますが今季打率はACCでトップクラス。K>BBで三振はやや多めでしょうか。守備面の評価は良いので指名有力候補の1人なのかもしれません。

 

 

Vance Honeycutt  CF、6-3、右投右打、2003/5/17、University of North Carolina at Chapel Hill

大学初年に大活躍をしたHoneycuttですが昨季は伸び悩み、今季も多くの成績はトップクラスではあるものの三振数の多さが目立つなどマイナス面・懸念点もある状況でここでマリナーズが指名するのは賭けになる気がします。一方でCFの守備は一流であり、身体能力が高いのも間違いありません。UNCなのでAckleyが大学の先輩ということになります。

 

 

Billy Amick  1B/3B、6-1、右投右打、2002/11/4、University of Tennessee

昨季ACC首位打者であり、SEC所属となった今季もOPS上位。ただ抜きんでた存在ではなく、守備面にやや不安があり将来的には1Bの可能性があるので指名する可能性は高くないと思います。

 

 

Christian Moore  2B、6-1、右投右打、2002/10/21、University of Tennessee

Amickのチームメイトになります。映像からもわかるようにすごい体つきです。やや早打ち傾向で三振が多めなのは気になりますが、昨季は早打ちを改善しようとしたのか四球も三振も多くなっていたのが今季は元に戻って爆発的な成績を収めたパワーヒッター。たまにOFも守っているようです。

 

 

Kaelen Culpepper  SS、6-0、右投右打、2002/12/29、Kansas State University

SSが欲しいのであればCulpepperになりそうですが、ないですよね?たぶん。打撃で飛びぬけた能力はなくパワーも平均以下、守備面はSSとしてまずまずで肩が強いです。身体能力が高く何でも平均レベル以上でこなしてしまうタイプでしょうからいずれはパワーもついて平均以上の打者にならないとも限りません。

 

 

Caleb Lomavita  C、5-11、右投右打、2002/11/18、University of California, Berkeley

Raleighの後釜を探すのであれば指名はあり得るのかもしれません。捕手としては身体能力が高く、打撃面もまずまず。Fordもいる現状で捕手の指名が現実的とは思いませんが、他のポジションも出来そうな選手なのでまずはプロで捕手としてやれるか見てみるのはありかと。

 

 

Malcolm Moore  C、6-2、右投左打、2003/7/31、Stanford University

もう1人だけ捕手をあげておくと高校時代から評価の高かったMooreになりますかね。

 

 

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2021ドラフトの選手たちは今

2024-05-11 19:54:25 | ドラフト

このシリーズ最後にしようと思います2021ドラフトの現状確認です。

 

【2021ドラフト】

AA: Harry Ford, C

(AA: Edwin Arroyo, SS)→CIN

A+: Michael Morales, RHSP

MLB: Bryce Miller, RHSP

(AA: Andy Thomas, C/1B)→SF

MLB: Bryan Woo, RHSP

A+: Colin Davis, LF/RF

-: James Parker (2024.3.29リリース)

AA: Spencer Packard, LF/RF/1B

A+: Jordan Jackson, RHSP

(AAA: William Fleming, RHSP)→KC

(AAA: Corey Rosier, OF)→SD→BOS

AA: Ben Ramirez, 3B

AA: Andrew Moore, RHRP

-: Cole Barr (2023.7.21リリース)

AA: Jimmy Joyce, RHSP

A+: Jimmy Kingsbury, RHP

A: Riley Davis, RHP

-: Charlie Welch (2024.3.12リリース)

 

前回も書いた通り2021ドラフトも上位指名で高校生、下位指名で大学生を指名しています。この年は高校生は上位3人のみです。

Fordは一時期、今季は捕手以外もやるような情報も出てましたが今のところ捕手以外での出場はDHのみです。今季からAAに昇格し開幕からなかなか打てませんでしたが打ち始めてからはさすがの力を見せています。特に選球眼は一流でドラフト後、各カテゴリーで出塁率4割以上を記録しています。

