東日本大震災から今日で7年

浜松に生まれ育ち、明日地震が来てもおかしくない町に住んでいましたが、実際に家に帰れない震災に遭遇したのは、故郷浜松ではなく、その当時住まいのあった東京でした。
幕張の勤務先にいたため、地盤沈下で液状化し、マンホールは浮き出て、建物は傾き扉が開かず、配管が歪みトイレも使えず、職場の椅子をくっつけ体を休めることができたのですが、実際に何が起きたかを理解するまでにはだいぶ時間がかかり。。
あの不安な時に、一番最初に電話があったのが、姉ちゃん大丈夫？岩手の義理母さんとこは厳しいかもしれないけど、オレが出来ることあったらなんでもやるから言ってよ！と弟からの電話でした。
あのときに、弟の気持ちに感謝し、ダメなところもたくさんあるけど、多少のことは目をつぶろうと思ったのに、時間が経ったらすっかり忘れてしまい、、
どんなに大切な気持ちでも風化してしまうし、しかしこの震災の時にみんなが繋がったあの気持ちは風化しないでおきたいと。。