アインシュタインは20世紀の人類にとっての「知の金字塔」です。20世紀の初頭にカレが提案した「相対論」と「量子論」。2つは「相対論的物理学」と「量子力学」を牽引してきました。
そのアインシュタインについて「生活」の東・幹事長が原発にからんで触れていました。アインシュタインと原発のからみについて私は全く知りませんでした(無教養ぶりをマタさらけだした) アインシュタインは「原子力は人間の手におえなくなる」と言っているようです。要するに「原発はヤッテモ過渡的なエネルギー源」 ということ。
アインシュタインは原爆の理論的な支柱である E=MC^2(エネルギー=質量×(光速)×(光速)) を「相対論」から導いた科学者です。公式誘導は私でも相対論から導けるレベルでドウと言うことは無い ―でも、気が付かないからそういう計算をしようなんて元々思わないんだよネ―
E=MC^2は「原爆とは関係があっても原発とは無関係」と考える人が圧倒的ですネ。エネルギーを一瞬に放出するのが原爆。ジワジワとユックリ時間をかけて放出させるのが原発です。どちらも理論的支柱は E=MC^2 で根っこは同じですよ。でもコノ公式を「悪魔の方程式」と言う人もいます。しかしコノ公式は原爆の設計図になんて成っていないのだけど。
PS 「極微の現象が現実に影響を与える」という量子力学では常識的な「シュレディンガ-の猫」の思考実験があります
国の巨額な予算額に比較して私が納める税金はわずかな額です。「ミクロ(私の納税する少額の血税)がマクロ(国の予算という巨額のオカネ) に影響は与えない」という考え方は オチイリやすい誤りの部分と私は考えています。
物理学では「ミクロの現象がマクロに影響を与える」なんて良く知られた事実です。たとえば「シュレディンガーの猫」の思考実験(3分21秒の動画) を見ると計算抜きで理解しやすいかも(この動画は調子の悪いときは見るに耐えないけど、今は絶好調です」)