地図のない街

日々金欠に

あれから丸4年

2012年05月19日 15時07分55秒 | 日々のことなど
昨日(18日)で、禁煙丸4年となりました。
気づけばあっという間の、4年間。

二十歳をちょい過ぎたころから吸いはじめ。
気づけばヘビースモーカーに。
多いときは1日1箱半吸ってました。

吸い始めたころは、喫煙そのものが“大人”の証のような気がしてました。
それに、特別体に影響が出てきてはいなかったのです。

それでも、3~4年吸い続けてきたら、
だんだん、風邪をひきやすくなったり(必ずのど風邪)、
階段を一気に駆け上がれなくなったりと、
目に見えた影響が出てきました。

27,8歳の頃に一度「禁煙しようかなあ」という甘い気持ちが芽生えてきました。
ちょうど、気管支炎をおこし(通算二度目)「タバコやめないと」との思いもありました。
その時、治療にあたった内科医に相談したところ、
こんな本を紹介してもらいました『読む禁煙』←アマゾンへリンク
これを読んで、禁煙できるかもと思いましたが、踏ん切りがつかず、
紫煙の日々が続きました。

転機は30歳を迎える年のゴールデンウィーク。
離れて老人ホームで暮らす、祖父と祖母の顔を見に行きました。

土地勘のないところ、喫煙していい場所なのかどうか迷い。
新幹線のホームの喫煙所に至っては、煙が外に出ないように、
完全に囲ってある状態なので、煙が充満していて、
タバコを吸いながら、辟易しました。

ようやく、祖父と祖母に会ったら4,5年しないうちに、
あっという間に老けていて、驚くばかり。

伯父が急に亡くなって1年余り、
今度はタバコが原因で私が先に行ったら…祖父と祖母は…
と、考えてしまったのです。

それで、ゴールデンウィークが明けて、
1週間ほど悩み、「もう30歳だし、10年吸い続けたんだから、やめよう!」
と決意して、禁煙外来の予約を入れました。

そして、禁煙を開始したのが4年前の18日だったのです。

いま思えば、いいときに禁煙したなあとつくづく思います。
禁煙して、失ったものは少数のタバコ仲間くらい。
あとは、得たものがいっぱいで数え切れません。

禁煙成功に至ったのは、禁煙外来だけでなく、
周りの人々の温かい声援があったからこそだと思っています。

いまさらながら、感謝感謝です。