B&B&B

回り道を全力疾走

混沌

2008-06-02 23:55:31 | 未分類
このままじゃダメだと感じながらも、目の前の大事なものを失うのが怖くて動けないでいる自分。

信頼よりも不安が強くて離れられない。

これでいいかと自分にいい聞かせ、笑顔を遠ざけないように必死の毎日。

忠誠を誓うことで、結ばれるのならば喜んで捧げよう。

犠牲になることで幸せになれるのなら、進んで身を投げ出そう。

誰からも理解されたくない自分を、理解してもらいたい。

頼る術を知らない孤独に手を差し伸べて欲しい。

誇り、プライド、信念、モットー、

貫ける志も、認められないうちは偏屈として哀しくも頑迷として指を差される。

今、女に溺れているような私も、持ちつ持たれつの関係で成り立っている。

長期的な視野を捨てたわけではない。

少し行き先が変わっただけだ。

建築士の夢も国際協力の夢もまだ可能性は残っている。

だけど、専業主夫の夢に比べたら、屁ほどの興味しか湧かなくなった。

大国の平民よりか、小島の王になりたい。


私は自分の可能性を見限った。
国でも、企業でも特別な尊敬にはなれない。

ナンバーワンとオンリーワンの両方を求めてくるのが今の社会だ。

ただ、せめて自分が持つであろう家族のなかだけは、オンリーワンかつナンバーワンでありたい。

妻に対しても、子どもに対しても。

専業主夫のあとはまた考えればいい。

祖父は定年退職後、一級建築士の資格を取って、死ぬ前に福岡に主要道路を作った。

生まれた時にはすでにいなかった祖父だが、
乞食から自衛隊の幹部まで上りつめ、退職後も勉強を続けた、その止まない向上心にはその血を引く孫として、誇りに感じている。


迷っても、今できる最高のパフォーマンスをしよう。
今は彼氏としての最大のパフォーマンスを

次は、社会人としての最高のパフォーマンスを

パパとしての最高のパフォーマンスを

今日の最高は明日の最低。

今の現実を受止めよう。

時間は有限だ。

3時間しかなかろうが、3時間もあろうが、3時間は3時間だ。
それ以上でもそれ以下でもない。

快楽主義に溺れている自分。

どこに向かえばいいかは分からないが、とりあえず自分が理想とするところ。格好いいと思うところに向かってみる。

格好よさ。それも少しずつ変わっていくものだから、なんだかかなしい。