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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

2024妄想ドラフト

2024-04-27 18:58:04 | ドラフト

開幕から1か月ほどが経過して5割前後のマリナーズは地区首位争いをしています。ライバルチームも苦戦してますね。

当ブログは変わらずドラフト、プロスペクト、チーム強化の妄想重視でやっていきます。

ということで時間がある時は妄想を膨らませてドラフトをやっていこうと思います。

 

 

今年のドラフトですが現時点で上位予想は

Condon, Bazzana、二刀流のCaglianone、復活の強打Nick KurtzさらにMontgomery, 投手ではBurnsとSmith。さらにWetherholtを含めた大学生8人は現在マリナーズの15番目指名まで残っている可能性はかなり低いと思われます。あとは高校生のGriffinも14番目までには指名されるのではないかと思っていて、この9人は現時点でノーチャンスだと思っています。

MontgomeryかBengeあたりを狙いたいと言っていたのは2か月ほど前ですけど、Montgomeryは一気に手の届きそうにないところへ行ってしまったということになります。

上位は大学生野手の予想が多いので、残るであろう大学生投手、またはマリナーズが近年指名している高校生野手を1巡でという流れになるんでしょうか。まあ考えても仕方ないので欲しい選手を見ていきます。

 

 

 

まず、1巡15位指名からです。

ここで欲しいのは#2~3の見込みがある投手もしくはハイフロアの安定した#3~4候補となれる先発投手。もしくはレギュラー野手候補で可能ならパワーヒッター。

候補者を見ていきます。

 

・Bryce Rainer, SS/RHP

高校生SS。過去数年のマリナーズの1巡指名は高校生野手という流れを汲んだ指名になります。身体能力は高く、期待通り成長すればオールスター級の選手になる可能性もあるような指名です。サイズはSSとしては大きめなので最終的には3Bへ移るかもしれませんが肩は強く問題はなさそうです。二刀流でやっていて投手としても評価は高いようです。評価が上がっているので14番目までに指名されてマリナーズの指名まで残っていない可能性が高そうです。

 

・Theodore Gillen, SS

高校生野手で私の一押し。Rainerに比べて肩が強くないのでSSよりも2BもしくはCF, LFへ移ると見込まれている分評価はされにくいかもしれないけど、打撃力を買うのならば指名される可能性はあると思います。スイングがきれいで、いい意味で大きく振れているのでパワーもつけばおもしろいと思える選手です。

 

・Carson Benge, OF

変わらずBengeは推していきます。昨季も本塁打は7本のみで今季も二桁に届くかどうかというペースなので他の多くのドラフト上位候補に比べてかなり少ない数字になっていますが打球速度はあるので能力はあるんじゃないかと思いますし、打席での規律が高いのが魅力で今季もBB>Kになっています。

 

・Brody Brecht, RHP

エースポテンシャルもありそうなBrecht。ただし成績を見ればわかるとおりあまりにも四球が多く安定していません。三振は獲れますが、ここまで四球が多いと先発は無理なのでマリナーズの育成システムで改善の見込みがあると判断した場合にのみ指名という判断でいって欲しいです。三振は獲れるので最悪リリーバーとしてメジャーまで上がってくることは可能でしょうけど、この順位で指名するなら先発として成功してほしいです。

 

【その他の候補】

大学生野手:Seaver King, James Tibbs III, Vance Honeycutt,, Caleb Lomavita, Cam Smith, Billy Amick, Tommy White, Mike Sirota, Dakota Jordan

