真壁のひなまつり。

茨城県桜川市真壁町のひな祭り。




江戸時代から戦前にかけての住宅や蔵などが残り
国の重要伝統的建造物群保存地区へと選定されたそうだ。





「関東地方における古い町並みの特色を備える真壁の町は
当地における在郷町の在り方を今に伝えるものとして
寒い中、真壁に来てくれる人をもてなせないか」という一言から
「街中にお雛様を飾ろう」という発想になり

そんな町おこし的な事業も今年で13回目。


去年 とある番組で放映されて 行ってみたいと思っていた。
だけど すっかり忘れていたんだ。

そうしたら
いつものように 前日に「明日は暖かいらしいから真壁に行くか」と
旦那が行ってきた。


ん～・・・行ってみたいけど 明日は 布団を干したり 大物の洗濯をしたり
家事をやりたいと思っていたんだよなぁ。

２週続けて土曜出勤で 日曜日に天気が悪いと 家事が溜まっちゃうんだよぅ(TOT)


しかし 旦那は 行きたいと思ったら 行かなくちゃ気が済まないヤツなので
家事が滞っても 文句は言われないから
仕方なく（？）黙ったついて行くこととなったのだ。
（微妙にテンション低めで参戦）





商家も普通の家も 雛様を飾り 見に来たお客様に 温かいお茶や甘酒を振る舞って おもてなししてくれます。





人も多いので おもてなしは 受けてこなかったですが。





あたしは ずっと 団地住まいだったので 自分の雛様を持っておらず
ひな祭りという行事を 家族でやった記憶もないなぁ。

もちろん 我が家には 雛様はありませんし。





なので あまり 雛様に対しての思い入れはないのですが
昔の雛様は どこか優しげなお顔をしてるように思いますな。






こちらは 今どきの雛様になるのでしょうか？
色使いが今風っぽいね。

どちらかというと こ～ゆ～感じの雛様のほうが 好みですが
少しばかり 重みがかけるというか 少しばかり ちゃちく感じちゃうかな。






真壁石の産地として有名なところでもあるので
石で作った雛様も たくさんありました。

こちらは 真壁町のゆるキャラ　「いしおさん」。

石の妖精なんだってよ。
妖精？おばけの間違いじゃなくて？
ゆるすぎるにもほどがある（笑）

脱力感のハンパ無さったら。。。


人気者で なかなか写真が撮れなくて・・・
何でもいいから 真っ正面から撮っておけば良かったな。





２階のに並べられた雛様。
下で動く人間達を どんな風に思って眺めているのだろう。




とにかく 町中が 雛様だらけ。

普段は 普通の本屋さんが 店頭に雛様並べたり





文房具屋さんが 商品と一緒に 雛様を並べてたり


ずっと 大事にされてきたんだろうな。





それにしても 劣化せず ホントにきれいに保管されてるよなぁ。
100年前というけれど きれいなお顔をしてるもんね。



古い雛様ばかりでなく
趣向を凝らしたものも多かった。



これ 全部 作ったのかなぁ？

何をしてるのか？と思ったら 祭りを楽しんでるんだわ。





後ろ姿しか 撮れず。。。

それにしても この数 すごいよねぇ。





ネズミの花嫁さんがいたり





ネコが お出迎えしてくれたり


とにかくホントに町中 雛様だらけ。
夜は怖いかも。

ほらっ。なんとなく視線を感じたり？
気がつくと 後ろに 雛様が立っていたり？
夜道の一人歩きは気をつけましょう（笑）

なんでも 夜中に 雛様が歩いてるんだって（うそです）





ほぼ町の中心部に 昔の郵便局がありました（今は商工会館かな？）
ウチのほうも田舎なので 何年か前は こんな感じの郵便局だったなぁ。





中が見学できるようになっており
こんな風に見下ろす感じは なんとも懐かしく






でも 古きを残すって
手を加えてるところはきれいだけど
手を加えないと ただ単に古いだけのものになってしまう。

新築の家も 町の外観にそぐわないものは建ててはいけないのだそうだ。

古いものが良いとは限らないだろうし
新しいから良いとも限らない。


古いものを 保存していくのって なんだか難しいね。



人も なんだかあふれてきたので
早々と退散してきました。


何年かしたらまた行ってみたいな。
その時は また 見る目線が違ってるかもしれないからね。