ちゃんと伝えましょう！

市民活動センターの話。

消防の指導により
会議室の壁面上部のガラスを一部分だけ外してあります。
外した部分に、簡易なパネルをはめ込んであります。

少し前の話ですが、
よく利用してくださる親しい団体さんから、
　「あそこ、早く直さなきゃ～」
と冗談交じりに言ってくださいました。

気心の知れた方ですので、
そうやって言葉に出して、言ってくれたわけです。

そういう会話をするほどまで
親密な仲に至っていない方でしたら、
「直さないのね」とか、「ケチね」とか、「雑ね」という
悪い印象だけが残るのでしょうね。
　（何も思わない方もいらっしゃるでしょうが）

そうです。
「消防の指導に従うこと」だけで、
業務は完了していないのです。
　（この感覚を持つことが重要だと思っています）

簡易パネルであることを伝えていないこと。
「雑ね」と思っても、口には出していないこと。

お互いが相手に対して、
「解ってくれているだろう」
という小さな憶測。
もしくは、
「相手はどう思うだろう」とも思わない想像力の欠如から、
コミュニケーションが生まれず、
小さな誤解だけが生まれるのです。

誤解って、
残念ながら「育つ」のですよ。
小さいままではなく、あるきっかけから大きく育ちます。
ん…。ツライことです。

「なぜ、そうなっているか」を伝えること。
「なぜ、そう思うか」を伝えること。
小さいことを怠ると、さぼった分だけツケが廻ってきます。
もったいない…。

だから、小さいことでもやる！
誰ひとりとして 気付かなくても積み重ねる！
いつか、
どこかの誰かが
必ず微笑んでくれるから！

あのＣＭでも言っているでしょ。
「小さい仕事ができないヤツに、
　大きな仕事は頼まないものだゼ！」
と。

そんな言葉に、なぜだがグッと来る。
あのＣＭって、皆さん グッと来ない？