福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

勝ち鬨(かちどき)・・・冬は必ず春となる!

2018年03月15日 09時14分05秒 | 閑話休題
2018年3月15日木曜日、天候快晴。午前8時現在時外気温14℃湿度77%、東南東の風2m/s。

今週に入って気温も上昇し、うらうらとした毎日が続く。
窓外の風もゆるく、まさに春本番の様子だ。



昨年の8月以来、長かった非日常にやっとピリオドを打つことが出来た。
(ここがダメなら、パートを探そう)と心して、月曜日に再就職の面接に行った。
40分という長めの面談時間で、これまでの職務経歴についていろいろと問われた。
先様の必要な経験等の欄には、労務・人事管理の経験を有するもの、とあったが、
営業一筋だった私に、それらの経験はまったくなかった。
そのことを面接の担当者にはっきりとお伝えした。

意外なことに、先様はそのことにあまり触れなかった。
それよりも、長年の営業経験の中味について尋ねられた。

(ここがダメなら・・・)というように、背の荷物を下ろすような心持ちで、
いろんな質問に終始応えた。

不思議なことに先様からは、採用後のことについてかなり時間を割いて説明があった。
一緒に仕事をするメンバーは当方よりもずっと若者になります、とか
そういうメンバーとどのようなコミュニケーションをとられますか、とか
結構頻繁に宿泊の出張があります、とか
採用後をイメージするような内容の話が多かった。

私がこれまでに出会ったことがない面談の風景だった。
なんとなく、受け入れを前提とした風景に見えた。

採否は14日に決まります。
電話連絡がなかったときは不採用だということで、と説明があって当日の面接が終わった。

面接の一部始終を家内に話したとき、家内に笑みがこぼれた。
「お疲れ様でした」との言葉をかけてくれた。
「お父さんを必要としてくれるなら、必ず良い結果が出ますよ」と言った。
胸が熱くなった。

面接の日から一日置いた昨日の朝、先様より電話があった。
「採用が決まりましたので、ご連絡します」との言葉が、受話器から流れた。
思わず、電話の向こうに頭を下げていた。
4月1日付けの採用で2日から出勤ください、とのことだった。

孫の世話をしていた家内に、電話連絡の内容を告げたとき、
こみ上げるものと一緒になって、私の声はかすれていた。
私は思わず、家内と抱き合っていた。
「よかったね!長い間、よく頑張ったね」と言ってくれた。
家内の目も潤んでいた。

昨年の8月以来久しかった我が家に、勝ち鬨が上がった。
(冬は必ず春となる!)そうだ、春は必ずやってくるのだ!
しかし、長い冬であった。
採用決定の連絡を受けた後、体がスーッと軽くなるのを感じた。
前職を退職したときから背負っていた荷を、やっと下ろせたような気持ちだった。

はじめての業種で、社会的な貢献が果たせる仕事であるため
早速図書館へ行き、10冊ほど本を借りてきた。
これからはこれらの本を勉強して、勤務開始に備えたいと思う。

冬は必ず春となる・・・どんなに長く厳しい冬が続こうとも、春は必ずやって来るのだ!


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