今のアメリカ政府は、イランに対峙するスタンスとして2つの勢力がせめぎ合っているのかなぁ by 須田慎一郎氏 OK!Cozy Up令和元年6月17日
https://youtu.be/-1rCxyLE51U
12:10位~
タンカー攻撃 アメリカとイラン真っ向から対立 日本の海運会社が運航するタンカーなど2隻が中東ホルムズ海峡付近で攻撃された事件。イランの関与を主張しているアメリカは各国に同調を呼びかけ、イランへの圧力を強める方針です。これに対し、イランは関与を全面的に否定し、両国の緊張がさらに高まっています。
これ…アメリカは事件の証拠とする映像を公開するなどして、イランの関与があったという風に主張しています。その映像が、不発だった機雷を除去しようとしていたもので、これをもってイランだと断言できるかどうかも評価が分かれているところです。
その映像が残っているという事なんですが、その映像が白黒で、非常に不鮮明なのですね。ですから、あれをもってということは難しいのですが、アメリカの主要メディアであるニューヨークタイムズなどは、かなり詳細な分析をしておりましてね。
まぁ、それについては、その疑いが強いのだろうという様な、いう様なですよ、イメージが広がっていることは間違いないですね、欧米ではですね。
只ね、私ね思うんですよ。今回の件、特に日本での報道は事ほど左様にアメリカ発の情報が多いじゃないですか。それ以外の、アメリカと対立する例えばイランサイドの情報ってのは殆ど見えて来ないんだけども、ただ私が注目しているツイッターがありましてね。何かと言うと、ハメネイ師がですね。
イランの最高指導者の
まぁ、本人がやってるのかどうか分かりませんけど、ハメネイ師名義による英文のツイッターです。
#khamenei hashtag on Twitter
英文なのですね。
英文です。これがイラン発の一次情報だと私は考えているのですが、これに対してですね、アメリカに対する不信感は相当根強いなぁと。例えば安倍首相がイランに行って、色々と会談をしましたよね。
ハメネイ師も含めてね。その中で「アメリカはイランと誠実な対話を要望していると言っているけれども、我々はそれを信じないと。アメリカは誠実な交渉などやらない」とそういう様なツイートを出していますし。
それが証拠にBecauseとなぜならその証拠に、イランの石油化学業界に経済制裁を課しているじゃないかと。これが誠実な交渉をしようとしている国のやり口なのかと、かなり激しい批判をしてるんですね。
そして、これはハメネイ師の発言ではないんですが、これはイランの外務大臣の発言なんですけれども、
アメリカにはチームAとチームBというものがある。
チームAはトランプ大統領を含めたその周辺にあって、これはイランとの対話を望んでいるんだけれども、
チームB、これはボルトンとポンペオですね。このチームBはイランとの戦端を開こうと、虎視眈々と狙っていると。
この二重構造があるとしています。これは非常に説得力があると私は思います。
色々と情報がリークされていますけれども、チームBによる情報のリークも捨てきれないんですね。
だから、そういった点でいくと、いまのアメリカ政府は、イランに対峙するスタンスとして2つの勢力がせめぎ合っているのかなぁ…という感じがしてならないんですね。
面白いのは、トランプ氏を批判したりとかはやらないワケですよね。そのやり方って、トランプ氏とその周辺の強硬派を切り離すやり方って、北朝鮮がアメリカと交渉するときと似てるよなぁっていう。トランプ氏個人攻撃は絶対しないっていう。
只、トランプ氏もイランに対しては、戦争を望んでいないということは繰り返し繰り返し発言、発信をしているワケですよね。
トランプ氏のツイッターもチョッと抑制的ですよね。
だから、そういった点で言うと、やっぱり“イケイケドンドン”のグループと、そうじゃないブレーキを踏んでいるトランプ大統領という構図はあるのかなと。
思い出してみますとね、ブッシュ・ジュニア大統領時代のアメリカのイラクに対する動きと非常に似通ってるんですよ。チェイニー副大統領は“イケイケドンドン”でしたよね。ブッシュ・ジュニアはそうではなかったという状況がありますからね。
その辺迄、踏まえて読み解かないと分からなくなる。
