New Canonet QL17L
発売日: 1970年6月
当時価格: 27,000円
ニューキヤノネットQL17の改良版
ファインダー内のf/5.6の指標近くにバッテリーチェックゾーンが設けられた。
ファインダーを覗きながらそのすぐ横のチェックボタンを押して、電池の容量を確認するチェッカーが付いている。
それ以外は、ニューキヤノネットQL17とは、仕様と機能、操作性も変わらない。
LはLuxury(豪華)の頭文字だそうだ。
だけど、カメラ本体には、Lの文字は付いていない。
レンズの焦点距離は40mmのものが搭載されているが、F1.7というのにつられて入手。
50mmや45mmに慣れていたせいもあるが、幾分、画角が広がっているので、
左右見切れてしまうような場面でも、これだと入ってくれるのでワイドもいいかも。
一眼の広角のレンズも欲しくなったよ。
シャッタースピード優先のEEですが、電池が無くなっても、完全マニュアルでも運用できるところがすごい。
しかし、マニュアル操作で、絞りやシャッタースピードのリングを回すと、フィルムのASA感度を変える小さな突起や、セルタイマーのレバーに指が引っかかり、チョット痛い思いをする。
だが、この痛みをかわすのに、自然と体が覚えて当たらないようになってくる。
意図されたものだろうか・・・(笑)
絞り優先AEのレンジファインダーの「ヤシカ エレクトロ35」でなんどか撮影をして、
被写体深度などの感覚的なモノを覚えてしまっている。
シャッタースピード優先だと、逆のパターンになるので、脳内変換が・・・
小型なので、気軽に持ち歩ける。
メインのカメラになりそうだ。
=へばまんだのぉ~=
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