季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

テリブルツー

2015-11-19 21:33:00 | 講習 PrivateClass
はぐくむ手にて。

ひらり助産院での子ども連れ手仕事教室。
今日はたくさんの参加です。
1人目の子どもが小さな赤ちゃんの頃から参加して、その子が大きくなって来てお腹に二人目の赤ちゃんが居る人も。
はぐくむ手は一か月に一回の開催なので、こんなに変化が感じられる教室はないです。
一回一回子どもたちがみるみる成長してるのがわかる。

手縫いのワンピースを作る人。今日で完成しました。ちょっと大きめだから来年たくさん着れますね。
簡単なサルエルパンツを作る人。布を子どもの身体に当てて長さを決めて切って行きます。
子どものふんどしパンツ。持ってるのが少し大きくて、それを基準に型紙を作る。褌と布ナプの話しに花が咲く。
小さな抱き人形を作る人はもうすぐお産。次回は何か月か後になりそうだから完成するように下ごしらえして行きました。
なんとか完成して良かった。

子どもたちはもう1歳近くから3歳くらい。ちょうど自我が出てくる時期です。
お母さん達は大変。
英語でもterrible 2と言われるくらい取り扱いは困難を極める。

今日もおもちゃの取り合いやお菓子の取り合いなどでもめるもめる。怒ったり泣いたり。
それでも観てるとそれも良いなあと。
たくさんの兄弟みたいだなあと。
そうやっていろいろな人とぶつかって問題があって、いろいろな感情や理不尽な経験を積むことは大事だなあと。

譲ったり我慢したり自分の意見を通したり、感情や所有欲が芽生え始めると同時にそれを使って鍛えている。
どんどんやれ~!って思う。

私が子育てしていろいろ観て思っているのは自我は低次の自我から育つんじゃないかと言う事。
自我って言ってもいろんな段階があると思う。
一番高いのが神様に近いものだと思う。
その自我の下の方からまず発達すると。だから2歳児はセルフィッシュ。じこちゅー。
全部仕切らないと気が済まない。
そのエネルギーがものすごい。

そして自我はやっぱり下が広くて大きいほど上に積めると思うので、ここでしっかりとわがまま言ってじこちゅーを発揮することは良い事だし大切な事だと。
それでも一方で親は全部子どもの言うとおりにしなくて良いと思う。親が物事の善悪の基準をしっかりと持っていることがここでの自我の成長を決めるんじゃないかと。
理論の通じない相手だからこそ親は毅然とした態度を取ることが望ましい。それは怒るってのと違う。うまく言うのは難しいけど。どれだけその事をしっかりと芯から正しいと思ってその子の前で存在することが出来るか。
そう、何が大変かって親の自我の強さが測られるから大変なんだと思う。
いい加減は通用しないから。
そうやって親は鍛えられるなあとつくづく思います。私も思い起こせば、あきらめたりがんばったり、そしてあきらめたりあきらめたり…。あきらめも肝心だな(笑)

そんなこんなを観ながら、子どもたちと遊びながら、私は子どもとお母さんがぐんぐんと成長しているのを観れて幸せだなあと思う。
そう、子どもたちも可愛いと思うけどお母さん達も私には可愛い。
毎回楽しみな講習です。
また来月!お楽しみに!



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