ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

(*_*; よりにもよって中国・ロシア・イランがオマーン湾で合同演習…なんだかなぁ…その他 話題満載、宮家邦彦さんの解説で

2019-12-27 22:39:22 | 日記
(*_*; よりにもよって中国・ロシア・イランがオマーン湾で合同演習…なんだかなぁ…その他 話題満載、宮家邦彦さんの解説で

https://youtu.be/l5aLsxZwoI0

【宮家邦彦】2019年12月27日(金) 飯田浩司のOK! Cozy up!より




韓国前法相の逮捕状請求を棄却 職権乱用容疑
2019.12.27 01:19 国際 朝鮮半島


26日、ソウル東部地裁に出頭し、記者団の取材に応じる韓国のチョ・グク前法相(共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国大統領府の民情首席室特別監察班が2017年に柳在洙(ユ・ジェス)前釜山市副市長の汚職についての監察を上層部の指示で打ち切った疑惑をめぐり、ソウル東部地裁は26日から当時の民情首席秘書官、チョ・グク前法相への逮捕状発付に関する審査を行った。聯合ニュースによると、同地裁は27日未明、請求を棄却した。

 審査にはチョ氏も出席。裁判所に現れたチョ氏はメディアに対し、検察の令状請求内容には「同意できない」と述べ容疑を否認し、「詳細に話す」と語っていた。
 柳前副市長は15~16年に業者から金品を受け取り便宜を図った収賄罪などで先月、逮捕され、今月13日に起訴された。

 検察は監察打ち切りの「下命疑惑」で今月、チョ氏から2回にわたり事情聴取。23日に職権乱用容疑で逮捕状を請求した。
©2018 The Sankei Shimbun All rights reserved.



 【ソウル時事】韓国の文在寅大統領に近いとされる前釜山副市長の柳在洙被告(収賄罪で起訴)への監察をもみ消した疑惑をめぐり、ソウル東部地裁は27日未明(日本時間同)、チョ・グク前法相(54)への職権乱用容疑での逮捕状請求を棄却した。地裁は「証拠隠滅や逃亡の恐れがない」などと説明。

一方で、容疑は認めており、文氏側近だったチョ氏と検察の攻防は今後、激しさを増しそうだ。

 韓国メディアによると、検察は「棄却は理解し難い。事件の全貌を明らかにするために最善を尽くす」と訴えた。今後、逮捕状を再請求するか在宅での捜査に切り替えるか検討する見通し。

 地裁は、チョ氏の供述内容や態度から「逮捕すべきほどの犯罪の重大性は認め難い」と指摘した。しかし「チョ氏が職権を乱用し、監察を中断させた結果、社会の根幹である法治主義を後退させ、国家機能の公正な行使を阻害した」とも確認しており、チョ氏への追及は続くことになる。



飯田:エー容疑は認めるけれども、証拠隠滅や逃亡の恐れがないので、逮捕は必要性が認められないと判断したという事です。


宮家:これはどちらでも判断出来たと思うんですよね。まぁ、事実関係が分からないから、あんまり推測でモノを言ってはイケナイと思いますけどね。基本的に韓国の司法というのは、日本の司法よりも遥かに…ウーン…左に寄ってるという人が多いと思います。私もそう思ってるんですけどね

ひと昔前には日本にもねぇ、そういう事があったと言ったらマズイのかなぁ。昔ねぇ、青年法律家協会っていうのがあって…青法教というのがありましてね。これはまぁ、どちらかと言うと、偏った意見を持った人たちの集団なんだけれども。

その人たちがド~ッと司法に入ろうとして、入っていって、最高裁がそれをかなり抵抗して…抵抗してというかね、取り締まったワケですよ。ですから、その意味では司法の中立っていうのは守られていると私は思うんですけど。