高校生野手:Slade Caldwell, Kellon Lindsey, Caleb Bonemer, Wyatt Sanford, PJ Morlando

大学生投手:Trey Yesavage, Jonathan Santucci, Luke Holman, Ryan Johnson, Ben Hess

高校生投手:Cam Caminiti, William Schmidt

能力で考えればトップ10で指名されるはずのKingですが、もし残っていれば。Honeycuttは指名のチャンスがありそうです。大学1年生で25HRの好成績を残し、守備面ではトップレベルのCF。2年生以降打撃成績が伸びておらず三振数の多さが目立ってしまうのが上位指名されるには物足りない感じなのも事実ですがパワーと守備力は1巡指名にふさわしい選手ではないでしょうか。他の大学生OFではTibbsはありだと思います。というかHoneycuttよりもBengeよりもTibbsの方が先に指名されそうな気もしますし、COFで打撃優先の選手ということからマリナーズにピッタリな気もします。といっても守備力は難ありという評価もあるので1Bに落ち着くのかもしれませんからそうなると1巡としては厳しいのかもしれません、ともかく打撃面は魅力的です。ほかにはCam Smith, White, Amickといった3Bも可能性はあるかもしれませんが1巡で3Bの大学生は無いような気がします(勝手な思い込みですけど)。大穴として捕手のLomavitaをあげておきます。平均以上の打力があり、肩も強い。可能性として、3BやCOFを守れる能力もありそうでRaleighの後釜として、もしくはコンバートも考えられるのでいろんな選択肢がありそうな選手です。捕手のプロスペクトとしてはHarry Fordとぶつかる可能性もありますがFordも身体能力が高くどこでも守れるようなタイプなのでなんだかいろいろ妄想が膨らむ指名になりそうです。

高校生野手はRainer, Gillenの他には指名されているであろうGriffinを除くとサイズは小さいながら魅力満載のCaldwell、 同じく身体能力抜群で打撃はどう成長するか不明確なものの今ドラフト最速級の走力を誇るLindsey、さらにはBonemer含めCFやSSの選手たちが候補に挙がってくると思います。MorlandoはRF/LFがいけるのであれば打撃面でのアドバンテージを考えれば指名の可能性はわずかながらあるのかもしれません。

大学生の投手ではエースポテンシャルはBrechtくらいで、他に指名がありそうなのは今季好調な投手で#3~4くらいのポテンシャルがあるのではという数名をあげてみました。Yesavageの評価は高いので残っていればラッキーです。

高校生投手はないと思ってるんですけどCaminitiやSchmidtなど数名は可能性ありますかね。これからドラフトまでの期間で評価が大きく上がる高校生投手には注目しておきましょう。高校生野手のドラフトで上手くいってるマリナーズなので次は高校生投手をということもあるかもしれません。

まとめると、1巡ではRainer, Gillenが残ってればいってほしい。大学生ではKingがまず残っているかどうか。この3人が消えている場合はCaldwell, Tibbs, Bengeあたり。現時点ではそんな希望です。投手もありだと思ってましたが1巡は野手、2巡か3巡で投手が良いのではと思ってます。

 

 

 

 

2-55

2つ目の指名権は全体55位になります。

・Payton Tolle, LHP

TCU在籍1年目となる今季好成績を残している身長約2mの先発投手。マリナーズのローテにいない左腕。打撃もまずまずだけどプロで生きていけるのは投手として。

 

・Ethan Anderson, C/1B

今季は少し成績を落としていますが、昨年は主に1Bとして出場しよく打っています。今季はCでの出場が増えていて、どこまでやれるかわかりませんがRaleighの後釜候補になれる可能性があるかもしれません。個人的にはCはプロレベルでやってみないとわからないと思ってますので指名するのもありかと。

 

・Noah Franco, OF/1B/LHP

Francoも1巡指名の可能性があるくらいのポテンシャルがある選手。もし残っていて55位で指名してもどこまでオーバースロットできるかという話になってきそうな。下位指名になればTCU進学もあり得るでしょうね。

 

・Charlie Bates, SS

Stanfordにコミットがあるのでサインしない可能性があるとの情報。1巡で高校生SSを指名しなければ彼は候補にあがってくるのかもしれませんがサインできない可能性を考えるといくのかどうか…。

 

その他の候補:Levi Sterling, Duncan Marsten, Ryan Sloan, Kash Mayfield, Kyle DeBarge, Will Turner, Gage Jump, Josh Hartle, Michael Massey, Will Taylor, Dylan Dreiling

 

 

 