ArroyoはトレードでCINへ。昨季はやや成績を落とし、プロスペクトのランキングは下がり、今春肩の故障で手術となり今季の出場は難しい状況になっています。

Moralesは上位2人に後れを取っている状況で今季A+に昇格しました。絶対的な成績を残せていない事だけは確かです。

MillerとWooは昨季MLBに到達しているのはご存じの通りなので割愛します。

Thomasは2022年8月にCasali, BoydとのトレードでSFへ。FlemingはCarlos SantanaのトレードでKCへ放出。AAAまで上がってきましたが成績は特別なものではありません。RosierはFrazierとのトレードでSDへその後BOSへトレードされこちらも現在AAAです。

Packardは昨季AAで.292/.391/.449の好成績をマークして三振も試合数よりはるかに少ない数でした。今季もAAで同じような成績を残していますが、スピードがあってOF3ポジション守れるわけではないことを考えればMLB昇格にはパワー向上が必要という事になるかと思いますが年齢は26歳ということもありチャンスをタイミングよく掴めるかという事になってくるかもしれません。

Joyceは昨季A+で好成績を残しAAに昇格しそこでもまずまずの成績。今季期待がかかるところでしたがILに入っていてまだ出場がありません。5月6日にACLで投げてました。

 

2021年のドラフトなので2フルシーズン以上を経験してリリースされる選手も出てきてますね。特に大学組はある程度将来像が見えてきていると思います。下位指名ではPackard, Joyce以外はMLBは非常に厳しいというのが現実でしょう。この2人も簡単にはいかないでしょうけど。

高校生組ではFordがいつ上がってくるのか、捕手として呼ばれるのかというあたりが注目でしょうか。過去数年評価の高いマリナーズの高校生野手指名ですが上にあがっていく段階でどこかで壁に当たることがあるかもしれません。とにかくトレードしないのであればMLBレベルで結果を出してこそドラフトは成功という事になると思いますので楽しみに昇格を待ちましょう。一方高校生投手は今のところ過去数年評価がしにくい状況で、急ぐことはないけど、今のところメジャーは遠いという感じです。

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2022ドラフトの選手たちは今

2024-05-05 11:48:43 | ドラフト

前回の2023年ドラフトに続いて今回は2022年を振り返り、現状の確認をしてみます。

 

【2022ドラフト】

AA: Cole Young, SS

AA: Tyler Locklear, 1B

R: Walter Ford, RHSP

A: Ashton Izzi, RHSP

AA: Reid VanScoter, LHSP

A+: Josh Hood, UTL(2B/SS/3B/LF)

AA: Hogan Windish, 2B/1B/3B

(A+: Tatem Levins, C)→TB

A: Tyler Gough, RHSP

A+: Bill Knight, CF

A+: Marcelo Perez, RHSP

A+: Troy Taylor, RHRP

(A+: Darren Bowen, RHSP)→MIN

A: Tyler Cleveland, RHP

A+: Blake Rambusch, 2B/CF/LF

A+: Stefan Raeth, RHRP

A+: Brandon Schaeffer, LHSP

A+: Curtis Washington, CF

?: Nick Zona, UTL

 

 

高卒でありながら今季AAで開幕を迎えたYoung(A+以下での出場数は143試合)。パワーはそこそこですが確かな打撃センスを持ち、四球を選べる能力、SSを守れる守備力でマリナーズのトッププロスペクトとして注目される選手となっています。さすがにここまでAAではやや苦しんでいる成績にはなっていますがまだ20歳。ちなみに2022ドラフトは全体1位が同じく高卒SSのJackson HollidayですでにMLBに到達しました。早すぎますね(笑) 他に高卒SSではNYMのJett WilliamsもAAまで到達しています。

Locklearも同じくAAにいます。大学から入っているので年齢は現在23歳。一時離脱しながら(A+以下での出場は100試合にも満たない状況で)昨季AAに昇格。少し成績が落ちたものの今季はアジャストして好成績を残しておりシーズン中のマリナーズデビューも期待されます。ドラフト時は3Bでしたが想定された通り1Bへコンバートされています。

一方まだ結果を出せていないのが高校から入団のW Fordです。この年は2巡のFord、4巡のIzzi、9巡のGoughと3人の高校生投手を指名しました(高校生野手はYoungのみ)。Fordは今季もACLスタートになっていますがどんな飛躍を見せるのか。ちなみに同じ高卒で一括りになってますが年齢で見れば他の2人よりも1年以上遅く生まれているのがFordでまだ19歳。IzziとGoughはAのローテに入っていますが今のところ目立った成績は残せていません。

5巡以下はGoughを除き全て大学生を指名。前回取り上げた2023年も同じように高校生は上位指名のみで下位は大学生。ちなみに2021年も同じかたちで上位で高校生、下位で大学生やジュニアカレッジの選手を指名しています。

VanScoterは入団からA+とAAで30先発し安定した成績を残していて、2023年のマリナーズマイナー最優秀投手賞を受賞しています。マリナーズの2022ドラフトの投手では一番早くMLBへ到達する可能性がありそうです。もちろんローテに欠員が出るかどうかによりますし、現時点ではAAAにいる投手たちの方が優先順は高いはずです。

Windishは複数ポジション守れる攻撃的選手としてマリナーズまで上がってこれるかどうか。マリナーズ入団後はOFをほとんど守っていません。現状AAでOPS.800を超えているのは楽しみな成績で他のプロスペクトたちに割って入れるかどうか、とにかく結果を残し続けるしかありません。

Taylorは前年の2021年20巡で指名するもサインに至らず、2回目の指名は12巡となりました。昨季好成績を残し、AFLにも参加し、今春のスプリングトレーニングでは7試合に登板しここでも好成績。現在A+のクローザーを務めていて、今季もしくは来季にマリナーズで見れる可能性もある投手ではないかと思います。

Clevelandは昨季マリナーズのマイナー月間最優秀投手賞に2度選ばれるなどフルシーズンAで投げて安定した活躍。今季はここまでILに入っていて投げていません。そのほかRambusch, ShaefferもILに入っていて今季出場なしですね。Zonaも出場はないようですがILに入っているのを確認できませんでしたし、リリースしたような情報も見つかりませんでした。

8巡のLevinsはオフにBlake HuntとのトレードでTBへ。昨季Aでまずまずの打撃成績を残していましたが今季はこれまでのところ苦戦しているようです。13巡のBowenはPolancoとのトレードでMINへ。今後も期待される成績を残していた投手です。今季は防御率は5点台となっていますが細かな数字は悪くないのではないかと思うので引き続き応援したいと思います。

ちなみに16巡のJacob McNairyはこのドラフトではサインできなかったので上には書いてませんが、2023年8月にドラフト外でサインして、現在Aに所属しています。

 

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2023ドラフトの選手たちは今

2024-04-30 09:02:50 | ドラフト

前回、現時点での2024ドラフト希望をざっくり書きました。ドラフトまでまだ時間があるので今回から振り返り企画をやっていこうと思います。

振り返るといってもまだ1年経っていない2023ドラフトからです。

時間があれば2021までの3年は振り返りたいんですけど、ともかくやっていきます。

 

1巡で3人の高校生野手を指名した2023ドラフトの選手は今どのチームに所属しているのかを見てみます。基本的には高校生がA、上位指名の大学生がA+、下位指名の大学生がAとなっているようですが数名違う選手がいましたのでご覧ください。

 

その前にマリナーズのマイナー組織ですが、いちおう確認しておくと

AAA: Tacoma Rainiers

AA: Arkansas Travelers

A+: Everett AquaSox

A: Modesto Nuts

その下にルーキーリーグがあるかたちです。

名前の前にAとかA+で書いてるのが今所属しているチームになります。ドラフト時のポジションと今出場しているポジションで変更があるかもしれないのでついでに調べて載せてます。

 

【2023ドラフト】

A: Colt Emerson, SS

A: Jonny Farmelo, CF

A: Tai Peete, SS/3B

A+: Ben Williamson, 3B

-: Teddy McGraw, RHP (今季出場なし)

A: Aidan Smith, CF/LF/RF

A+: Brock Rodden, 2B

A: Brody Hopkins, RHSP

A+: Ty Cummings, RHSP

A+: Ryan Hawks, RHSP

A+: RJ Schreck, LF/RF

A+: Jared Sundstrom, OF

A+: Brandyn Garcia, LHP(SP/RP)

AA: Logan Evans, RHSP

A: Elijah Dale, RHSP

A: Ernie Day, RHRP

A: Carson Jones, LF

A: Caleb Cali, 3B/1B

A: Jacob Sharp, C

-: Daniel Ouderkirk, RHP (今季出場なし)

A: Charlie Pagliarini, 1B/3B/DH

 

 

デビューから好成績を残し、プロスペクトランキングでも上位に入ることが多い期待のEmerson、さらにFarmelo, Peeteと高校生の1巡指名3人+4巡のSmithは今Aのモデスト・ナッツという同じチームに所属しています。この4人の中でEmersonは別格なのかもしれませんが、焦ることなくマリナーズを目指して頑張ってもらいたいです。

この年の高校生指名はこの4人だけでした。

PeeteはSSでの指名ですがEmersonがSSとして出場する時は3Bでの出場が多くなっています。昨季はドラフト後2Bも数試合守っていましたが、今季は2Bでの出場はありません。ナッツの2Bにはこちらも昨季まで主にSSを守っていたMichael Arroyoがいるのでそれら選手との兼ね合いで3人の中で3Bに一番適しているのがPeeteという事だと思います。先日までEmersonがしばらく欠場していましたがその間はPeeteがSSとして出場していました。

FarmeloとSmithは両者ともCFを守れますが、基本はFarmeloがCFでSmithがLFという形が多いようです。FarmeloはCFでないときはLFで出場することもあります。

開幕から1か月の打撃成績にはまだ触れないでおきます。

 

ここからあげる選手は全員大学からプロ入りした形になるので上位指名の高校生たちより年齢は上になります。

2巡指名のWilliamson。大幅なアンダースロットで契約した2巡指名の大学4年生いわゆるカレッジシニアの選手ですが、私の中では評価が上がり続けてまだ一度も落ちたことがない選手。守備評価は非常に高く、MLBでも問題はなさそう。打撃はパワーが良くて平均レベルという所なのかもしれませんが、二塁打を量産していて、21試合で8BB/14Kと三振も四球も少ない感じです。

3巡のMcGrawは2023.3に受けたトミージョン手術からの復帰段階でまだ登板はありません。

Roddenは目指すところはユーティリティープレイヤーと言われていますが、打撃面はなかなかいい感じで今季3HRで試合数よりも少ない三振と三振数に近い四球数を記録しています。

元二刀流のHopkinsはAからじっくりという事になるようです。大学最終年はシーズン7.3BB/9というひどい四球率でしたが今季は4.6BB/9まで改善しています。改善と言ってもまだまだ高いですが。

前回の記事にチラッと名前の出てきたCummingsは大学時代は3試合しか先発経験はなかったんですが今季はスターターとして起用されています。Daleも大学時代はリリーバーですが今季はスターターとしてやってます。というか2023ドラフト投手はほとんど全員先発で使ってるのが分かりますね。

2023マリナーズドラフト組の中で一番上にいるのが12巡指名でピッツバーグ大から入ったEvansです。三振がとれる投手ではありませんが昨季入団後も好成績を残し、首脳陣も期待しているようでAAスタートになっています。今季成績は四球が増えているのが気になりますが、失点は抑えているようです。

 

成績はまだ気にするつもりはなかったんですが、いちおう、私がざっと見た結果、A~Eの5段階評価で分類すると以下の通りになりました。年齢や自分のレベルにあったリーグに所属しているかで成績は大きく変わりますが単純に数字を見ての評価なので軽い参考程度です。

A: Emerson, Wlliamson, Dale, Cali, Sharp

B: Smith, Cummings, Evans, Jones, Pagliarini

C: Farmelo, Rodden, Sundstrom

D: Peete, Hopkins, Hawks

E: Schreck, Garcia, Day

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2024妄想ドラフト

2024-04-27 18:58:04 | ドラフト

開幕から1か月ほどが経過して5割前後のマリナーズは地区首位争いをしています。ライバルチームも苦戦してますね。

当ブログは変わらずドラフト、プロスペクト、チーム強化の妄想重視でやっていきます。

ということで時間がある時は妄想を膨らませてドラフトをやっていこうと思います。

 

 

今年のドラフトですが現時点で上位予想は

Condon, Bazzana、二刀流のCaglianone、復活の強打Nick KurtzさらにMontgomery, 投手ではBurnsとSmith。さらにWetherholtを含めた大学生8人は現在マリナーズの15番目指名まで残っている可能性はかなり低いと思われます。あとは高校生のGriffinも14番目までには指名されるのではないかと思っていて、この9人は現時点でノーチャンスだと思っています。