韓国ではそれが、青法教みたいな人たちが、ドドドドドドーッと入ったと。だから、最高裁の判断を見れば分かる通りね。あの請求権問題についても。

まぁ、それが最高裁だけじゃなくて、地方の裁判所、地裁迄…レベルまで行ったのかなぁ。要するにこの問題はチョグクさんが何をしたかは知らんけど、とにかく、どうも職権乱用したらしいと。問題は、その容疑は分かるけれども、もう、証拠隠滅…無い。それから逃亡も無いと。だから逮捕はイイじゃないかという見方もそりゃ、法律論としてはあるんですよ。

だけど、それとは別にね、法務大臣が職権乱用やってエエのかという事になればね、それは当然逮捕をして、しかるべく警告を与えると。若しくは見せしめと言ったら言い過ぎかもしれないけどね。そういうやり方もあった。どちらも有り得たと思うんですが、ここから浮かび上がるのは何かというと。

日本とは全然違うんだけど、検察と裁判所。つまり司法権の中でも割れていて、その中で綱引きをやっている。もしくは火花が散っているという状況なんだと思います。ホントに健全なのか…どうでしょうか。

まぁ、裁判所と検察、検察とはある意味で司法ではあるけれども、行政権の一部だから、裁判所がチャンとチェックをするというのは1つの見識だと思うんですよね。ただ、あんまり内部で喧嘩されてもねぇ。如何なものかと。司法は一体でなきゃいけない部分もあるんで、まぁ、日本の様にね、恐らく逮捕状を請求したら、先ず通ると言われている。

どの程度のパーセンテージか知りませんけれども。それに比べたらね、チョッと違和感が…違和感があるって、エッと思いますよね。


飯田:エッ違うんだってね。これだけ容疑が固まってるっぽいのになぁと。


宮家:ある意味で、法律論から言えば当然、会ってもオカシクないのかもしれないんだけど、これがあのぉ…相手がね、元法務大臣。しかも例の玉ねぎのオッサンでしょ。だから、政治的判断だとしたら、そらぁ、それで問題だし。

非常に難しい判断だろうなぁと。これはあくまでも一つの見方ですよ。私が正しい事言っているかどうか分からないけれども。


飯田:でも、色んな人が居ますが、その青法教の話出ましたけど、正に文在寅さんは、元々弁護士だったので、しかもかなり左派的で、言わばその青法教的だと。だから、元々検察ってモノに対しては、その嘗ての軍制時代の歴史とかも有り、かなり権力を削ごうとしているという様な指摘もありましたねぇ。


宮家:日本よりも厳しかったのかもしれませんね。


飯田:ウーン…その裁判所は、今日、慰安婦合意に関してのね、違憲の訴訟の判断等も下すという様な事も予定されている様でもあります。


中国とロシアとイラン オマーン湾で合同演習
イランが中露と海軍合同演習…米主導の海洋安全保障構想をけん制
2019/12/27 10:52


 【テヘラン=水野翔太】英字紙テヘラン・タイムズによると、イランは中国、ロシアと27日から4日間、オマーン湾と北インド洋で海軍の合同演習を行う。イランに圧力を強める米国の主導で行われている、ホルムズ海峡などの安全確保を目的とする海洋安全保障構想を、中露とともにけん制する狙いがあるとみられる。
 中国からミサイル駆逐艦、ロシアからフリゲート艦がそれぞれ参加する。テロ対策での連携や海賊についての情報共有などの訓練を行うとみられる。
 各国のタンカーが往来するオマーン湾やホルムズ海峡、その西側にあるペルシャ湾では11月以降、米英豪やサウジアラビアなどが艦艇を展開している。
 中国国防省の報道官は26日の定例記者会見で、「今回の演習は3か国海軍の交流と協力を深め、共に世界平和と海上の安全を守る意思と能力を示すものだ」と説明した。

 【北京時事】中国国防省の呉謙報道官は26日の記者会見で、中国、ロシア、イランの海軍が27日から30日までイラン近海のオマーン湾で合同演習を行うと発表した。友好関係にある3カ国が軍事的協力関係を誇示し、イランを圧迫する米国をけん制する狙いがあるとみられる。

