ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

新型肺炎でどうなる世界経済

2020-02-02 12:55:18 | 日記
新型肺炎でどうなる世界経済

https://youtu.be/jLPhC_4CSnU
【教えて!ワタナベさん】新型コロナウイルスで中国経済が危ないワケ[桜R2/2/1]より



今回、中国の武漢を中心に新型肺炎がパンデミックを起こしてしまいました。
これにより、中国経済は大混乱に陥り、世界に感染者が拡がる恐れも出ています。
そんな中、中国政府は本来1月30日迄と定められていた2月2日迄延期すると発表しました。



中国のお正月、春節ですが、日本より長く、1週間市場がクローズします。
この春節期間中、中国に於いては、一種のバーゲン・シーズンとなり、最も消費が盛んになるシーズンでもあるワケです。

しかし中国政府は様々な市場や様々な商店等、他人が集まる所の封鎖、又は休業を現在は指示しているワケです。となると、どうなるのか。

米中貿易戦争で外需、海外とのビジネスも上手くいっていない状況の中国。ここにきて内需の冷え込みが囁かれている中で、一気に資金の流れが止まってしまう可能性が出て来たワケです。



通常、この様な長いお休みの前には、大量の資金調達が行われ、春節向けの仕入れが行われます。しかし春節期間中、消費が行われないと、現金が動かないという事になってくるワケです。その場合、どういう事が起きるかと言えば、

①仕入れ代金は払わなければいけない

       ↓

②払う為の仕入れ代金は入って来ない

       ↓

③此処で資金ショートが起きてしまうワケです。



又、銀行等も、通常、この春節に向けて資金を調達し、動かしていくワケですが、本来1月31日(金曜日)に開く筈だったマーケット=市場が開かない事になりますから、この間の資金調達をどうするのかという問題も出て来るワケです。

又、現在、中国政府は様々な形で企業に、未だ工場を開けるなという指示を出しています。上海に関しては、少なくとも2月9日迄工場を再開してはならない。他の地域に於いても様々な形で中国政府の許可が出る迄、工場を稼働してはならないという指示が出ているワケです。



そうなってくると中国で、物の生産が止まるという事態が考えられます。
現在、物の生産は主に看板方式と言われるJust In Time生産システムで作られています。

1つの完成品を作るのに、様々な部品メーカーが今作った部品を集めていく。そして最終的な製品に組み立てていく。極力在庫を持たない生産システムが採用されているんです。

となってくると、1つの部品工場が止まると、最終的な製品が作れないという事態もあり得るという事になるんですねぇ。

例えば、テレビを作る。このテレビを作る…十万円のテレビを作るんですが、この時、百円の部品1つでも生産が止まれば、十万円のテレビが作れないという事態に成り兼ねない。

この様な事態に備え、通常は複数の生産拠点で物を作り、もし、この工場が止まった時でも、他で対応出来る仕組みを作っているワケですが、今回の場合、限定的な地域に被害が留まらない。

中国全土で生産停止が起こる可能性が生まれてしまった為に、中国で作られている様々な物が止まり、又、中国で作られている中間材と言われる、最終組立に使う何らかの部材が止まる可能性も出てきているんです。



例えば、日本で売られている携帯電話。この液晶パネル、中国で作られている物が多い。組立も中国。そうなってくると、最終的な物の生産がドンドンと止まって行ってしまう可能性がある。その影響は中国国内に留まりません。

という様な中で、世界のマーケットは、今中国を注目しているというワケになってくるワケです。

又、中国に進出している日本企業に関しても、給料はかかり、工場の維持費はかかるが、収入が無いという事態に遭遇しかねません。その場合、日本の企業でも倒産の危機に陥る企業が多数出る可能性も指摘され初めています。







一般的な春節の休暇は本日2月2日迄となりました。 
(まだ、大丈夫とは思えませんが)

明日2月3日の金融市場再開もどうなる事やら…

中国に進出されている日本企業も
これを機に、是非、日本に戻ってきて欲しいものです。
民主主義国家と共産党独裁国家の違いを肌で感じられたのではないでしょうか。


武漢を中心とする中国の人々には踏ん張って頂きたいですが、
今回の事で
中国そのものが独裁共産主義から、
人々が自由を謳歌し、責任を自覚する民主主義に
移行できる様、陰ながらお祈り申し上げます。




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