MontgomeryかBengeあたりを狙いたいと言っていたのは2か月ほど前ですけど、Montgomeryは一気に手の届きそうにないところへ行ってしまったということになります。

上位は大学生野手の予想が多いので、残るであろう大学生投手、またはマリナーズが近年指名している高校生野手を1巡でという流れになるんでしょうか。まあ考えても仕方ないので欲しい選手を見ていきます。

 

 

 

まず、1巡15位指名からです。

ここで欲しいのは#2~3の見込みがある投手もしくはハイフロアの安定した#3~4候補となれる先発投手。もしくはレギュラー野手候補で可能ならパワーヒッター。

候補者を見ていきます。

 

・Bryce Rainer, SS/RHP

高校生SS。過去数年のマリナーズの1巡指名は高校生野手という流れを汲んだ指名になります。身体能力は高く、期待通り成長すればオールスター級の選手になる可能性もあるような指名です。サイズはSSとしては大きめなので最終的には3Bへ移るかもしれませんが肩は強く問題はなさそうです。二刀流でやっていて投手としても評価は高いようです。評価が上がっているので14番目までに指名されてマリナーズの指名まで残っていない可能性が高そうです。

 

・Theodore Gillen, SS

高校生野手で私の一押し。Rainerに比べて肩が強くないのでSSよりも2BもしくはCF, LFへ移ると見込まれている分評価はされにくいかもしれないけど、打撃力を買うのならば指名される可能性はあると思います。スイングがきれいで、いい意味で大きく振れているのでパワーもつけばおもしろいと思える選手です。

 

・Carson Benge, OF

変わらずBengeは推していきます。昨季も本塁打は7本のみで今季も二桁に届くかどうかというペースなので他の多くのドラフト上位候補に比べてかなり少ない数字になっていますが打球速度はあるので能力はあるんじゃないかと思いますし、打席での規律が高いのが魅力で今季もBB>Kになっています。

 

・Brody Brecht, RHP

エースポテンシャルもありそうなBrecht。ただし成績を見ればわかるとおりあまりにも四球が多く安定していません。三振は獲れますが、ここまで四球が多いと先発は無理なのでマリナーズの育成システムで改善の見込みがあると判断した場合にのみ指名という判断でいって欲しいです。三振は獲れるので最悪リリーバーとしてメジャーまで上がってくることは可能でしょうけど、この順位で指名するなら先発として成功してほしいです。

 

【その他の候補】

大学生野手:Seaver King, James Tibbs III, Vance Honeycutt,, Caleb Lomavita, Cam Smith, Billy Amick, Tommy White, Mike Sirota, Dakota Jordan

高校生野手:Slade Caldwell, Kellon Lindsey, Caleb Bonemer, Wyatt Sanford, PJ Morlando

大学生投手:Trey Yesavage, Jonathan Santucci, Luke Holman, Ryan Johnson, Ben Hess

高校生投手:Cam Caminiti, William Schmidt

能力で考えればトップ10で指名されるはずのKingですが、もし残っていれば。Honeycuttは指名のチャンスがありそうです。大学1年生で25HRの好成績を残し、守備面ではトップレベルのCF。2年生以降打撃成績が伸びておらず三振数の多さが目立ってしまうのが上位指名されるには物足りない感じなのも事実ですがパワーと守備力は1巡指名にふさわしい選手ではないでしょうか。他の大学生OFではTibbsはありだと思います。というかHoneycuttよりもBengeよりもTibbsの方が先に指名されそうな気もしますし、COFで打撃優先の選手ということからマリナーズにピッタリな気もします。といっても守備力は難ありという評価もあるので1Bに落ち着くのかもしれませんからそうなると1巡としては厳しいのかもしれません、ともかく打撃面は魅力的です。ほかにはCam Smith, White, Amickといった3Bも可能性はあるかもしれませんが1巡で3Bの大学生は無いような気がします(勝手な思い込みですけど)。大穴として捕手のLomavitaをあげておきます。平均以上の打力があり、肩も強い。可能性として、3BやCOFを守れる能力もありそうでRaleighの後釜として、もしくはコンバートも考えられるのでいろんな選択肢がありそうな選手です。捕手のプロスペクトとしてはHarry Fordとぶつかる可能性もありますがFordも身体能力が高くどこでも守れるようなタイプなのでなんだかいろいろ妄想が膨らむ指名になりそうです。

