遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

魯山人織部鉢

2019年09月21日 | 古陶磁ー全般

北大路魯山人の織部鉢です。

魯山人ゆかりの料亭、名古屋の八〇館で使用していた品です。

径17㎝、高6.9㎝、高台径5.3㎝。

縁には相当疵があり、私が銀繕いをしました(^^;)

 

高台内には、大きな星印。星ケ丘茶寮時代の作品と思われます。

高台の傷は、銀をまかず漆のままにしてみました。

 

飛んでいるのは2匹の鳥。

反対側には、草木らしきものが、さらりと描かれています。

 

織部釉は、桃山織部を彷彿とさせる焼き上がりです。

 

窯変効果を狙ったのでしょうか、辰砂のような釉薬を縁に施し、一部ハゼています。

 

 

お茶を入れてみました。

なかなか具合がよいです。

 

見方によっては、ウラメシそうなアンパンマン?(^.^;)

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする