遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

ものぐさ有機農業。ケチ苗でメロン。

2019年09月14日 | ものぐさ有機農業

野菜で溢れんばかりだった冷蔵庫も、かなり空きが目立つようになってきました。

大きな野菜室の隅に、チョコンと座っています。すっかり忘れていました。メロンです。

 

 

6月末、タマネギの後に自然生えで大葉が大繁茂しました。それを全部伐採して、ウリを植えました。その時の写真が下です(定植後2週間後)。

https://blog.goo.ne.jp/chisei/e/231c9921401f354bfb5043c22451c264

もう時期が遅く、そこらじゅうの店をかけずりまわって、ウリの苗を求めました。その時、ある店に、売れ残りのメロン苗がありました。もう、伸び切ってヘロヘロの苗でしたが、400円のものが150円にディスカウント、つい3本買ってしまいました。

ケチって買ったメロン苗。枯れそうなヒョロ苗が、はたして育つのだろうか?

 

ところが、予想に反してできたのです。

大きなのがゴロゴロと6個。網目も一人前。

ちなみに、ウリも大豊作でした。


他の野菜に隠れていて、もう、1か月近く、冷蔵庫の中にありました。追熟は十二分のはず。

 

 

まずまずの色。

 

切ってみると、一個でも意外に多量。

 

さて、お味は?

うーーーん、

合格点ではありますが、何か物足りない。

そうです、風味がイマイチ。

考えられる原因は、やはり、ヒョロ苗と植え付け時期です。ウリの類は、路地では、植え付け時期にかかわらず、お盆の8月15日ごろにツルが枯れます。だから、それまでに十分に大きくなって熟している必要があります。収穫した後、追熟すれば、甘さと風味が増します。

メロン苗の場合、植え付ける時期がもう一週間早ければ、「おおー!」というメロンができていたでしょう。


苗をケチって、イマイチのメロン!

選挙妨害の礼金ケチって火炎瓶投げ込まれた、どこかの国の総理大臣よりはマシか(笑)

コメント (6)
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