高校生野手はRainer, Gillenの他には指名されているであろうGriffinを除くとサイズは小さいながら魅力満載のCaldwell、 同じく身体能力抜群で打撃はどう成長するか不明確なものの今ドラフト最速級の走力を誇るLindsey、さらにはBonemer含めCFやSSの選手たちが候補に挙がってくると思います。MorlandoはRF/LFがいけるのであれば打撃面でのアドバンテージを考えれば指名の可能性はわずかながらあるのかもしれません。

大学生の投手ではエースポテンシャルはBrechtくらいで、他に指名がありそうなのは今季好調な投手で#3~4くらいのポテンシャルがあるのではという数名をあげてみました。Yesavageの評価は高いので残っていればラッキーです。

高校生投手はないと思ってるんですけどCaminitiやSchmidtなど数名は可能性ありますかね。これからドラフトまでの期間で評価が大きく上がる高校生投手には注目しておきましょう。高校生野手のドラフトで上手くいってるマリナーズなので次は高校生投手をということもあるかもしれません。

まとめると、1巡ではRainer, Gillenが残ってればいってほしい。大学生ではKingがまず残っているかどうか。この3人が消えている場合はCaldwell, Tibbs, Bengeあたり。現時点ではそんな希望です。投手もありだと思ってましたが1巡は野手、2巡か3巡で投手が良いのではと思ってます。

 

 

 

 

2-55

2つ目の指名権は全体55位になります。

・Payton Tolle, LHP

TCU在籍1年目となる今季好成績を残している身長約2mの先発投手。マリナーズのローテにいない左腕。打撃もまずまずだけどプロで生きていけるのは投手として。

 

・Ethan Anderson, C/1B

今季は少し成績を落としていますが、昨年は主に1Bとして出場しよく打っています。今季はCでの出場が増えていて、どこまでやれるかわかりませんがRaleighの後釜候補になれる可能性があるかもしれません。個人的にはCはプロレベルでやってみないとわからないと思ってますので指名するのもありかと。

 

・Noah Franco, OF/1B/LHP

Francoも1巡指名の可能性があるくらいのポテンシャルがある選手。もし残っていて55位で指名してもどこまでオーバースロットできるかという話になってきそうな。下位指名になればTCU進学もあり得るでしょうね。

 

・Charlie Bates, SS

Stanfordにコミットがあるのでサインしない可能性があるとの情報。1巡で高校生SSを指名しなければ彼は候補にあがってくるのかもしれませんがサインできない可能性を考えるといくのかどうか…。

 

その他の候補:Levi Sterling, Duncan Marsten, Ryan Sloan, Kash Mayfield, Kyle DeBarge, Will Turner, Gage Jump, Josh Hartle, Michael Massey, Will Taylor, Dylan Dreiling

 

 

 

3巡以降で気になる候補選手

・Cade Obermueller, LHP

・Ryan Prager, LHP

・Carter Holton, LHP

・Connor Foley, RHP

・Zach Root, LHP

・Aiden May, RHP

・Grant Knipp, RHP/C

・Pierce Coppola, LHP

・Brandon Neely, RHP

・Chris Stanfield, OF

・Fenwick Timble, OF

・Eli Serrano III, OF

・Sean Keys, 3B

・Tyler Bell, SS

・David Hogg, SS

・Josh Kuroda-Grauer, SS

・Payton Green, SS

3巡以降は主に大学生でどちらかといえば投手をという指名を予想しています。中でもKnippは要チェック。マリナーズが過去3年で3人も指名しているCampbell Universityの選手で今季から投手にも挑戦して98mphを記録している選手でブルペンのパワーアームとしては魅力的。打撃面でもビッグパワーでかなりの成績を残しています。ちなみにマリナーズのCampbell University出身の3人というのはSpencer Packerd, Ty Cummings, Ernie dayです。現役で同校出身はCedric Mullins(BAL)やZach Neto(LAA)がいますね。

故障明けの巨人Coppolaはどうでしょうか。どこらへんで指名されるか想像できませんが結果によっては早く指名されるかもしれません。

 

多くの情報が出ていて把握しきれていませんが、ドラフトまであと2か月ほど、これからも評価は変わっていくと思います。今年もドラフトを楽しみましょう。

 

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