 呉氏は「今回の演習は3カ国海軍間の交流と協力を深め、世界平和と海上の安全を共に守り、『海洋運命共同体』を積極的に構築する善意と能力を示すためだ」と述べた。イランメディアによると、中ロイランの合同軍事演習は初めて。
 中国海軍は演習にミサイル駆逐艦「西寧」を派遣する。中国外務省の耿爽副報道局長は26日の記者会見で、米側の警戒を念頭に「3カ国の正常な軍事交流活動だ」と強調した。
 オマーン湾は、緊張状態が続くペルシャ湾・ホルムズ海峡の入り口に位置し、各国のタンカーが往来する。米国は同盟国に対し、ホルムズ海峡などで船舶護衛の有志連合への参加を求めている。



飯田:イランメディアによりますと、この3ヶ国の合同練習は初めてだという事です。中ロイラン。


宮家:ねぇ。軍事的に言えば、何も無いと思いますけどね。ただ、政治的な意味は勿論、大きいワケですが、この中国・ロシア・イランと聞くとね、アレェ、ひと昔前、ブッシュ政権の頃でしたかねぇ。何か悪の枢軸とか言ったじゃないですか。ねぇ、悪いの3つ。ネッ。それは何なのかというと、イランとイラクと北朝鮮だったですよねぇ。

今やねぇ、中国・ロシア・イランですよ。これがホント、本来だったら、悪の新枢軸、新悪の枢軸ですよね。だけど、トランプさん全然そういう発想ないから、何も言わない。寧ろ仲が良いのばっかり。イランだけがアレだけどね。これに北朝鮮入れたらね、悪の枢軸の4者ですよね。


飯田:4者、カルテッドですか⁈


宮家:これ普通のアメリカだったら、そう言ってもオカシクないのに、全然今違うのよね。そういう発想が無いというのかなぁ…まぁ、時代は変わったなぁという感じが致しますよね。まぁ、それからね、もう1つ大事な事は、この中国・ロシア・イランが別に偶々一緒になっているワケではないんですヨネ。

彼らは彼らで目的を持っていて、私が見るところ、やはりこのぉ、冷戦後の世界情勢、国際情勢というモノが、これ不正義であると。オカシイんだと。間違っているんだと。だから、これを直さなければイカンと。そして、直すんだったら、武力を使っても良いんだと。こういう発想ですよね。

それがあのぉ、ヨーロッパの場合には、クリミア併合若しくはウクライナへのチョッカイね。それから中東では、イランがイラク、そしてシリア。更にはパレスチナ、レバノン、イェメンまで色々なチョッカイを出していて、これも対抗してますよね。中国、南シナ海、東シナ海そしてインド洋迄と。こういう事考えるとね、彼らはやっぱり現状を変えようとしているワケですよ。だけど、日本は現状維持勢力ですよ。

日本は今の現状が一番良いワケなんですよ。で、それを変えようとする人たちが、揃いも揃ってね、決して偶然ではない。やはり、一つの方向で一致している。特にこの反米に一致しているワケですよね。それはそれで良いんだけど、まぁ、中国とロシアとイランの海軍が、一体何すんですかね?

一緒に居る事だけ、三役揃い踏みみたいな感じでやるのは良いんだけど、具体的にオペレーション迄一緒になるとかでやる気もないでしょう。ですから、やはりアメリカ、それ以外の国々も含めてですけど、所謂有志連合、若しくは色々なペルシャ湾の内外での、この動きがありますよね。それに対する対抗措置なんでしょう。まぁ、極めて政治的な内容だと思います。


飯田:あのぉ~、この3ヶ国、イラン、中国、ロシア…そのぉ、対外的には現状変更しようとしている一方で、国内的に見ると、自分たちの国での、人権の抑圧というか、まぁ、民主的な制度が何処迄整っているのかという処の疑問も共通してますねぇ。


宮家:まぁ、ロシアもねぇ、なんか人権とかって言うよりも、突然人が消えていく国ですからねぇ。で、イランは何が起きてるのか、良く分からないけど、確かに独裁で有る事には間違いがない。まぁ、それでも選挙があるだけマシですけれどもね。不十分ではあるけれども。

中国に至っては、選挙もなければ人権もないと。特に少数民族をああいう形でという事になると、やはり似たようなモン。同類ですね。


飯田:ウーン、まぁ、それに対してって言うと、その価値観の部分で、日本はまぁ、連携をしていくしかない。


宮家:勿論、どの国も大事な国なんですよ、日本にとって。そして喧嘩をしろと言ってるんじゃないけれども、日本が求めている現状維持と、彼らが考える現状変更は、明らかに何処かでぶつかる訳ですよね。

それは多くの場合、残念ながら、シーレーンであるワケですよ。ですから、その意味で、今回、中国・ロシア・イランが「こともあろうに」と言ったら申し訳ないけど、オマーン湾で合同練習やるっていうのは、正に日本の東京から、ペルシャ湾迄のね、シーレーンに対して、タダじゃいかねぇよと、すまねぇよと。こういう一つのメッセージにもなり得るんで、我々決して黙ってられないと思うんですよ。

勿論ドンパチやるとか言ってんじゃないですよ。しかし、これは明らかに、航行の自由、若しくは物の自由な流れですよね。政治的な思惑の無い、圧力の無い…そういうモノとは明らかに違う動きだなと考えなきゃイケナイと思います。


飯田:このオマーン湾って言うのは、地理的には、、どの辺に当たるんですか?


宮家:ペルシャ湾の入口が、ホルムズ海峡ですよね。


飯田:狭くなっている所。


宮家:チョッと拡がっていって、インド洋に向っていく。その地域がオマーン湾ですよね。


飯田:あ~あ、丁度入口に当たる所❓


宮家:そうですよ。入口です。ですから、それは日本にとっては大事だし、同時にですね、恐らく今度、自衛隊の船が又行きますよね。今日ですねぇ。その活動する地域と、恐らく重なるだろうと思います。部分的にせよ。


飯田:成程。ホルムズ海峡の中には行かないという事が言われてますから、そうすっと手前、入口、正に…オマーン湾は。


宮家:そういう事ですね。ですから、その意味では、何故か中国・ロシア・イランに日本も参加…参加はしないけど、独自に別で行くって言ってますけど。ある意味では政治的な勝負なんでしょうね。国際的なね。


飯田:じゃあ、これから先、年が明けてからが、そこら辺っていうのは国際政治でも注目される


宮家:これ、中東地域ですから、私は非常に関心が高いんだけども、まぁ、ここは日本はドンパチがあったりね、石油が止まんないと、あんまり関心ないから。でも、是非、関心を持って見て頂けると非常にありがたいですね。


飯田:石油が止まった時に大騒ぎするんじゃなくて、こういう流れがあったと


宮家:こういう流れの中で、何が起きているかをよく見て頂けると良いと思います。


飯田:でもこれって、大国同士のぶつかり合いみたいなモノが正に中東でこれから起こるかもしれないという事ですか?


宮家:でも、まぁ、軍事的には、先程も申し上げた通り、どれ程の意味があるのか。圧倒的に第5艦隊、第7艦隊強いですから。海に関する限りはね。ですから、そこはあんまり心配はしていませんけど。


飯田:では続いて2つ目こちらです。

中国企業側、IR設置拡大を要望 5カ所、と秋元議員に
12/26(木) 20:30配信 共同通信

 日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、中国企業500ドットコム側が2018年1~3月ごろ、内閣府副大臣でIRを担当していた衆院議員秋元司容疑者(48)=収賄容疑で逮捕=に対し、IRの整備地域を5カ所に増やすよう要望していたことが分かった。
 当時、整備地域の数を巡って与党内で対立があった。東京地検特捜部は、秋元容疑者に要望することで、中国企業側がIR事業参入の機会を得ようとしていたとみており、両者の間であったとされる現金などの授受との関連を捜査している。



飯田:まぁ、当初3ケ所と言われていて、今も3ケ所で整備をするよという方針なんですが、これじゃあウチは参入出来ないじゃないか…という事でしょうか?