そうですねぇ。
https://youtu.be/-1rCxyLE51U
12:10位~
タンカー攻撃 アメリカとイラン真っ向から対立 日本の海運会社が運航するタンカーなど2隻が中東ホルムズ海峡付近で攻撃された事件。イランの関与を主張しているアメリカは各国に同調を呼びかけ、イランへの圧力を強める方針です。これに対し、イランは関与を全面的に否定し、両国の緊張がさらに高まっています。
これ…アメリカは事件の証拠とする映像を公開するなどして、イランの関与があったという風に主張しています。その映像が、不発だった機雷を除去しようとしていたもので、これをもってイランだと断言できるかどうかも評価が分かれているところです。
その映像が残っているという事なんですが、その映像が白黒で、非常に不鮮明なのですね。ですから、あれをもってということは難しいのですが、アメリカの主要メディアであるニューヨークタイムズなどは、かなり詳細な分析をしておりましてね。
まぁ、それについては、その疑いが強いのだろうという様な、いう様なですよ、イメージが広がっていることは間違いないですね、欧米ではですね。
只ね、私ね思うんですよ。今回の件、特に日本での報道は事ほど左様にアメリカ発の情報が多いじゃないですか。それ以外の、アメリカと対立する例えばイランサイドの情報ってのは殆ど見えて来ないんだけども、ただ私が注目しているツイッターがありましてね。何かと言うと、ハメネイ師がですね。
イランの最高指導者の
まぁ、本人がやってるのかどうか分かりませんけど、ハメネイ師名義による英文のツイッターです。
#khamenei hashtag on Twitter
英文なのですね。
英文です。これがイラン発の一次情報だと私は考えているのですが、これに対してですね、アメリカに対する不信感は相当根強いなぁと。例えば安倍首相がイランに行って、色々と会談をしましたよね。
ハメネイ師も含めてね。その中で「アメリカはイランと誠実な対話を要望していると言っているけれども、我々はそれを信じないと。アメリカは誠実な交渉などやらない」とそういう様なツイートを出していますし。
それが証拠にBecauseとなぜならその証拠に、イランの石油化学業界に経済制裁を課しているじゃないかと。これが誠実な交渉をしようとしている国のやり口なのかと、かなり激しい批判をしてるんですね。
そして、これはハメネイ師の発言ではないんですが、これはイランの外務大臣の発言なんですけれども、
アメリカにはチームAとチームBというものがある。
チームAはトランプ大統領を含めたその周辺にあって、これはイランとの対話を望んでいるんだけれども、
チームB、これはボルトンとポンペオですね。このチームBはイランとの戦端を開こうと、虎視眈々と狙っていると。
この二重構造があるとしています。これは非常に説得力があると私は思います。
色々と情報がリークされていますけれども、チームBによる情報のリークも捨てきれないんですね。
だから、そういった点でいくと、いまのアメリカ政府は、イランに対峙するスタンスとして2つの勢力がせめぎ合っているのかなぁ…という感じがしてならないんですね。
面白いのは、トランプ氏を批判したりとかはやらないワケですよね。そのやり方って、トランプ氏とその周辺の強硬派を切り離すやり方って、北朝鮮がアメリカと交渉するときと似てるよなぁっていう。トランプ氏個人攻撃は絶対しないっていう。
只、トランプ氏もイランに対しては、戦争を望んでいないということは繰り返し繰り返し発言、発信をしているワケですよね。
トランプ氏のツイッターもチョッと抑制的ですよね。
だから、そういった点で言うと、やっぱり“イケイケドンドン”のグループと、そうじゃないブレーキを踏んでいるトランプ大統領という構図はあるのかなと。
思い出してみますとね、ブッシュ・ジュニア大統領時代のアメリカのイラクに対する動きと非常に似通ってるんですよ。チェイニー副大統領は“イケイケドンドン”でしたよね。ブッシュ・ジュニアはそうではなかったという状況がありますからね。
その辺迄、踏まえて読み解かないと分からなくなる。
そうですねぇ。
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