3巡以降で気になる候補選手

・Cade Obermueller, LHP

・Ryan Prager, LHP

・Carter Holton, LHP

・Connor Foley, RHP

・Zach Root, LHP

・Aiden May, RHP

・Grant Knipp, RHP/C

・Pierce Coppola, LHP

・Brandon Neely, RHP

・Chris Stanfield, OF

・Fenwick Timble, OF

・Eli Serrano III, OF

・Sean Keys, 3B

・Tyler Bell, SS

・David Hogg, SS

・Josh Kuroda-Grauer, SS

・Payton Green, SS

3巡以降は主に大学生でどちらかといえば投手をという指名を予想しています。中でもKnippは要チェック。マリナーズが過去3年で3人も指名しているCampbell Universityの選手で今季から投手にも挑戦して98mphを記録している選手でブルペンのパワーアームとしては魅力的。打撃面でもビッグパワーでかなりの成績を残しています。ちなみにマリナーズのCampbell University出身の3人というのはSpencer Packerd, Ty Cummings, Ernie dayです。現役で同校出身はCedric Mullins(BAL)やZach Neto(LAA)がいますね。

故障明けの巨人Coppolaはどうでしょうか。どこらへんで指名されるか想像できませんが結果によっては早く指名されるかもしれません。

 

多くの情報が出ていて把握しきれていませんが、ドラフトまであと2か月ほど、これからも評価は変わっていくと思います。今年もドラフトを楽しみましょう。

 

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2024ドラフト上位候補者一覧

2024-03-02 18:56:44 | ドラフト

マリナーズの1巡全体15位指名でマリナーズは誰を指名するのか候補者を見ていこうと思います。今回はザックリとたくさんの名前とポジションくらいを見ていければと思います。とりあえず明らかにマリナーズに回ってくる前に指名されるであろう選手もいれてます。簡単なコメントも入れてますが現時点での感想で、これからシーズン進んでいく中で変わっていくと思います。

 

大学生野手

Travis Bazzana, 2B

JJ Wetherholt, 2B/3B

Nick Kurtz, 1B

Charlie Condon, LF/RF/1B/3B

Jac Caglianone, 1B/LHP

Mike Sirota, CF

Seaver King, OF/2B/SS

Vance Honeycutt, CF

Tommy White, 1B/3B/DH

Carson Benge, OF/RHP

Braden Montgomery, RF/RHP

Ethan Anderson, C/1B

Cameron Smith, 3B

Anthony Silva, SS

Malcolm Moore, C

Jacob Cozart, C

Caleb Lomavita, C

Dakota Jordan, OF

Kaelen Culpepper, SS 

Billy Amick, C/3B/1B

Will Turner, CF

Rodney Green Jr., CF

現時点での予想では上から5人は確実にマリナーズの前に指名されるはずで、その後の数名もいない可能性が高いのではないかと思われますが今後のシーズンで落ちる可能性はあるかもしれません。個人的には現時点ではSSやCFではないけど二刀流をやってるBenge, Montgomeryあたりを野手で指名というのがいいんじゃないかと思っています。この2人はタイプは違うけどRFとして面白いと思います。Whiteは打撃特化型なのでちょっとリスクがある気がします。他にも将来的には1Bというタイプの選手がちらほらいますからそういった選手の打撃を買って指名するのか他の選択をするのか(投手や高校生野手)に行くのかというのもあります。

 
 

 

大学生投手

Chase Burns, RHP

Hagen Smith, LHP

Josh Hartle, LHP

Trey Yesavage, RHP

Brody Brecht, RHP

Jonathan Santucci, LHP

Drew Beam, RHP

Michael Massey, RHP

Luke Holman, RHP

Ben Hess, RHP

Matt Ager, RHP

Thatcher Hurd, RHP

現時点で上位指名は大学生野手が占める予想が多いので、おおいにありえる大学生投手の指名ですが、さすがにBurnsは残っていないはず。少し前に1試合17奪三振を記録したSmithの能力は非常に魅力的ですが昨季までは四球が多く崩れる試合もあるようでマリナーズの欲しいタイプではない気もします。となれば球速はないけどHartleが第一候補なのかなと今のところ考えてますが先に指名されてる可能性もありそうな気もします。Hartleが消えてればYesavageですかね。Brechtもまた能力は高いけど四球が目立つタイプです。あとは Beam, Massey, Santucci, Holmanあたりも指名の可能性はあると思っています。今シーズンのパフォーマンス次第なところもあるでしょうから今後もチェックしていきます。

 

 

 

高校生野手

Konnor Griffin, CF

Carter Johnson, SS

Caleb Bonemer, SS/3B

PJ Morlando, LF/1B

Slade Caldwell, CF

Noah Franco, OF/1B/LHP

Charlie Bates, SS

Owen Paino, SS

Bryce Rainer, SS/RHP

Derek  Curiel, CF

Hunter Carns, C

Dante Nori, CF

Cade Arrambide, C

Aiden Harris, 3B/1B

大学生野手が上位を占める予想の中でGriffinはトップ10に入ると思います。Morlandoは打撃の選手なのでマリナーズは獲るかどうか怪しい気がしますが、マリナーズの順番まで残っていてOFとして育てる自信があるなら面白いのでは? Johnson, Bonemer, Caldwell, BatesなどのSSかCFが現時点ではありえそうな気がします。Francoは1BだけでなくOFを出来るなら指名も現実的な気がしますし、かなり魅力的に見えます。とはいえやっぱり1巡指名で高校生を指名するならSSかCFなのではないかと思います。あとはCarnsは身体能力高い系捕手なのでポストHarry Fordとしてあるかもしれませんが2~3巡候補かな?

 

 

 

高校生投手

Cam Caminiti, LHP

Levi Sterling, RHP

Bryce Rainer, RHP/SS

Ryan Sloan, RHP

Owen Hall, RHP

Joey Oakie, RHP

William Schmidt, RHP

高校生投手の指名はないと思ってますがCaminitiにならいく可能性はあるのか?Sterlingもかなり面白い存在かもしれませんが…。

 

 

以上です。魅力的な左投手が多めな印象ですが、何といっても大学生野手が上位を占めそうな気がします。そんな中マリナーズは誰を指名するのか。これだけ名前出したので1巡はこの中から指名されると思ってるんですけど、まだまだドラフトは先なので大きな変化があるかもしれません。

マリナーズ過去の1巡指名まとめ【超!マリナーズ(仮)】

2024 MLB DRAFT PROSPECT (MLB.com)

 

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2024ドラフトに向けて振り返り

2024-02-29 21:44:29 | ドラフト

MLBドラフトまでまだまだ時間はありますが少しずつ振り返りと候補者の確認をしていこうと思っています。

ということでまずマリナーズの過去のドラフトを振り返っておきましょう。

マリナーズの最近のドラフト戦略を考えてみると1巡指名は高校生。これに尽きます。過去3年間5人が1巡指名というかたちになりますが全員高校生野手です。

過去数年の1巡指名選手は以下の通りです。

 

2023: Colt Emerson(22位)、Jonny Farmelo(29位)、Tai Peete(30位)

2022: Cole Young(21位)

2021: Harry Ford(12位)

2020: Emerson Hancock(6位)

2019: George Kirby(20位)

2018: Logan Gilbert(14位)

2017: Evan White(17位)

2016: Kyle Lewis(11位)

 

最近は高校生野手を指名するマリナーズですが、2020年以前は徹底して大学生にいってますね(高校生はゼロです)。今のマリナーズが完成度高めとはいえ高校生指名というリスキーな戦略をとってるのが珍しいのかもしれません。

それにしても2017年までとそれ以降のドラフト結果は全く違って見えます。以前はドラフト1巡を外しまくってましたからね。。。でも故障しかしていない印象のWhiteはゴールドグラバーですし、Lewisは新人王だったりしますからなんともいえません。

コロナで特別なシーズンとなってしまった2020年とはいえ一桁順位で指名したHancockの評価が下がり続けているところが残念ではあります。

現状、Emerson, Young, Fordは高評価を受けていますがMLBで結果を出せるかはまだわかりません。2018年以降でも結果が出ているのは大学生投手がほとんど(Gilbert, Kirby, Miller, Woo)で、野手では2018年3巡のRaleighくらい。Marloweが昨年昇格して印象的な働きをしたこともありましたし、今年はLocklearの昇格も期待されるところでRaleighに続いて大学生野手も結果を出せるのかに注目したいところです。

