先回に続いて、銀器です。
鶴の形をした菓子皿、5枚です。
やはり、数年ほど、棚にしまったままでした。
13.6㎝x8.7㎝、高 0.3㎝、重 37g(5枚、181g)
1㎜ほどの薄い銀板を型押し成型した物でしょう。5枚とも全く同じ形です。そのため、ぴったりと重なり、隙間がありません。
一番上の鶴皿は真っ黒。他の皿は周囲だけ黒くなっています。互いに隙間なく重なるため、間に入っていた皿の黒化は少ないのでしょう。
まず、一番黒い皿を磨いてみました。
まるで、別物になりました。
5枚とも、ベッピンさんの鶴に(^.^)
今回の品は、初めから銀器として入手しました。
それにしても、小さな刻印です。虫メガネが必要(^^;
せっかく銀の菓子皿が出て来たのですから、生かしてやらねば。
先回のギンギラ銀の茶托にのせる茶碗は・・・・銀の主張が強いので、取り合わせがなかなかむずかしい。
おーそうだ、いっそ透明にしてしまおう。
オープンしている菓子屋さんをさがしあて、季節のそら豆饅頭をゲット。
懐石盆の上にのせて・・・・・・・・さあ、どうぞ(^.^)
それでは、掘り出しではないんですね(^^;
案外、銀器は使い方が難しいですよね。
ギンギラギンの主張が強すぎて、、、。
でも、この取り合わせは成功ですね(^-^;
赤の懐石盆との組み合わせもいいですね(^-^;
お茶にお菓子、美味しくちょうだいいたしました(^-^;
柳の下を狙っても、ドジョウの代わりにせいぜいミミズ、下手すると毒蛇(^^;
銀器、光っていない方が使いやすいかも知れません。わざわざいぶし銀にするほどですから。西洋では、このギラギラがゴージャスでいいんですね。
美的感覚の違いは銀でわかりますね(^.^)
下戸ですから普段から菓子食べ過ぎ。
コロナでさらに拍車がかかって、これは何とかせねば。
そんな時、うつわ談義に花を咲かせれば、胃の中へ入る物をセーブできるはず ・・・・ コロナで相手がいませんでした(^_^)
組み合わせは難しそうですが、
鏡のように映すから綺麗なのだと思っています。
お菓子は和風洋風、水ようかん、ゼリーでも良さそうですが、
本当に合うお茶碗は難しそうですね。
でも、この茶たくはシンプルで好きです。
でも、素敵です。
銀が鏡のようなので、茶碗の色、模様が映ってしまい、落ち着きません。白無地の品ならましかと(^^;
お菓子はいろいろ行けると思います。鶴皿の地が艶消しになっていて、主張しすぎないためでしょうか。
乗せた和菓子が映えますね。
一段と美味しそうです。
私のガラクタの中では例外的に、こういう品は、女性に受けが良いです。
日本料理もそうですが、和菓子は、なぜか器と一体で賞味しますね。どういう組み合わせが良いのか、なかなか難しいです。
お見事な起承転結に( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
最初の写真で何と滑らかなデザインと感動。
それが磨かれてピカピカに。みにくいアヒルの子が白鳥に変身!
最後は買い求めた季節の和菓子と磨き抜かれた銀器。にくいですね~。
コロナ禍から、しばし距離を置く時間。大切ですねぇ。
応挙?若冲?芦雪?蕭白?
デザインとして、完成度が高いですね。
しかも表面の照りを抑えてあります。
そのため、色々なお菓子との相性がよいです。
茶托の方は、ギンギラギンに光ります。案外、合う茶碗は少ないです。
コロナであり余る時間を、こういうプチ贅沢に使うのは、まあよろしいのではないでしょうか(^.^)