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犬や猫・ペットとの人間のかかわりの深さ!

2009年02月16日 17時19分24秒 | Weblog
ブログでも、ご自分の飼っているペットで人気を集めている方は多い。

私もよく 富士丸な日々を愛読しています!

文学の世界でも、名もなき猫で、一気に世に出た夏目漱石著「吾輩は猫である」は有名!

人類の歴史とともに、ペットの存在は大きい。

特に中国の古代より犬は、漢字を見れば一目瞭然!

人と犬のかかわりの深さは、むしろペット以上。


伏・王墓を守るために埋められた武人と犬をあらわした漢字

然・神へのいけにえとして、犬の肉を火で焼いてにおいを神に届けた

燃・然に火へんがついて、燃やすに

臭・犬の鼻のことで、犬は嗅覚が優れていることから。常用漢字になって、
  犬が大になって意味がわからなくなってきた

嗅・ここには、犬の字が残っている

戻・戸と犬で家の悪霊を祓うために犬をいけにえにした字。これも常用漢字で犬が  大になり意味がわからなくなった

器・同じく犬が大になった字

突・同じく犬が大になった字

獄・裁判の時2匹の犬が犠牲になった

祓・お祓いも古代中国では、犬が邪悪を祓ってくれるという意味からいけにえになった。

犬が全て犠牲になっているが、いかに人間を守るために犬が供えられたかがわかる。人間の分身であった。


(白川静さんに学ぶ漢字は楽しい)小山哲郎著から


現代では、いけにえはないけれど、生活においてペットの癒しの役割は、古代のように死後までもではないが、生きている間の人間に、寂しさを紛らわしてくれたり、しゃべってはくれないが話相手だったりして守ってくれている犬・猫その他ペットの存在は大きい。

ただかわいいだけで飼っていらなくなったら、捨てるような無責任な飼いかたをしたら、ペットはきっと恨んで「たたり」をもたらすような気が、古代中国の漢字が訴えているような気がする。