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回り道を全力疾走

宇宙船地球号

2007-05-30 10:41:20 | 未分類
2年生は中だるみの年。

僕もそんな風潮の中で中だるんでいます。

最近、知人が食についてのあるサイトを教えてくれて、そのサイトからいろいろと思うことがありました。

ベジタリアンについてなんですが、

彼らへの批判に植物や魚も生きている という論理があるそうです。
引用すると、

「なぜ牛や豚や鳥は殺しちゃだめで、
魚やキャベツは殺していいんだ?」 と。

しかしそういう人に聞いてみたい
「じゃああなたは道端の雑草やありんこと同じように、
ノラ猫を踏みつけることができますか?」と。』

そうとう残虐非道の人ならば、野良猫を踏みつけるような人はいないでしょう。

しかし、車に乗っている場合では、どうでしょう?

僕はよくバイクに乗って、3号線やら高速道路を走っていますが、
道端に顔面、内臓ぐちゃぐちゃになってひき殺されている猫、狸などをよく見かけます。

バイクということもあり、匂いやそのグロさは車の運転手よりかはよりリアルに感じられると思います。

直接踏みつけることはしないけど、車を走らせるという目的のためには、猫の犠牲は許容範囲なのでしょう。
もしくは知らないふりができるのでしょう。

では、車で牛や、人はひき殺せますか?
それもきっとできない人がほとんどで、それこそ犯罪の域に達しているかもしれません。

でも資本主義というシステムに乗っている人、先進国という乗り物に乗っている人は、直接的ではなくとも、その運転手の一人として、確実に誰かを何かをひき殺しているんですね。

乗っている乗り物が大きければ大きいほど、その実感は薄れていって、罪悪感もなくなっていきます。

そんなことを思いながら、うちの留学生の寮にいるベジタリアンの人のことが少し理解できたような気がしました。

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