なんか演歌の曲名みたい・・・。
店先でよくお客さんが立ち話をする。
刺身を注文している間話に華が咲く。私は聞き耳を立てているわけではない。小さい店なのでレジに立っていると自然と耳に入ってくるのだ。
先日も・・・60代半ばか70代かというお客さんが偶然店でばったり。
Sさん 「あら、久しぶり!」
Iさん 「まあ!お元気でしたか?なかなか会えないですね。」
Sさん 「お互い忙しいですもの。」
Iさん 「ほんと・・・」
二人の会話は弾んだ。どうやら嫁にきて苦労した昔話をしているらしい。
刺身はとっくにできていたが、私はそれをそっと冷蔵庫にしまった。
Sさん 「あの頃はねえ・・・」
Iさん 「苦労がたえませんでしたよね。」
Sさん 「実家にお客に行って、また家に帰る時には涙が出たもんです。」
Iさん 「私も!あの橋を渡る時には涙を流したもんですよ。」
Sさん 「あの橋は『なみだ橋』ですよ。」
Iさん 「まったくです。『なみだ橋』ですねぇ・・・」
Sさん 「・・・・(しんみり)」
Iさん 「・・・・(またまたしんみり)」
SさんとIさんは店の裏手を流れる川にかかっている橋を渡ってお嫁にきたのだ。
(そうか~、あの橋にはそんな名前もあったのか・・・)
私も実家からここまで来るのにひとつ橋を渡る。この地域は川に挟まれているのだ。
(そういえば私もお嫁に来た当時、橋を渡るたびにため息がでたなぁ。じゃあこっちの橋は『ためいき橋』か・・・。)
レジをうちながらしんみりした私でした・・・。
ちなみに今はここの主のよう・・・慣れとは恐ろしい。
店先でよくお客さんが立ち話をする。
刺身を注文している間話に華が咲く。私は聞き耳を立てているわけではない。小さい店なのでレジに立っていると自然と耳に入ってくるのだ。
先日も・・・60代半ばか70代かというお客さんが偶然店でばったり。
Sさん 「あら、久しぶり!」
Iさん 「まあ!お元気でしたか?なかなか会えないですね。」
Sさん 「お互い忙しいですもの。」
Iさん 「ほんと・・・」
二人の会話は弾んだ。どうやら嫁にきて苦労した昔話をしているらしい。
刺身はとっくにできていたが、私はそれをそっと冷蔵庫にしまった。
Sさん 「あの頃はねえ・・・」
Iさん 「苦労がたえませんでしたよね。」
Sさん 「実家にお客に行って、また家に帰る時には涙が出たもんです。」
Iさん 「私も!あの橋を渡る時には涙を流したもんですよ。」
Sさん 「あの橋は『なみだ橋』ですよ。」
Iさん 「まったくです。『なみだ橋』ですねぇ・・・」
Sさん 「・・・・(しんみり)」
Iさん 「・・・・(またまたしんみり)」
SさんとIさんは店の裏手を流れる川にかかっている橋を渡ってお嫁にきたのだ。
(そうか~、あの橋にはそんな名前もあったのか・・・)
私も実家からここまで来るのにひとつ橋を渡る。この地域は川に挟まれているのだ。
(そういえば私もお嫁に来た当時、橋を渡るたびにため息がでたなぁ。じゃあこっちの橋は『ためいき橋』か・・・。)
レジをうちながらしんみりした私でした・・・。
ちなみに今はここの主のよう・・・慣れとは恐ろしい。