北大路魯山人の織部鉢です。
魯山人ゆかりの料亭、名古屋の八〇館で使用していた品です。
径17㎝、高6.9㎝、高台径5.3㎝。
縁には相当疵があり、私が銀繕いをしました(^^;)
高台内には、大きな星印。星ケ丘茶寮時代の作品と思われます。
高台の傷は、銀をまかず漆のままにしてみました。
飛んでいるのは2匹の鳥。
反対側には、草木らしきものが、さらりと描かれています。
織部釉は、桃山織部を彷彿とさせる焼き上がりです。
窯変効果を狙ったのでしょうか、辰砂のような釉薬を縁に施し、一部ハゼています。
お茶を入れてみました。
なかなか具合がよいです。
見方によっては、ウラメシそうなアンパンマン?(^.^;)