今更思いますがマリナーズはだいたい15~20位くらいの指名が多いのも特徴だと思います。それだけマリナーズは強いというか中途半端に勝てているという事なんでしょうね。

 

さて、最初に書いた通り最近は高校生の1巡指名が続いているわけですが、マリナーズはそろそろ勝利モードに入ってきてFordやYoungの昇格もぼんやりと見えてきました。さらに昨年指名した高校生たちが昇格してくる頃に合わせて最強のチームを作るのであれば同時期に昇格してくるような大学生の指名もあるのでは?それとも最近続いている高校生を指名するのか。さらにリスクをとって身体能力が高い未完成の選手に行くのか。どんなドラフトになるのか予想するのは面白いですね。

 

次回は候補者をザックリ見ていこうと思います。

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今オフのトレードを振り返る③

2024-02-25 10:13:59 | マリナーズ全般

トレードシリーズ最後の3回目です。

 

⑨2024/1/29

Jorge Polanco (MIN) ⇔ Anthony DeSclafani, Justin Topa, Gabriel Gonzalez, Darren Bowen, $8M

獲得を熱望していた選手の一人であるPolancoを獲得できました。オプションを含めて2年保有できます。

現在30歳のPolancoは昨季80試合、2022年は104試合と出場数が少なくなっている健康面をどう考えるのか。健康であり続ければ2021年のように30HRを超える打撃力があると私は考えています。昨季も80試合で14HRなので160試合で28HRの計算ですからね。特に左打席の方は大きな打球を打つスタイルになっていると思います。昨季は右打席の方が好成績を残していますがBB%が一番良くわかりますが左打席の方が良いんですよね。でもスイッチヒッターとして左右で大きな差がない方なのかもしれません。Polancoの話をすると打球速度やバレル率、xISOなどパワー系の数値が結構いいんですよね。この辺が私が彼に期待するところなわけです。ただ、成績予測ではwRC+が110前後とこれまでの実績から考えれば低目の数値が予測されていますがこれだけの代償を支払ったので中軸として打撃で貢献してもらわないと困ります。.250/.330/.450くらいはお願いします。

守備は元々はSSですが2Bへ移り、昨季は3Bも少しやってるようです。おそらくマリナーズでも2Bに入ると思われますがOAAは昨季が-5、2022年が-9となっていて守備貢献は期待しないでおきましょう。スピードは平均か少し上です。個人的には3B守れないかなあと思ってますが今のところそんな情報はなさそうですね。

DeSclafaniは今オフトレードで獲得してマリナーズで投げることなくトレードとなりました。獲得した時に$6Mもらっていたのでマリナーズとしては$2M支払いを追加してMINへトレードしたと見ることも出来ると思います。なのでDeSclafaniの年俸は$4Mという計算ですね。う~ん安い。

Topaは説明の必要はないと思います。昨オフマリナーズがトレードで獲得すると覚醒し、これまで通算で17試合だったのに昨季は75試合に投げて防御率2.61という成績を残し32歳でブレイクしたシーズンとなりました。

私はGonzalezのことを打撃の天才と何度か呼んでいますがかなり惚れていました。ややパワー不足だったものの昨季は18HR。今後さらに体が大きくなって動けなくなることまで考えれば守備面が一番の懸念点だったと思います。OFとしてはパワーを付けていく必要があるけど、どこまで動けるかということですね。そしてA+で壁にぶつかった昨季。まだ19歳という若さで周りの選手に比べれば若いので気にすることはないと思います。乗り越えてMLBで活躍してほしいです。

Bowenは球団内のプロスペクトランキングでもかなり下の方に名前があるかどうかという投手だったと思います。そんななか2023.8時点で26位にしていたのでちょっと残念な気持ちになっているのが正直なところです。映像を見るとファストボールとスライダーのキレはなかなかのものだと思って見てました。22歳のプロ1年目でAで9.54K/9は飛びぬけた成績ではないですからね。誰もが目を付ける投手ではないんでしょう。必ずMLBまで上がってくると期待しています。

