福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

遠くで汽笛を聞きながら・・・

2018年03月17日 22時39分54秒 | 閑話休題
2018年3月17日土曜日、天候快晴。午後10時現在時外気温9℃湿度67%、南の風1m/s。

大分での単身赴任時代、
私は毎晩の食事を自炊していた。

赴任したばかりの頃、手軽な料理、鍋ばかりしていた。
10日間続けて。
1DKの間取りの部屋には、南と東に窓があった。
階は4階、東の角の部屋だった。
南の窓から、隣接する民家の屋根が真下に見えた。
遠くには、日豊本線が走っていた。

夜、窓を開けて鍋の食事をしていたとき、
遠くに日豊本線を走る列車の汽笛が聴こえた。
電気機関車の汽笛、ピーッという甲高い音を遥かに流しながら。
EF81かな・・・とか思いながら。



また、ピーッという汽笛が聴こえた。
そのとき、不覚にもこみ上げるものがあり、落涙してしまった。

春菊、豆腐、春雨、豚もも肉のスライス・・・おそらく、寄せ鍋かなんかをしていたのだろう。
大分名産のカボスを絞って、ちょいと酸っぱめのポン酢で
鍋を食べていたと思う。
お湯割りした(これも大分名産の)麦焼酎を飲んでいた。いいちこ、だったか。
いいんや、私の得意先であった蔵元(ぶんご銘醸)の酒、杜谷(もりや)だ。

お酒の話は置いといて、
良か歳をしたおいさんが、落涙した話です。
まさしく、歌の通り「遠くで汽笛を聞きながら」・・・落涙。

ですので、この歌を聞くとあの時の自分を思い出すのです。

あれからときも流れ、わたしも高齢者となりました。
早いもんですねえ。
しかしながら、音楽と言うものは(あの頃の自分に)瞬時に戻してくれるもんですね。

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