「余事象を考える」と労力と時間が大幅に減る場合が数学ではあります。 要するに余事象の思考法は「省エネ」の典型です。
余事象? むかし聞いたことがアルがよう知らんな~ の人が圧倒的なハズ。高校1年で学習する数学Ⅰで付録のように教えられる 「集合と論理」の中で初お目見えする数学用語です。 大学入試にもホトンド登場しないし(十年に1問くらいカナ、数えたコトが無いけれど) 数学教師からも完全にナメラレタ分野です(私は極めて重要な所と思っているケドネ)
余事象: 事象Aに対してAが起こらない事象をAの余事象と言う
具体例です。 「問題:袋の中に赤球が3個、白球が3個入っています。3個を取り出すときに少なくとも一つが赤球でアル(事象)確率は?」
ってヤツ。聞いたことアル問題でしょう~ 正直に生きているアナタの回答の仕方。 赤球が少なくとも一個だから 1. 赤球が1個の確率 2. 赤球が2個の確率 3. 赤球が3個の確率 の「3パターンの確率を計算して全部を加えれば良い」と考えます。
アナタと違い人生を正面から体当たりで生きていない私。思考も正直ではありません。 「赤球が少なくとも1個 → 赤球が全く含まれない確率を求めて全体(確率が1)から引き算すれば良い」 と考えて計算します。計算も時間も大幅に少なくして省エネです。これは余事象の考え方が基本になっています。もちろん正攻法でも余事象の思考(を使った卑怯な?方法)でも答えは一致するよ。
物事を裏側から攻める余事象の考え方。私は人生でもタビタビ使用しています。
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