エッセイ -日々雑感-

つれづれなるままにひくらしこころにうつりゆくよしなしことをそこはかとなくかきつくればあやしゅうこそものぐるほしけれ

ど素人集団の大相撲協会

2018年11月25日 | 雑感

2018年11月25日

あまりにもおもしろくなくなった大相撲、今場所は見なかった。今日は千秋楽だ。新鋭貴景勝が面白いというので今日だけ見た。

 

貴景勝が勝った後、これより三役。

どうしようもなかったのは、栃の心と松鳳山の一番だった。

行司の名前は知らないが、立会いの逡巡が長すぎて、“こりゃだめや、アカン、止めんとあかん!”、と私は家内に言ったが、ずるずるっと、相撲は始まった。

そして、くるくる廻る、汚い相撲の末に、栃の心が勝った。そのとき禿頭の審判員が手を挙げた。北勝海と思うが。

 

 止めるなら、まず立ち合いに行司が止めよ、あれだけ闘わせて、勝負がついたあとで、“手をつかなかったから”、という理由で審判の文句をつけるな!

 そして、再戦で栃の心は負けた。今度は、行司は、栃の心の足が出たのを見逃さなかったが。

 

私でもわかったおかしな判定だ。

解説の北の富士が、

えらいものを見ましたね“、という意味のことを言ったが、その通りだ。

この団体は、長年おかしなことばかりやってきた、経営のやりかただけでなく、技術的にもど素人としか言いようがない集団だ。私は名寄岩からの相撲フアンだが、どうしてこの団体はまともにならないのだろう、貴乃花騒動にも、モンゴル騒動、暴行事件、なんでもありだ。

私は相撲そのものはすきなのですがね。栃錦のファンでした。

 

 


久しぶりの散歩

2018年11月03日 | 雑感

 

                                                                   2018年10月30日

 先月 初め49度強の熱が二日出て、抗生物質投与、その後一進一退。

肺炎まで至らず気管支炎で止まったが、一ヵ月一切の運動はやらなかった。

今日一ヵ月ぶりに家内と、宝ヶ池へ行った。比叡山がきれいだったが、たった

4キロの行程がこたえた。

 

帰りに神社横の葉書の樹の葉を手折り、デンバーにいる長年の友人M子さんへ

その裏に言葉を添えて、メールに添付して送った。

(あとから見てみるとなんと幼稚園児より酷い字だ。)

裏につま楊枝かなにか尖ったもので字を書くと、しばらくして字が浮き出る。

平安時代から手紙として使われていたもので、

今でも切手をはると、実際に葉書として受け取ってもらえる。

     

     

 

 

「家にあらば 笥に盛る飯を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る」

ふと有馬皇子の歌を思い出したことである。