宮家:20世紀だったらねぇ、こういう事がよくあったし、日本にも無かったワケじゃないですからね。しかしまぁ、こうやって、カジノじゃなくって、IRなのよと、統合型施設なのよと、よくあるでしょと言ってカジノっていうモノを一部にしてね、だけど、この事件見てると、何か知らないけど、博打をやる場所とね、なんかその筋の人みたいな、いっぱい変な人が居て、それから中国が入ってくるって言うのが、何かもう、これ最悪じゃないですか。


飯田:ウンウン、イメージとしてね。


宮家:IRっていうのは、そんな不健全なモノでは本来あるべきではないし、ラスベガス行ったってね、私は別に賭け事なんかしません。どうせ胴元が儲かるようになってんだからね。あんなモン私はやる気は無いんですよ。

だけど、それ以外にもショーもあるしね。それからホテルもあって、子供連れて行ってプール行きましたよ。色々な使い方があるんで。

IRは何でもかんでもダメだという事ではないと思うんだけども、何かね、こういう事になっちゃってね。これは悪の枢軸じゃねぇけど、何か中国とその筋の人とカジノだと…。こうなったらね、又、イメージが必要以上に悪くなる。それがホントに良いのかどうかってのは、議論すべきだし、その為の法律がもう出来てるワケですから。

今時法律も出来てるのに、こんな事やってる奴が居るのかと思うとガックリするけどね。21世紀なんだから。しかし、それで…又、それに対してこれじゃあ、もうこの法案は辞めるとか言ってる奴が居る。それじゃあないでしょうと。それはもう、決着ついたでしょう。

問題は、どうしてこんな人たちがこういう事をするの?っていう風な形で持って行かないと、何かね、こういうモノを政局、若しくは政争の具にするのはイカンのかもしれないんだけど、まぁ、実際はそうなっているという事ですね。


飯田:ウーン、まぁこれ、実際にやろうとしている…で、一生懸命やろうとしている自治体が、1番ね、煽りを喰うって所もあって


宮家:一生懸命にね、やろうとしている人が殆どなんだから。その部分はチャンと理解してあげないといけないと思いますよ。


飯田:まぁ、カジノ管理委員会等でね、事業者に対しても身体検査が行われれるという事ですが、より、かなり厳格に行わないと


宮家:それはそうですよね。まぁ、依存症の問題もあるし、色々問題がある事はあるけれども、ああいう形で法律を作ったワケだから、やはり上手く施行していって、そして自治体の為にね、使えたら良いなぁと思いますけどね。

■ 外交文書 公開裏話 ■




 外務省は作成から30年以上が経過した外交文書の一部を25日に公開しました。そのなかで、1988年の2時間40分にも及ぶ中曽根氏とゴルバチョフ氏の会談内容が明らかにされ、当時、北方領土の問題は存在しないとしていたソビエト側に中曽根氏は「平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を引き渡す」と明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎にすべきだと主張しました。

それに対してゴルバチョフ氏は「ソビエトは歩み寄り、2島を返そうとの立場を取った」「しかし、日本は4島の返還を要求した」と述べて日本側の対応を批判しました。ただ、そのうえで「何とか、何かを考え出さねばならない」とも述べて領土問題解決の必要性を示していました。



飯田:昨日の新聞には特集記事等も有りましたが、この文書の公開


宮家:皆さんね、ご存知ないと思うんですけどね。僕もやった事あるんですよ。


飯田:やったこと有りますかぁ⁈


宮家:30年ってね、あっという間に来るのよ。ほんでね、まぁ、やっている時は、当時はね、色んな秘密があって、なかなか外に出せない事は有りますよ。当然です。だけどもね、30年経ったら出してもゆうルール出来たじゃないですか。

あれ出来てね、もう大変だったんですよ。あれねぇ、ハイっと出すワケじゃないですからね。全部読んで、これは大丈夫だというモノを出すワケですよ。別に隠すつもりは無いですよ。出来るだけ出せという指令の下によ。だけど、何でも良いから出せるというワケではないから、全部読むワケですよ。読むったってね、1枚や2枚じゃないんですよ。あのね、何十巻ってあるの。


