背中の爪痕

普段はなかなか使わない食器を使ったので、棚の上の方に仕舞おうと扉を開けたままにしていたら・・・。
私の背中を踏み台にして、コタロウがまんまと昇りやがりました。もー。
『どうせ独りでは降りられないんだから、早く降りてらっしゃい』と背中を差し出すんですけど、余程気に入ったのかなかなか降りて来ません。
やっと降りる気になって前足を踏み踏みし始めたので、私は椅子に乗ったまま背中を丸めました。
踏み出した気配があって、その後私の背中に乗った・・・と思った途端、若干失敗したらしく落ちまいとしてコタロウは爪を出してしまいました。
『ギャァー！！』というのは私の叫び声。
私の背中に見事な爪痕が残ったのであります。
痛かったよぉ～。