窓に映った部屋 

小さい頃、叱られては、窓に映った部屋に逃げたいと思っていました。同じ部屋なのに別世界に見えて。

明日の朝も

2004-11-12 21:14:00 | 日記(カテゴリ外)
二日くらい前、地元の方のターミナル駅で、少し酔ってるらしい学生風の男性が
「今夜は帰さない」と、なぜか背伸びをするようなかんじで言っていた。

駅とはいえ、人通りの途絶えたときで、気がゆるんで独り言を言ってしまったものと思われる。偶然そこに私が通ってしまい、微妙に気まずい靴音(私の)が響いた。

その気まずさが嫌だったのか、その人は「今夜はかえさないよ、おねえさん」と言った。

へー、おねえさんかー。アクセもマスカラも、ネイルも付けてないのにおねーさんって言われたよ。と後ろ耳で聞きながら、平常心でホームに向かおうとしたが、反対側ホームへの階段を上ってしまった。
甘い台詞を言える男性は、女の共有財産だー、と小さい声で主張したい。

ところでこの台詞。
よくある台詞だけど、前から思っていたのが、朝の事も言えばもっと素敵なのにということ。
夜だけ、だと、いかにも「遊び」っぽい。

ま、そんなこと、わかりきってて使う台詞(使う人がいるとしたら)なんだろうけども。

(写真は丸の内オアゾ)


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