おつまみ。 2005年06月10日 | 料理&お弁当 そらまめ。塩茹でにしました。今から至福の時…いただきまーす\(^O^)/ 今日は雨。晴れてたらビールはもっとおいしかったのに・・・残念 そらまめあんもまた美味しい。それにはちょっと量が少なかったな。おまんじゅうも食べたい 私はビールのおつまみは甘いものでもいけるのだ
かめ婆。 2005年06月10日 | 家族のこと 店には昔、古い物置があった。今は取り壊してきれいな義母の庭になっている。 その物置は、旦那が子供の頃、言うことをきかないとそこに入れられた。ちなみに私が子供の頃は押入れに入れられた。 店の物置は薄暗く、裸電球がひとつついている。茶の間からその物置が見え、裸電球をつけると曇りガラスが光り薄気味悪かった。 次女は3才くらいから、言うことをきかない困った子だった。(私がそうしてしまったのかもしれないけど・・・)どっちに似たのかと喧嘩になるくらい。 旦那のお姉さんが遊びに来たとき、「家は『かめ婆』で子供を怖がらせるよ」と教えてくれた。 『かめ婆』とは、能の舞などに出てくる鬼のお面のこと。 教育テレビでやっていたのを娘に見せて、「あれは『かめ婆』といってね、言うことをきかない悪い子を連れていっちゃうのよ。」と教えた。手ごたえあり!すかさず、「実はあそこに住んでるんだ。」と、物置を指さした。娘は私に飛びついた。 それからというもの、何かあるごとに『かめ婆』を連発。その度に娘は旦那や義母、私に飛びついて怖がった。「ゴトッ」と音がするだけで震えた。ちょっとやりすぎ?と思ったが、 「かめ婆」と言うだけで言うことをきいてくれた。 幼稚園に入園してからも『かめ婆』を信じていた娘が朝なかなか支度をしないので、しびれを切らした私は、写真のお面をかぶり(鬼のお面とはだいぶ違うけど)外に出て窓をトントンとたたいた。 物音を聞いた娘は固まった。そーっと窓に近づきカーテンをめくって悲鳴をあげた。 「おかあさーん(泣)」 この後娘はしばらくおとなしかった。 幼稚園で「子育ての知恵」を募集した時、私は何もなかったので『かめ婆』のことを書いて提出した。採用されてしまい冊子に載ってしまって恥ずかしかった。娘は『かめ婆』をこの目で見たと友達を連れて来ては物置を自慢げに見せていた。男の子も女の子も真剣に物置を覗いていたのが可愛かった。 現在、娘は小学5年生。『かめ婆』を使うことは当然ない。まだ、覚えているのかな? このお面は大切にしまっておいて、娘の嫁入り道具に入れてやろうと思う。きっと娘の子だから、同じような子ができるに違いない。(苦笑)