BOSS コンパクト エフェクター その32 Power Driver PW-2
1997年 TAIWAN製
ワイルドなコード弾きに最適なハードでラフな歪み。
オーバードライブのニュアンスを残しながら、ハード・ディストーションなみに深くヘビーに歪む新コントローラー。
中域に、たくましさとガッツを与える「マッスル」と太く重厚な音にする「ファット」を搭載。
っと、当時のBOSSの広告にはあったのだが、
ちなみに、このBOSS Power Driver PW-2 は、
BOSSのコンパクトエフェクターの中で、一番製造期間が短い商品だったようで、
レアものになるようだ。
しかし、プレミアムは付いてないですが・・・。
製造期間は9ヶ月だったらしい。
1996年の8月~2000年10月まで発売はされていたようだ。
不人気で、在庫がなくなるまで4年かかったって事でしょうね。
在庫を9ヶ月間でどれだけ作ったのかにもよりますが・・・
ネーミングから音のイメージが出来ないので、それも販売不振に終わった理由に絡んでるかもです。
デザインやネーミングって難しいよね。
これは、
ペダルのサムスクリューが固着して電池交換が出来ない状態の訳あり品。
箱から出してみると、傷はほとんどなく、説明書などの付属品がすべて付いている。
こんなにきれいな状態で入手できるとはね。
どこも悪くないように見えるけど・・・
さっそく、ドリルでネジの破壊をもくろんでみた。
ドリルのキリのセットが3つあるのだが、
使いまくって一番切れないのを持ってきてしまった。ウワァァ-----。゜(゜´Д`゜)゜。-----ン!!!!
めんどくさいので、もう小屋には行きたくない。
切れ味が悪いが、これで作業を進めることにした。
問題の部分を解決するため、部屋でいろいろやってみた。
なんとか取れました。
部屋で、しかも夜にこんな作業をしてはいけません。
あまり切れないドリルのキリを持ってきちゃうし。
部屋は散らかっちゃうし・・・。(いつも散らかってるのが少し増えただけ!?)
入手したのは数日前だが、早くまともに使える状態にしたかったので、やってしまいました。
完品になりました。
半田付けうんぬんより、ギコギコ、ギュイーンとか、切削したりするほうが大変です。
サムスクリューを、手持ちのジャンク品より取り外して付けただけなので、
何も代わり映えしませんね。
音だししてみたけど、
ドライブつまみで歪み量を調整。
マッスルつまみで、音の力強さを調整。(中域の上側の音がコントロールされる感じ)
FATつまみで、音の太さを調整。(中域の下側の音がコントロールされる感じ)
上級者向けって感じですかね。
自分には、なんか音作りが難しい印象を受けました。
ハムバッカーで、PW-2の、DIST、マッスル、FATを真ん中あたりで鳴らしたら、
歪みの粒もそろって厚く、サスティーンも長くて、気持ちいい感じ。
BOSSのエフェクターは、まずはつまみの位置を真ん中にするのが、お勧めポイントらしい。
そこから自分のスタイルに合わせた音に作りこんでいくのがセオリーのようだ。
歪みは好みもあるし、難しいね。
=へばなぁ~=