飯田:エッ、何十巻だ⁈


宮家:何十巻って、ブワーって壁全部とかいうことあるんですよ。それをですよ、国会答弁の作成の後とかね、夜中の2時くらいになってから、読んだりするワケ。でもね、僕はそれ、何だかんだで4年やりましたけど。


飯田:4年もやったんですか⁇


宮家:2回、安全保障会やったから。日米安全保障ってのは、そういうのイッパイ詰まってんですよ。それをねぇ、出すには、読まなきゃいけない。読むには丁寧に読まなきゃいけない。勿論、外交文書を公表する為の特別のグループってのがあって、その人たちが別途読んでいるんですけれども。

だけども、やっぱり担当課がね、エーそらチョッとマズイですって言ったら、それは良いですよって最終的には言えるから。


飯田:今、どうなんだっていう判断


宮家:日米安保に関するモノってのは、結局自分たちでやらなきゃイカンですよ。もの凄い大変なのよね。毎年憂鬱だったもん。


飯田:しかも、宮家さんがその安保課で現役の時って言うと、90年代…


宮家:そうですね、80年代の終わりと、90年代の終わり、2回行きましたから。


飯田:って事は、30年ルールが適用される文書って、それこそ50年代から60年代。アジアの周りが…それこそベトナム戦争が絡むところ。


宮家:今回もね、1988年のが出たり、55年のが出たりしてるワケですよね。何故、55年のが今頃出てくるのか分からない。これは、安保課っていうより、寧ろアレでしょ。…やっぱり日米安保条約だね。


飯田:手段的自衛権の行使、グアムを守る時どうするなんて話で…。


宮家:それねぇ、30年後つまり85年段階…55年だからね…その時はチョッと早いって思ったかもしれませんね。


飯田:それこそコレ、集団的自衛権行使の安全保障法制に絡む問題だから、アレが成立して、漸く出せるっていう事ですか


宮家:そうなのかもしれませんねぇ、私は担当した事が無いからわかんないんだけれども。まぁ、恐らくそういう判断があって。出来るだけねえ、多く出そうとしているのは間違いないんですよ。だけどね、それやる為に、全ての文書を目を通さなければいけないと。

それが、普通の仕事に加えて。しかも毎年30年ルールがあるワケだから。毎年、ドンドン、ドンドン出てくるワケですよ。文書がね。これってねぇ、意外と大変なの。別に泣き言言うつもりも、文句言うつもりもないんだけど、一生懸命やりましたけどねぇ。本当に寝る時間をある程度削って読んでましたね。皆。


飯田:防衛省自衛隊の人に聞くと、やっぱり、担当部署にまで、出して良いかって来るから…で、1個1個、それ文書として出して良いんだけど、ここの名前だけはチョッと消して下さいとか。そういうのは結局担当判断なんですよねぇ。


宮家:そうすっとそれ全部読まなきゃ、消せないでしょ。


飯田:消せないですね。で、全部黒塗りにしたら…結構あるんですって…黒塗りにして出したら、「これじゃぁ納得しないから、もう少し出してよぉ」って突っ返しが来たりなんかして。


宮家:その攻防で時間掛かるんですよ、又。


飯田:飯田さん、オフレコですよって言いながら、官僚殺すにはね、情報公開請求をバンバンバンバンやれば、で良いんですよって泣きながら言ってる人も居たり。


宮家:過労で死んだらどうしようもないからね。でも、仕事はドンドンドンドン増えていく。そして人は増えない。ね、どうします?どっかで線引かないと。体持たない。


飯田:今日、日経新聞の経済欄にそういえば有りましたよ。働き方改革


宮家:アッ、働き方改革言うけど、一番の問題は、国会答弁作成作業ですよ。


飯田:月百時間残業、活力奪う。これ官僚の方々の話ですが。


宮家:百時間なんて全然平気ですよ。僕3百時間やった事あるもん。


飯田:3百時間⁈


宮家:しかも入省当時、土曜日が未だ半ドンだった頃。


飯田:半ドンで帰れた試しはない。


宮家:地獄でしたねぇ。

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