自閉ですが、何か!?

自閉症のチビラと摂食障害のかぁちゃとの赤裸々な日々

障害と向き合う上で向き合いたくないもの

2014-06-28 11:05:33 | 雑記つれづれ
先日
障害のある小学四年生の男児を殺め、母親自らも首を吊って心中を図った…という事件があった

報道されている情報はそれだけなので
ネット上で立ち上がったトピは、様々な憶測のコメントで溢れていた


大半は将来を悲観したものだろう…という、母親に同情的なものだったが

やはり
『障害者なんて、税金食い潰してるだけで価値がない』とか
『母親のしたことは正しい』とか
『障害者は社会のお荷物』『特に男の子は将来、性的犯罪に走る』『産む前の検査を徹底して堕ろすべき』『障害者は隔離しろ』『迷惑』
…といったコメントも多数見られた


『障害者に対して偏見はない』という意見は『偽善者』呼ばわりまでされ
あぁ、日本って、そうだよな…と
わざわざ読んでしまったことを後悔した



アタシだって、チビラの将来に不安がないわけではない

ただ、性的犯罪ひとつとったって
加害者に健常者の割合の方が多いのは明らかだろう



『統制を乱す』『人と違う』ということに
なぜこんなにも脅威にも似た意識を持ってしまうのだろう

同じならば安心
異なるものは悪

障害のある人々にとって、どれだけ補償や法の整備がされたところで
全体の意識が変わらなければ、生きづらさは変わらない


…と、そんなふうに考えるのも
アタシがチビラの親だからに他ならないんだよね

だからってあまり、それに関して『社会全体の意識改革を!!』みたいに声をあげて糾弾する気にはなれないんだけど


それにしても、ちょっと酷すぎやしないかな…と


こういった関連トピは、もう一生開くことはしないと誓った次第

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