これは、元々使われている2SC710と互換性のある、2SC2787だ。
今回、SONY ICF-5500 スカイセンサー5500
直します。(`・ω・´)シャキーン
手持ちのトランジスターで色々やってみたが、上手くいかなかったので、
適正なトランジスタを入手した。
回路を追っかけて、6pin ICのCX025 と、最終段の低周波増幅部に使用されているパワートランジスタ2SC1429が不良であることは突き止めているのでね。
これは、2SC1429と互換性のある、2SD526
まずは、6pin IC CX025との等価回路を組み立てた。
実は3個目である。
回路を追っかけきれていなかったとき、最終段のパワトラが終わっていた事が解らず、
トランジスターの型式を変えて2個目を作り、試していたのだ。
プラスドライバーの先にある2SC1429、2個を2SD526へ交換します。
取り外した、2SC1429
ヒートシンクの部分や足が黒くなっています。
内部も劣化していたのでしょうね。
交換後、動作チェックのために仮に電池をセットし、6pin IC の出力部にクリスタルイヤホンの片方を接触させてみた。
パリパリとスピーカーから音が出ています。
低周波増幅回路が動作したので、スピーカーから音声が出てくることに間違いは無くなった。
(n‘∀‘)η ヤァーッホォー
写真中のこの6pin IC 等価回路は、ためしに取り付けてみた最初に組んだ等価回路だ。
この時点では、スピーカーからはラジオ放送は聞こえません。( TДT)
左から、元々実装されていた、6pin IC CX025
真ん中が最初に作った等価回路だが、作り方に誤りがあったようだ。
左は2個目の等価回路だ。
クリスタルイヤホンを使って出力側から信号が出ていることは確認済みだ。
動いていたようだが、そのとき最終段のパワトラが終わっていたと気付いていれば作りなおすことは無かったのだが・・・
3個目にあたる、6pin IC CX025 互換回路を組み込み直し、通電すると・・・
スピーカーからラジオ放送の音が出ました。ヽ(≧□≦)人(≧∀≦)人(≧▽≦)人
スピーカーの口径が大きいので、音質が良いしパワーもある。
動いちゃったんで、2SC710は全部取り替えるつもりだったが、
今度、暇なときにでもやることにした。
40年前のラジオが動いちゃいましたよ。
さすが、Made in Japan !!
ちなみに、このラジオには、Made in Japan の記述はない。
SONY CORPORATION TOKYO JAPAN っとある。
いつごろから、Made in Japan の記述がされ始めたのかな!?
これは、国内向けなので、裏カバーにも
〈ご注意〉電灯線で長期間使用される時には、セットの電池を取り出しておいて下さい
と日本語表記がある。
輸出仕様のモデルとは、カバーも差別化していたのでしょうね。
いまだと、コストダウンで共通化必須。
注意書き以外は、すべて英語表記だ。
昔のモノは英語表記がかっこよくてね。
いつからかラジカセなど日本語表記になったのですが、
とたんに安っぽくなっちゃった感じを受けたのは私だけだろうか!?
完動品になった SONY ICF-5500 スカイセンサー 5500
ずっとラジオ聴いちゃってます。
あまりテレビは見ないほうだし、
ながら作業には、ラジオですね。
って、このブログの更新記事を書きながらも聞いてます。
2SC710を取り替えれば、感度アップするのかな!?
調整方法とかはまったく解りませんけどね。
=へばまんだのぉ~=
大変参考になっております。
ご相談ですが。
6pin IC CX025との等価回路を作成して頂く事は出来ませんでしょうか。
スキル不足で自作はやや難しいかと思っております。