長くなりましたが、まとめです。MINから見ればバランスよく複数の選手が獲れたいいトレードになったと思います。マリナーズとしてはPolancoが獲得できたことだけ考えればA評価ですが、MLBで成績を残している2人の投手に加え、トップ100プロスペクト級のGaby、さらには面白い投手だと思っていたBowenまで付けているのを考えればBとCの間くらいかなあ。でもPolanco獲得は大きな戦力アップになるはずです(健康であれば)。

評価:C

 

 

 

⑩2024/1/30

Samad Taylor (KC) ⇔ PTBNL

フル出場すれば50盗塁できそうなスピードが一番の魅力。2B/LFに加えCFも守れる選手でスピードがあるという事でマリナーズ的にはHaggertyの後継者という感じの選手に見えますが実力的にはHaggertyの方が上でしょうからどこか使える場面があるのか?という気もしてしまいます。球団が変わって急成長してくれればと思ってます。

評価:C

 

 

 

⑪2024/2/3

Gregory Santos (CHW) ⇔ Prelander Berroa, Zach DeLoach, 2024 Competitive Balance Round B draft pick (#69 overall)

Santosの決め球はスライダーであとはシンカーという名のファストボール、基本的にはこの2球種しか投げていないようですね。特徴はまず球速があります。昨季30イニング以上投げたリリーバーの中で14位の98.8mphです。そんな剛腕としては平凡と言っていいのか8.95K/9とイニング数よりもわずかに少ない奪三振率です。一方で2.31BB/9はリリーバーとしてはかなりいい数値であり、さらに一番良い点はHRを打たれにくいシンカー系投手であること。MunozやBrashも被HRは少なめなんですがSantosはさらに少なく0.27HR/9で66.1イニングを投げて2本しか打たれていません。HRで決着がつくことも少なくないMLBでこの数値はかなり心強いです。決して打たれないというわけではないけど長打は打たれないという投手だと思います。残り5年の保有権があるトップクラスのリリーバーです。

Berroaは私の期待のブルペン候補でした。その意味では非常に残念です。しかし昨季一時的にマリナーズに昇格して悪くなかったと思いますがすぐに落とされてマイナー暮らし。フロントかコーチか誰かが何か気になるところがあったのかなあと思ってるところです。確かに制球難ではありますが球速もありスライダーという空振りの獲れる武器もありますからリリーバーとして成功できる可能性は十分にある投手だと思っています。

DeLoachはポジションを争うOFに同じ左打の若手が多く、突出した武器があるわけでもないのでマリナーズとしては使いどころが難しかったのではないでしょうか。CHW

A評価する人は少なそうなトレードですがマリナーズでは使い道のなさそうなDeLoachとBerroa+ドラフト指名権で保有権が長期間残るトップクラスのリリーバーを獲得できました。いままで安く獲得して才能を開花させるのがマリナーズのリリーフ戦略だと理解していましたがこういう動きでトップクラスの投手を連れてくることでチームとしては安定するし、年々ブルペンの比重が増えているMLBにあって必要な動きだったと思います。特にMunozやBrashが故障で離脱という事になった場合を考えると同じレベルの投手がもう1人いるのは安心します。これでブルペンの3枚は剛腕が揃いましたね。

評価:A

 

 

さて、今オフのトレードを振り返ってきましたがいかがだったでしょうか。11件もトレードを成立させているマリナーズなのでした。結果として選手は入れ替わり、今季は健康でいれば昨季よりは勝率が上がりそうな気はします。どれだけ離脱者を出さないか、短期で戻ってきてくれるか、代わりに出場する選手が頑張ってくれるか。楽しみなシーズン開幕も近づいてきましたね。今年もマリナーズを応援しましょう。

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今オフのトレードを振り返る②

2024-02-20 21:55:03 | マリナーズ全般

トレード振り返り2回目になります。

 

