先回に続いて、『大志んぱん どん字づくし』の2列目、4文字です。
【産】の字の横棒3本がありません。
読みは、「はらミ女の九月め」。
そのココロは、「三があると産(うま)るる」
【向】の口がない漢字。
読みは、「奉公人の口入や」
そのココロは、「向なく 口があらふ」
「向き不向きなく、奉公する先があるだろう」ということでしょうか。今一つ、わかりません。
これは難しい。自信がありませんが・・
【平】の半分の字。
読みは、「ハモの半平」だと思います。
「はもの」は、端物、刃物ともかけているのでしょう。
右の男が、「とんとこ とんとこ と」包丁で細かく切っています。ハモの骨切りを兼ねているのでしょう。
左の男(子供?)は、すり鉢、すりこぎで(魚の身を)すり身にしています。横に書かれている文字は、わかりません。ゴシゴシなどの擬音語だと思うのですが。
【十】の字です。
読みは、「点うちや千(せん)」
寺子屋で、帰ろうとしている子に、もう一人の子供が「それてんうちやせんと」と言っている場面でしょう。点うちとは、書きとめた文の大切な所に、圏点をうつことだと思います。今でいえば、赤線引き。
こんな具合で、わからない所だらけです。ブログ諸氏からのサポートお願いします。
次回の予定。4種です。