遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

金工22 琴高仙人銅花瓶

2020年06月16日 | 金工

先のブログで、琴高仙人の古伊万里大皿を紹介しました。

今回は、琴高仙人の銅花瓶です。

相当昔に入手した品です。小品にしては、かなり高価でした。

       幅 4.6㎝、高 11.0㎝

 

反対側。

 

仙人というより少年に見えますが、やはり琴高仙人でしょう(^.^)

 

反対側は、波濤のみ(何かいるようにも見えますが)。

 

象耳がついて、これは仏花器でしょうか。

仏花器なら、値はつかない(^^;

しかし、仏花器にこの図柄なら、ある意味、珍品かも、と気をとり直しました(^.^)

 

例によって、掌の上に転がしてみると、それなりに楽しめます。

 

底をパテで埋めたのは、水漏れを止めるため(^^;

昔のことではっきりとは覚えていませんが、花を入れた記憶がかすかにあります。

 

あらためて、野の花を入れてみました。

嫌われ者のドクダミですが、空中へ舞い立とうとする琴高仙人に手向けるには案外ふさわしいのかもしれませんね(^.^)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅生さんへ (Dr.K)
2020-06-16 16:32:01
前回は、琴高仙人の大皿でしたが、今回は、一転して、琴高仙人の小さな銅器ですね。
何に使ったんでしょうかね?
仏花器にしては小さ過ぎるような気もしますが、、、。
当面は、一輪挿しに使えそうですので、一輪挿しとして楽しめそうですね。
なかなかドクダミとの相性も良いようですね(^-^;
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Dr.Kさんへ (遅生)
2020-06-16 18:11:55
そうなんです、小さいんですよ、この花瓶。何用につくられたのか不明です。

まさか、マンションの小仏壇用仏花器ではないでしょう、そこそこの時代がありますから。

今はもう、ただ大きいだけお物よりも、気の利いた小さい物の方が価値がある時代ですから、この花瓶も出番がありそうです(^.^)
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遅生さんへ (酒田の人)
2020-06-16 23:05:09
このような品にも琴高仙人があるんですね、驚きました
小ぶりなサイズも珍しいですし、作りも丁寧で普通のお家にある品ではないような・・・
このサイズであることが大きな魅力になっているように感じます。
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酒田の人さんへ (遅生)
2020-06-17 06:00:12
小ささが取り柄の品もあるものですね。

この花瓶、用途は不明なのですが、形とおおきさが、発掘品の古瀬戸の仏花器にそっくりなんです(^^;)
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