遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

白磁大水盤に花の精を浮かべる

2023年01月28日 | 花道具

花道具類の一番奥にあった白磁の水盤です。

54.8㎝x32.2㎝、高 6.7㎝。重 5.45㎏。明治ー大正。

大きくて重い水盤です。

クリーム色がかった落ちついた色合いの白磁です。

水盤は他にもいくつかあるのですが、これが一番気品があるように思います。

裏側には、焼成時の針支え跡が14個。

かなり使われていたらしく、内側に虫食いのほつれがあります。

こんな巨大な花器をどう使いこなしてよいのか、私には見当がつきません。

ためしに、椿の花を浮かべてみました。

なんとなく惹かれます。

調子に乗ってもう少し。

おお、これはいけそう、とドンドン行ってしまいました(^^;

あふれる椿、あきれる読者(^^;

花の精たちが、

うったえる何か。

10日後、

花の命の尽き方は?

 

コメント (11)
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