中大杉並高校 音楽部

中央大学杉並高校の部活動のひとつ〈音楽部〉のブログです。

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2016年 春の代官山ライブ 3/29

2016-04-03 04:59:30 | 活動レポート
東京軽音楽界の「メッカ」とも言うべき「代官山ライブ」(@都立第一商業高校)が、今回をもって閉幕となりました。顧問の先生の異動に伴うものです。

オリジナル曲の演奏を奨励し、東京都渋谷区という都内のアクセスの良さはもとより、北は宮城県、西は大阪府から高校生バンドが集い、熱いパフォーマンスが繰り広げられること10年――実に112校がこれまで参加してきたというのですから驚きです。

また「代官山ライブ」というと、春・夏・冬それぞれ複数日程で開催されるのが常で、直近では2015年夏が「7days」に渡っての実施。1回につき平均して22.4校も参加したとのことです。(データはいずれも当日配布資料による) 3~4校受け入れて合同ライブを行うだけでもそれなりに負担があるというのに、毎回22校とはクラクラするような数字です。東北や関西の学校が「東京でライブをしたい」といえば、何が何でも日時を調整して受け入れる姿勢にも、常に頭が下がる思いでした。


さて、その最終回、本校も6days行われる中の4日目に参加させていただきました。

当日は、主催校の第一商業高校の皆さんの演奏もそうですが、同時に「名門」厚木高校軽音楽部在籍の全バンドの演奏を見せつけられ、同じ「高校から」の部活でありながら、そのレベルの違いを実感する一日となりました。





~以下、顧問にしか分からない思い出話~

当日いただいた資料によると、2008年冬(新春)に参加したのが、本校としては最初の参加のようです。

2008年冬というのは、まだ本ブログ開設以前のこと、まさに「有史以前」という感じです。一体どのバンドが出ていたか思い出せないのですが――2007年11月に東京都高等学校軽音楽連盟が発足し、その一か月半後の冬休みですから、中心となっているのは44期生が2年生の時期です。44期生というのは、某有名「読モ」バンドのあの人を始め、大量に部員が辞めた(40人以上→6人)代です。(ひょっとしたら、村上春樹作品の舞台で「カフカ」を演じた彼はまだ部に残っていたかも!?)ですので、その44期生を中心に、ひょっとしたらまだ1年生だった45期生も出演していたのかもしれません。

その「代官山ライブ初参加」の3か月後に、朋優学院高校のホールを用いて「軽音楽連盟発足記念ライブ」が行われます。そこで本校の44期生を中心とした「Red Points」というバンドが「東京都高等学校軽音楽連盟発足記念の歌」を作り、発足を寿ぎました。当時オリジナル曲を作るという文化が東京全体にも本校にも乏しかった時代に、本校の生徒が一生懸命「発足記念の歌」を作り、そして披露したのを当時の委員長(にしてこの第一商業顧問K先生)がとても喜んでくださったのをよく覚えています。

その2008年新春代官山初参加から数えて、(資料によると)なんと15回も本校は出演させていただいているようです。

よく「辛口・毒舌」と言われる同校顧問K先生ですが、普段からOBOGやコーチの厳しい批評に晒されている本校の部員にすると、「なんのその」で、「K先生がどう評価する(しない)か」というのは大きな指針となっていました。バンド単位・楽曲単位での批評にとどまらず、「中杉のバンドは~」というように、部としての価値観や取り組み姿勢に言及されることも多かったようで、顧問としても部員を通じて「何を言われた?」とまた聞きをしては、部の活動を顧みる貴重な機会となっていました。

先生の新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます!

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日程:2016年3月29日(火)
企画:春の代官山ライブ
主催:都立第一商業高校 軽音楽部
場所:音楽室
見学:参加部員のみ
時間:未定
出演:都立第一商業高校、東洋高校、阪南大学高校(大阪)、法政大学高校、市川高校(千葉)、都立足立新田高校、神奈川県立厚木高校、中大杉並高校
本校からは〈Honey Trap〉〈メチルオレンジ〉〈Re:start〉〈詩面想歌〉

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