B&B&B

回り道を全力疾走

ICタグに感情をぶつける

2011-09-01 19:20:58 | 未分類
本日は、東京ビッグサイトで開催されとりました、「自動認識展」に行って来ました。

友達とか周囲の仕事を聞いとると、全国の拠点に出張に行けたり、展示会で沢山外出したり、結構フレキシブルな仕事が出来るけん、幸せなんかなぁ・・・と、思ったりもするんやけど、

まぁ、そういった予定は、全て上司から強制されたスケジュールであって、能動的に予定を組み立て、自発的に動いたものではないけん、学生時代と比べてしまうと、やっぱり不満が残る。

今日も、そんな感じで、いきなり、今日の10:00頃、「お前、この展示会、行けるか?」と言われ、「行けます!」と二つ返事で、上司の期待に沿った返答を行なった。


去年も、同じ展示会に行っとったこともあって、UHFやHFといったRFIDのたぐいにはそれほど新鮮味を感じんかった。
展示会を見て考えることは、「どういう報告をしようか」と「このシステムをうちにどう活かせるか」といったこと。


自動認識展



一般に『在る』ものは認識しやすく、『無い』ものは認識しにくい。

また、時間軸で考えると、
昨日『在った』ものは、今日も『在る』と認識してしまうし。
昨日『無かった』ものは、今日も『無い』と認識してしまう。

若者が上から舐められやすいのは、
過去『無かった能力』が今も『無い』と認識してしまうからじゃないかと感じる。

『在る』と期待されるものだけが『在る』か『無い』かが認識できて、
初めから『無い』ものは在っても認識というか、意識すら向かないことが多い。


能力の認識、人の認識について考えていると、

自分ってちゃんと認識されとるんかな?って思う。

もともと居なかった、東京に、スッと入ってきて1年半。

先週2日間だけ帰省した福岡での認識のされかたと比べると、

東京では、全く認識されとらんなぁ~と思ってしまう。



それでも、少しづつ、こっちでも、少しづつやけど、
「お前が、おらんで大変やった~」とか、「あの場に居て欲しかった~」とか
言ってくれる人が出てきて、
あ、俺この人に認識されとったんやって嬉しくなる。



自動認識展




ここでの認識されるものは全て、『あることが前提となっているもの』

だから、ICリーダーで認識されるものは、ICチップだけで、ポケットの中の異物には反応してくれない。


ICシステムの導入で、洋服の中の異物も同時に検出できないかなぁと考えよったら、上の様な変な考えに行ってしてしまった、

そして、俺も、ここでは、検出されん異物なんかなぁと思うと、悲しくなってきた。

ITやらシステムソリューションやらがひしめく展示会で、目頭が熱くなる男が一人・・・・。


だったら、俺はICタグしか検知しないICリーダーやなくて、X線透過検査装置になればいいんや!


認識されにくいものこそ、認識していきたいし、

人が見たがらないものこそ、しっかり目に焼き付けておきたい。

存在を、まずは否定しない。

在るものをありのままに。無くなってしまったものも、ありありと。

それが出来る人間に!!!



なんか、当初の目的とは全く違うところで、燃えてしまって帰路につく福山でした。