⑤2023.11.22

Carlos Vargas, Seby Zavala (ARI) ⇔ Eugenio Suarez

さて、問題のトレードです。今季は確かに打てなかったGenoですが守備での貢献はあったのでfWARは3.2を記録していました。チームの重要人物の1人でもあったはずの選手。そんな選手をトレードして代わりに獲得したのがブルペンで貢献できるかどうか不透明な投手と控えの守備的捕手。トレードするにしてももう少し期待できる戦力と交換することは出来なかったんだろうかというのが疑問でした。一方でSuarezの年俸負担がなくなることはマリナーズにとっては意味がある動きだったのだろうと思います。

24歳のVargasは能力は高く平均球速が100mphに迫る速球と同じような速度のシンカー、そしてスライダーのコンビネーションで奪三振を奪う潜在能力はあるはずですが実際はイニング数を大きく下回る奪三振率しか残せていません。与四球をどこまで減らせるかも安定したリリーバーになるためには必要なことでしょうけど、その球速を生かした思い切った投球を期待します。気になるのは毎年被安打が多いことで、打ちやすいボールを投げてるのかな?という疑問が。マイナーではHRをほとんど打たれておらず、目指すところは新加入のSantosでしょうか。マイナーリーグオプションは残り1回なので今季目が出なければサヨウナラになるのかもしれません。

Zavalaは30歳の守備型捕手で打撃は期待できなさそう。Raleighの休養時に守備で貢献してくれればという考えで見るしかなさそうです。Garverを捕手としても少し使うのならZavalaの出番はかなり限られたものになるかもしれませんし、HuntがAAAで引き続き結果を出すのならシーズン中にチームを去る可能性もありそうな…。

評価:E

 

 

 

⑥2023.12.3

Cole Phillips, Jackson Kowar (ATL) ⇔ Jarred Kelenic, Marco Gonzales, Evan White, $4.5M

最終年で大きく年俸が上がるMarcoと不良債権と化したMLBデビュー前に長期契約を結んだ元トッププロスペクトWhiteの2人を処理できたトレードという印象です。こちらも超トッププロスペクトだったKelenicを合わせてトレードすることでこの2人を引き取ってもらい、Phillipsという能力のある投手も獲得できました。

Phillipsは2022年全体57位指名の有望株で20歳。2022.4にトミージョン手術を受けまだプロデビュー出来ていません。今季が復帰のシーズンとなるはずでしたが、先ごろ再度トミージョン手術というニュースが入ってきました。2026年前後にはマリナーズまで上がってきてほしいと思っていましたがもはや健康に投げてくれることだけをまずは考えるしかない状況です。彼を獲得できたという考えも出来るトレードでしたがこういうことになってしまうと得るものがなかったという気がしてしまいますね。

KowarはKCが2018年全体33位で指名した現在27歳。2022年まではマイナーで先発投手として育成されていたようですが、現在はリリーバー。球速は平均以上ですが、四球がかなり多め。マリナーズのブルペンでどれだけチャンスがあり、ブルペンに定着できるかどうか…。

Kelenicをどう評価するかがこのトレードの良し悪しに直結するところだと思います。2018年ドラフト全体6位という高い評価でNYM入りし、Cano, Diazとのトレードでマリナーズへやってきた後もトッププロスペクトとして非常に高い期待を受けてきたまだ24歳。2023年はCHC戦で特大HRを打ちましたがあれだけのHRを打てる能力があるのは誰もが認めるところでしょう。しかし結局春先だけの活躍になってしまった印象もあるのでシーズン通して活躍できるスター選手になれるかどうか…現時点では私は怪しいと思っています。

防御率を毎年のように4.00へ収束させる男Marcoはマリナーズで7シーズンを過ごし151試合、852.1イニングも投げてくれました。若手投手の台頭がありローテから外れる予想になっていたことも放出される理由になりました。さらにこのトレードの後すぐにATLからPITへトレードされ先発ローテ入りするはずです。

Whiteに関しては早い時期に長期契約するのもいいけど、最低でもメジャー昇格して結果を残してからでもいいのではという勉強をさせてもらいました。でもこういった契約はいくつかの失敗があっても1つの大成功があればそれで良いという考え方でいいのかもしれませんけどね(ATLやTBのような上手なチームもありますけど)。短縮シーズンの2020年にはゴールドグラブを獲得しましたがあまりにも欠場が多い選手でした。WhiteもすぐにトレードされてLAAのマイナーにいますからもしかしたらマリナーズと対戦することがあるかもしれません。

