てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

ボストンマラソン爆弾事件でコンフォートドッグ出動

2013-04-17 | アメリカ 犬 & 動物事情

アメリカ東部時間の4月15日、
北東部にあるマサチューセッツ州ボストンで、
世界的にも有名なボストンマラソンの開催中に爆弾テロ事件が起こりました。
8歳の子供を含む死者3名、負傷者140名以上を出す大惨事でした。

民間人を狙った無差別テロに本当に憤りを感じます。
未だ犯人も捕まっていないし、
マサチューセッツ州はコネチカット州と隣接していることもあり
他人ごととは思えない恐怖感があります。
一日でも早く犯人が逮捕され真相が解明される事を願っています。

今回事件に巻き込まれた方々や惨事を目撃した人たちは
今後この事件がトラウマになり心に深い傷を負う可能性が
非常に高くなってきます。

その人達の心の傷を少しでも軽減するべく
今回もイリノイ州シカゴに本拠地を置く
K-9 Comfort Dogs」のゴールデンレトリバー達が
被害にあった人達の心のケア&セラピーに行くと申し出ています。

このゴールデンレトリーバーを使った
コンフォート・セラピードッググループは、
昨年12月にコネチカット州ニュータウンで起きた
小学校銃乱射事件で犠牲になった家族や
巻き込まれた人達を対象に慰問に訪れています。
ニュースやテレビでも大きく報道されていました。
よろしければその時に書いた記事「コンフォートドッグ ゴールデンレトリバー9匹」も
併せて読んでください。

ちなみにこの団体はキリスト教の教会関係なんですが、
チャーリー一家はほぼ無宗教なので
宗教絡みの肩入れとかは一切無いです。あしからず。

今や事件解決に向けて警察犬が捜査に必須なのと同じく、
事件後の人々の心のケアにこのセラピードッグたちは欠かせない存在であり、
確実にその効果は出ているのだと思います。

「動物が持つ力で人間は癒される」を日々実践すべく
犬たちが持つ能力を社会にうまく取り入れています。

このような事件や災害などが起こった場合に即座に行動する団体があり、
またそれらが社会的に承認されていて
協力する人たちが大勢いるこの国の一側面は好感が持てます。
(日々好感が持てない事のほうが多いアメリカ生活ですが...(^_^;)

亡くなられた方々にご冥福をお祈りし、
事件の真相が一刻でも早く解明される事を願いつつ、
このコンフォート・セラピードッグたちの
ボストンでの活躍を期待したいと思います。

上記写真はボストン行きに向けて荷造りをすませたRuthieさんとLuther君。
写真元: Lutheran Church Charities

以下参考資料です。
TodayPets Therapy dogs to offer comfort after Boston bombings


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