結果から見てわかる通りATLはKelenicが欲しかったという事になります。その為にMarco, Whiteの負担を引き受けた格好です。能力的にはそれくらいの価値があるのかもしれないKelenicですが、果たしてMLBの壁を越えられるのか。2023年はプチブレイクしてwRC+は108でした。しかし月別で見ればwRC+が100を超えていたのはスタートダッシュに成功した3,4月だけで、復帰した後半戦は本塁打なし。評価が難しいところですが春先の爆発を見ても能力があるのは間違いないはずでその力を安定して引き出せるのかどうかATLでの活躍に期待しましょう。Kelenicを評価しているファンから見ればマイナストレードになるのかもしれませんが私的には現時点で評価するならフェアトレードだと思います(Kelenicがスターになれば評価を変えざるをえませんが)。Phillipsが将来どこまでマリナーズの戦力になるかもこのトレードの評価を大きく変えるものになりますが再びの離脱で評価すらできない状況になってしまいました。

評価:C

 

 

 

⑦2024.1.5

Mitch Haniger, Anthony DeSclafani, $6M (SF) ⇔ Robbie Ray

マリナーズでキャリアの絶頂期を過ごしたHanigerがFAとなりSFへ移籍した昨オフ。1年で戻ってきた格好です。SFでの1年は61試合、wRC+73という低調な成績で3年$43.5Mという大きな金額の契約には見合わない成績でした。現在33歳となり健康状態も気になる選手ということを考えれば残り2年マリナーズ時代のあのHanigerが戻ってきたと考えて良いのかは疑問ですし、かなり大きな年俸負担になりますがRayの年俸に比べれば半分以下の負担になります。

DeSclafaniはローテに厚みを持たせられる存在としてスイングマンの役割をというところでしたが、後日トレードされました。

一方のRayは大型契約1年目の2022年、サイヤング賞の実力は見せられていなかったと思いますが最低限の働きは出来たところで2年目離脱+トミージョン手術で復帰は今季後半戦という予定でした。残り3年$73Mという支払いから逃れられたという解釈をすれば資金難ともいえる状況のマリナーズにとってはかなり意味のある動きだったという事になります。年俸の高いRayなしでもMLBトップクラスのローテという評価を得ているマリナーズだからこそできたトレードです。

評価:B

 

 

 

⑧2024.1.5

Luke Raley (TB) ⇔ Jose Caballero

Hanigerのトレードと同日に決まったトレードでもう1人OFを獲得しました。Raleyは2016年ドラフト7巡でドジャースと契約。2023年がMLB3年目ではありましたが最初の2年は合わせて144打席のみの出場で成績は残せていませんでしたから昨年が実質1年目のようなものでした。現在29歳で昨季の成績が今季も続くのか1年だけで終わってしまうのか、さてどちらでしょう。ちなみに2023年の前半戦はwRC+155でしたが後半は93に落ちています。左打者のRaleyは2023年対右投手wRC+が133とかなり優秀な成績を残したことで右投手に強い打者として期待されます(対左投手もwRC+は108でした)。守備はRF/LF/1Bで緊急時はCFも守れるという感じでしょうか。

Caballeroはおもしろい選手だったと思います。打撃は非力な印象ですが出塁率は平均レベル。出塁すればチームトップクラススピードでプレッシャーをかけられたと思います。そんなスピードだけでなく判断力含めた走塁はマリナーズ内でトップだったのではないでしょうか。守備では内野をどこでも守れてSSの守備もプラスというすばらしい成績でした。

守備型ユーティリティーのCaballeroがトレード相手なのでRaleyが昨季レベルの打撃成績を残せるのであれば完全なプラスのトレードになると思いますが後半戦打撃成績が落ちているのは気になるところです。少なくとも右投手を打ってくれれば…マリナーズにとっては意味があったトレードになると思います。

評価:B

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